冬の洗濯は室内干しがおすすめ|太陽に当てたいときにはどうする?

冬の洗濯は室内干しがおすすめ|太陽に当てたいときにはどうする?

冬に効率的に洗濯ができる方法を考えてみましょう。冬の洗濯は基本的に室内で行えるようにしておくと、寒さに凍えながら干すこともなく、洗濯物もよく乾きます。まずはこの記事のポイントを以下にまとめました。

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POINT この記事のポイント

・冬の室内干しはメリット多数でおすすめ
・室内干しするためには物干しラックを使用するなどいくつかのパターンがある
・室内干しでも太陽に当てたい場合はサンルーム設置などの方法がある

冬の洗濯が楽しくなるポイント

冬の洗濯が楽しくなるポイントは、洗濯が好きか嫌いかという点は別にしておいて、下記の2点さえクリアしていれば楽しくこなせるのではないでしょうか。

・寒くない
・乾きやすい


それだけ?と思うかもしれませんが、冬の洗濯が嫌になるのは寒くて洗濯物が乾きにくいからではありませんか?特に雪が降るほど寒い日には、洗濯物を干すために外に出るのはつらいです。

冬に洗濯物を外に干すと寒いので室内干しにする

冬に室内干しをするメリット

冬は寒くない環境で洗濯をしましょう。そのためには、外干しはせず室内干しにすることです。室内干しには上記のメリットがあります。

冬の室内干しのパターン

冬の室内干しのパターン

室内干しをするには、上記の4つの方法があります。家の中がスッキリとして、なおかつどんな洗濯物でも干せるようにするためには浴室換気乾燥機の設置が最もおすすめです。

関連記事:冬に洗濯物が乾かない!洗濯物を早く乾かす3つのコツとおすすめリフォーム

冬に洗濯物を室内干ししても太陽に当てる方法

洗濯物を外に干すのは寒いけれど太陽に当てて乾かしたいという方もいらっしゃいますよね。室内干しが好きではなく、真冬でも外に干す派の方も結構いらっしゃいます。

浴室換気乾燥機を利用して浴室に干す以外は、室内にごちゃごちゃと洗濯物が吊るされている部屋干しは、確かに見た目にもスッキリしませんし生活感が出てしまいますね。室内干しでもスッキリとさせ、なおかつ太陽に当てる方法は下記の3つがあります。

1. サンルームの設置

サンルーム「サニージュ」|LIXIL
出典:サンルーム「サニージュ」|LIXIL

洗濯物を室内干しにして、かつ太陽にも当てるにはサンルームの設置という方法があります。サンルームは、太陽光を取り入れるために天井部分と壁部分がガラスでできた空間のことを言います。サンルームは居住空間より張り出しているので、そこを室内干し用にすれば居住空間はすっきりとします。

サンルームの設置には約50万円ほどの費用がかかります。設置スペースと費用もかかりますが、サンルームは洗濯物を干す以外にも活用方法がありますよ。

ホームパーティスペースとして
・日当たりの良い場所でのリラックススペースとして
・お子様やペットのプレイスペースとして

​​​​​​​サンルームは建築基準法では「増築」扱いになるので固定資産税が上がりますが、広いスペースは不要なので一部屋を増やすより設置費用が安く収まります。

監修者コメント
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増築は建築確認申請が必要な場合も

サンルームはお庭のようなお部屋のような、雨風をしのぎながらも日当りの良い、便利で快適な空間ですね。このように屋根や壁で囲まれた空間は「建築物」として、建築基準法の制限を受けることになります。増築の際には面積に注意が必要で、敷地に応じて定められた面積を超えて建築することはできません。建築確認申請が必要な場合もありますので、ご検討の際には、早めに信頼できるプロに相談できるといいですね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

2. 屋根裏部屋に洗濯物を干す

屋根裏部屋屋根裏部屋(※画像はイメージです)

屋根裏部屋に窓を設ければ日当たりが良く、濯物物を干すスペースとして有効活用できますよ。洗濯物を干すだけなら広いスペースは不要ですので、屋根裏の拡張で済みます。屋根裏の拡張には下記のような施工内容が必要になります。費用目安もご参考になさってください。

リフォーム内容 費用目安
屋根裏の拡張 10万円~15万円
窓の設置 4万円~
換気扇の設置 3万円~
調湿建材施工 3万円~6万円


屋根裏を洗濯物を干すスペースとして活用する場合は、湿度対策は最重要事項です。調湿材を使用したり、屋根裏専用の除湿器を用意しましょう。

3. 吹き抜けの2階部分を室内干しスペースとして活用する

吹き抜け吹き抜け(※画像はイメージです)

ご自宅に吹き抜けがある場合、2階部分の廊下などを室内干しスペースとして有効活用してみてはいかがでしょうか。吹き抜けには窓を設置して採光をする場合が多いので、太陽が当たり洗濯物を乾かすことができます。

吹き抜け部分にシーリングファンがある場合は、空気が循環しますのでより洗濯物が乾きやすいですよ。湿度が上がるので、念のために除湿機を使ってカビ対策をしておきましょう。2階の廊下部分を上手に活用すれば、1階に来客があった場合でも下から見えることはありません。

監修者コメント
監修者画像

冬場の室内干しは「暖かさ」が決め手

冬場は空気が乾燥しているため、洗濯物もすぐに乾きそうなものですが…なかなか乾かなくてお困りの方も多いのではないでしょうか。乾燥している冬場になかなか洗濯物が乾かないのは、気温が低いためです。気温が低いと空気中に放出できる水分も少なくなるため、乾きが悪くなるのです。冬場の室内干しには暖かくするのが有効なので、最上階の日当りの良い部屋や、浴室の乾燥暖房機を利用するのもいいですね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

冬の洗濯物を室内干しでも太陽に当てる方法まとめ

冬の洗濯物は寒さ対策や乾きやすくするためにも室内干しするのがおすすめですが、やはり「洗濯物は太陽に当てたい!」という方も少なからずいらっしゃいます。太陽が当たる室内スペースは限られていますので、予算に余裕がある場合はサンルームの設置が最も日当たりが良くなります。

サンルームを作る予算までかけたくない場合は、屋根裏を拡張したり既存の吹き抜けがある2階の廊下などを有効活用してみましょう。リビングなどに干すよりも邪魔にならずに、太陽にも当てることができますよ。

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

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【所属】

noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
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家仲間コム編集部

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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