【2023最新】リビング増築の費用はどれぐらいかかる｜気になる費用やリフォーム方法を公開

リビングの増築リフォームは、子供の成長に合わせてリビングを広くしたい方や友人や親族が集まりやすい広々としたリビングをご希望の方に特におすすめです。ご自宅の空間を上手に利用して人が集うリビングを増築してみませんか。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

POINT この記事のポイント

居心地の良いリビングにするためには？

「リビングで家族が過ごすことが少ない」と感じている方は、もしかするとリビングでの居心地が良くないのかもしれません。リビングは家の中心であり家族が集う空間でもあります。リビングの居心地が良ければ自然と人が集まってきます。

人が集まる空間は狭いと窮屈になり居心地が悪く感じられます。そこでおすすめなのはリビングの増築リフォームです。増設リフォームは住宅の空間を有効活用して住宅内を広くすることができるので、広さが欲しいリビングに最適のリフォームです。

増築リフォームと間取り変更リフォームの違い

リビングを広くしたい場合は、一般的に「増築リフォーム」と「間取り変更リフォーム」が考えられます。増築とは「床面積を増やす建築工事」のことを言い、例えば、庭の一部にリビングを拡げたり、吹き抜けだった部分に一部屋を造ったりする工事のことを指します。もともと床がない部分に床を新設する点がポイントです。

一方、「間取り変更リフォーム」はリビングに隣接する部屋をつぶして広いリビングにするような工事を指します。もともとある部屋をリビングに変更するだけなので床面積は変わりません。

今回は、間取り変更リフォームではなく、床面積を増やす増築リフォームでリビングを広い空間へと変身させていきます。

リビング増築リフォームの費用

リビング増築リフォームを検討する際に気になるのはリフォーム費用ですよね。リビング増築リフォームの費用は一般的に約10万円／㎡です。リビングを二畳増築した場合は約33万円かかる計算になります。

内装材にグレードの高いものを採用したり、床暖房を設置した場合は費用も上がります。

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リフォームで水廻り設備を新設すると費用が高くなりますが、リビングには水廻りは不要ですのでその分施工費用も安く抑えることができます。

リビング増築リフォームの施工費用を安く抑えるコツは、複数の業者に見積もり依頼をすることです。業者によっては内装材を安く取り扱っているところもあり、お得に内装工事を行ってもらえる場合もあります。

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※1．見積内容によって異なるケースがあります。
※2．業者様と直接ご連絡いただく際にはお名前・ご住所などの情報が必要となります。

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リビングの増築リフォームパターン

ひとくちに増築といってもご家庭によりリビングの増築リフォームパターンが異なりますので、多くみられる2つの事例をご紹介します。

1. 庭の一部をリビングに増築リフォーム

庭に余裕がある場合やあまり庭を活用していない場合は、庭の一部をリビングとして増設リフォームしてみてはいかがでしょうか。日当たりが良く明るいリビングになります。庭の一部にリビングを増築する場合の施工手順は以下の通りです。

1. 地面に型枠を組みコンクリートの基礎を造ります
2. 柱を立て、外壁部分と屋根を造ります
3. 既存の壁を撤去し、新設部分と既存室内を繋げます
4. 内装工事を行って完成です

一階部分への増築リフォームは基礎工事が必要で、一般的に基礎工事には約30万円／坪かかります。

2. 二階の吹き抜け部分にリビングを増築

一階から二階への吹き抜けは開放的で気持ちの良い空間ですが、床を造って二階リビングとして使うというアイデアもあります。施工手順は庭へのリビング増築リフォームとほぼ同じですが、二階に増設する場合は耐震性を高めるために一階部分の補強工事が必要です。

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3. サンルームを設置する

観葉植物を育てているご家庭や、ランドリールームが増設したいご家庭におすすめなのが、サンルームの増築です。

サンルームを増築する場合にかかる費用は、およそ40万〜110万円です。ただし、設置する地面に障害物がある場合や作業内容によっては、3万〜10万円ほどの費用が別途発生します。また、取り付け場所への搬入が困難な場合や、庭の傾斜がきつい場合も、追加費用がかかることがあります。

リビング増築リフォームの際の注意点

ここまで、リビング増築リフォームの費用やリビングの増築リフォームパターンについて見てきました。それでは、実際にリビングの増築リフォームをするときは、どのような点に注目すれば良いのでしょうか。ここからは、リビング増築リフォームの際の注意点を紹介します。

1. 役所への確認申請が必要になることも

リビングに限った話ではありませんが、住宅を増改築する際は、増築する床面積が10平米を超える場合に限り、役所への申請が必要になります。確認申請にかかる費用目安は地域によって差がありますが、東京都の場合は3.1万円～6.1万円で住宅面積が広くなると確認申請費用も上がります。

申請手続き関係は専門用語も多く複雑なため、専門の業者に相談してアドバイスをもらうと安心です。

2. 天井が低くなる可能性がある

雨仕舞の関係で、広縁側の天井が低くなってしまうことも考えられます。特に、日本の木造住宅は、雨仕舞のために屋根に勾配をつけるケースが多いため、増築部分の天井が低くなることが珍しくありません。リフォーム後に後悔しないためにも、家の外側の設計にも目を向けましょう。

3. 通し柱などの存在を確認する

家の構造上、なくてはならない柱も存在します。それが、「通し柱」です。通し柱は、基本的に撤去することができないため、通し柱のある場所に増改築をしたい場合は、希望通りに工事ができない可能性があります。そのため、リフォーム前に業者に家のどこに通し柱があるかをチェックしてもらいましょう。

4. 建築基準法を確認する

建築物を新たに建てるときや、大規模な改修を行うときは、指定確認検査機関や自治体に建築確認申請を行い、建築確認済証の交付を受ける必要があります。正しい手続きを踏まずに、増改築を行った場合は規約違反に該当するため注意してください。

5. 仮住まいが必要となることも

リビングの増改築は、建て替えほど大掛かりな工事ではなく、水回り設備はそのまま使用できることから、住みながら工事を行えるケースが多いものです。しかし、間取りを変更するような大規模な工事の場合は、仮住まいが必要となることも考えられます。仮住まいは工事業者が用意してくれるパターンもあれば、自分で用意しなければならないパターンもあります。

家仲間コムの登録業者による増改築工事事例

ここからは、ご参考までに家仲間コムの登録業者による増改築工事事例 をいくつか紹介します。ぜひ、ご自宅の増改築工事を検討する際の参考にしてください。

増改築工事

施工前

「庭を潰して平屋を1部屋増築したい。」とのご要望でした。建物掃き出し窓を取り払い、平屋を増築しました。また、増築屋根部には、有効活用として新規にバルコニーを設置しました。施工は約1カ月で完了し、仕上がりにも大変満足いただいた事例です。

場所 神奈川県 横浜市泉区
建物のタイプ 木造２階
築年数 40年
施工箇所 増改築工事
施工期間 約1カ月
施工業者 ： 株式会社　ファーストコンストラクション

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古くなった長屋を中庭付きのお家にリフォーム

施工前

「自宅が築年数がたっており古いため、増築・改築してほしい。」とのご依頼でした。浴室がなかったためＵＢを増築しました。また、使用頻度の少ないトイレを減築して、中庭に取り込みました。中庭にはシンボルツリーを植え、住み心地にこだわった住まいに仕上げました。

場所 大阪府 門真市
建物のタイプ 長屋
施工箇所 全面
価格 1360万円
施工期間 1ヵ月
施工業者 ：  カプライリフォーム

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施工前

「自宅にサンルームを作りたい。」とのご依頼でした。縁側を解体し、サンルームを作成しました。骨組みは檜材、屋根はポリカーボネートを採用しました。

場所 東京都 足立区
施工箇所 サンルーム
価格 ５０万円
施工期間 ４日
施工業者 ：合同会社レア 

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