床暖房リフォームの流れと施工例を調べてみました

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足元からじんわり暖めてくれる床暖房は、冷え性の方に最適で、空気も汚さず、部屋も広く使えてとてもオススメの暖房器具です。種類や設置方法など様々なので、一体どんな風に導入するの?と思う方も多いと思います。そこで今回は、床暖房リフォームの流れと実際の施工例を調べてみました。

戸建て住宅の床暖房リフォームの流れ

床を張替えるには、「フローリングを張り替える方法」「既存の床の上から新しいフローリングを貼る方法」の2つの方法があります。 どちらも、床暖房対応のものであれば、フローリング、タイル、カーペット、畳などの床材を選ぶことが出来ます。

フローリングを張り替える方法
フローリングを同じ位置に張るため、段差がつく心配がありません。施工期間は3~4日程度です。既存フローリングの撤去処分、新規フローリング貼り替えの費用がかかります。

既存の床の上から新しいフローリングを貼る方法
張り替える方法と比べて床を剥がす手間がかからないため、比較的、安価に施工でき、施工期間も1~2日で完成です。
現在の床よりも約3cm程度高くなりますが、スロープを使うなど段差を意識させない工夫で解消されます。

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【施工の流れ】(既存の床の上から張る方法、ガス床暖房の場合)
①既存の床の補強
床暖房の熱によって既存の床が床鳴りしないよう、下地補強用のビス打ちをします。
②床下に温水を通すチューブを配管
床下に断熱チューブを配管し、ガス熱源機から断熱ペアチューブを配管します。
③温水パネルを敷き詰める
既存の床の上から床暖房パネルを設置します。
④温水チューブと温水パネルをつなぐ
床下に配管した断熱ペアチューブと温水パネルを接続します。

⑤ダミーパネルを敷く
床暖房は床面積の50~70%にしか敷かないため、温水パネルの周辺に同じ厚さのダミーパネルを敷き詰めて、床の高さを揃えます。
⑥床材を敷き詰める
温水パネルの上に床暖房対応の床材を敷き詰めます。
⑦リモコンの取り付け
床暖房リモコンの配線と取り付けを行います。
⑧水漏れのチェック
温水チューブや温水パネルから、水が漏れていないかの検査をします。
⑨配管接続
床暖房の熱源機を設置して温水配管を接続し、圧力テストと試運転をして設置完了。

マンションの床暖房リフォームの流れ

マンションの床暖房リフォームは、基本的に、既存の床の上からフローリングを貼る方法になります。 戸建住宅と違い、フローリング下に空間がないためです。
また、給湯器のスペース等も限られている場合が多いので、給湯器は床暖房対応のものに入替えることもあります。(ただし、温水暖房付給湯器は使用可能) 
段差が生じてしまうため、スロープを使うなどの工夫が必要になります。

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床暖房の設置面積は?

床暖房の設置面積は、部屋の広さの60~70%が快適な床暖房の目安です。60%以上敷き詰めると効果が発揮されます。
マンションなどの集合住宅の場合は気密性が高いため、50%以上が目安です。

床暖房リフォームの際に確認すること

■床暖房を設置する場所
設置エリアを複数にわけるなどの工夫で、ランニングコスト(燃料費)を安く抑えることが出来ます。
■設置面積
床暖房を主暖房として使う場合、部屋全体の60~70%に設置すると効率よく暖まります。
■電気容量
電気式床暖房の場合、運転開始時に最もパワーが必要になる「突入電力」で急激に電気容量を使います。それだけの容量があるかどうか確認し、場合によっては容量を増やす必要があります。
■床下の確認
床下に断熱材が入っていないと、せっかくの床暖房の効率が下がってしまいます。また、配管の位置やスペースの確認も必要です。
■熱源を設置するための屋外スペース
設置スペースと周りの状況の確認が必要です。海に近い場合は耐塩害仕様のものを使います。
■リモコンの設置場所
リモコンの設置と配線の場所の確認を行います。

床暖房を効率よく使うためのリフォーム

床暖房を効率良く使うためには、ランニングコスト(燃料費)を安くする工夫が必要です。
床暖房は、床からの遠赤外線で壁や天井を暖め、部屋の中を遠赤外線で包み込んで温める暖房方法です。
そのため、断熱がされていない壁面だと、床から放射された遠赤外線が冷たい壁に吸収されることになり、暖めるために多くのエネルギーが必要になります。
床暖房リフォームの際には、家の中の断熱性をチェックしましょう。

壁の断熱材を厚くしたり、窓を二重ガラスにするなど、床暖房リフォームと同時に施工することで、床暖房の効果がより発揮され、ランニングコスト(燃料費)も安く抑えられます。
住宅金融支援機構の新省エネ基準「新フラット35S」の基準を満たせば、低金利融資制度の対象になりますので、相談されてみてはいかがでしょうか。

床暖房の上手な使い方

初期費用や光熱費がかかるイメージの床暖房ですが、上手に使うことで、節約も出来ますし、なにより、寒い季節を快適に過ごすことが出来ます。

●カーペットのダニ退治に
ダニが繁殖しやすいカーペットですが、床暖房の上に敷くことでダニ中から表面へ逃げ出します。あとはカーペットの上から掃除機をかければ簡単にダニ退治をすることが出来ます。
ただし、床暖房の上に敷くカーペットは床暖房対応の物を選びましょう。
●余熱をうまく使って節約
床暖房は運転スイッチをOFFにした後も、余熱でしばらくは設定温度近くを保ち続けます。ランニングコストを抑えるためにも早めにOFFにしておくことで節約になります。
●すぐに暖めたい時は
朝の起床時などは、タイマーで早めにONにしておくことで、起きたときには快適な温度にしておくことが出来ます。帰宅時など、どうしても早く暖めたい場合は、エアコンなどの暖房器具と一緒に使っても良いでしょう。ただし、他の暖房器具を使えば光熱費は上がりますので、床暖房が暖まってきたら他の暖房器具は消しましょう。

床暖房リフォームの注意点

■床材に注意
床暖房を設置する際の床材には、耐熱性があって熱伝導率の良いものを使用する必要があります。一般的なフローリングは、熱に弱く、反りや割れが発生したり、隙間があいたりする場合があるので、床暖房対応のものを使用しましょう。
最近では、畳やタイル、コルクなどの床材でも床暖房に対応している商品が出ています。

■床暖房を設置する場所や広さ
床暖房は、全体に設置する必要はなく、部分的に設置します。ソファーやベッドの下に設置してもあまり意味がないですし、施工費や光熱費もかかってきます。
床暖房リフォームを行う際は、設置する場所や広さをよく検討しましょう。

■床暖房の上に物を置くときは
床暖房を設置した場所に木製品を直接置くと、その部分に熱がこもり、木製品に変形やひずみが生じたり、床材が変色してしまう場合があります。
高価な家具や、精巧な調度品などを置く場合は、直接置かず、下に板などを1枚敷くようにしましょう。

じゅうたんや厚手のカーペット、座布団なども熱がこもりやすいので、床暖房を利用する際には、これらの使用はなるべく控えるか、床暖房対応の素材のものを使用しましょう。

床暖房リフォームの費用相場と施工例

床暖房リフォームの価格は、床暖房の内容や使用する床暖房設備、工法や面積、そして現状などによって変わります。
最低価格は30万円~、最多価格帯は"60万円~80万円"が一般的な相場となります。

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それでは、実際に家仲間コムに寄せられた施工例を見てみましょう。

■電気式床暖房の取り付け
築20年、2階建て、10畳の居間
"50万円~80万円"
■リビングの床暖房リフォーム
築22年、木造2階建て、約12畳のリビング
"50万円~80万円"
(床張替えで床下に断熱材を敷き込み、電気式での見積もり)
■リビング・キッチンにガス温水床暖房を設置したい
新築、木造2階建て、約12畳のリビングキッチン
"60万円(電気式)~140万円(温水床暖房)"
■リビングに床暖房を設置
築15年、マンション、10畳のリビング
"115万円~138万円"
(電気床暖房、床下地工事、フローリング工事の見積もり)

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