洗濯物を早く乾かす3つのコツ|浴室乾燥リフォームにかかる費用とは

洗濯物を早く乾かす3つのコツ|浴室乾燥リフォームにかかる費用とは

冬に洗濯物を干すと全然乾かないですよね。寒さで手も冷たくなるし、冬の洗濯ってとてもつらい家事です。さらに冬の洗濯物は外干しすると、乾くまでに長い時間がかかりますので、なかなか家事が終わらずいつまでも家が片付きません。

今回は、冬に洗濯物を早く乾かすための3つのコツと、おすすめの浴室乾燥機リフォームについて解説します。後ほど詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・冬の洗濯物が乾かない理由はズバリ「気温の低さ」が原因
・冬に洗濯物を早く乾かすコツは「室温を上げる」「湿度を下げる」「空気がよく通るように干す」の3点
浴室乾燥機は室内干しの匂いも残らずカラッと乾かすことができて便利

冬の洗濯物が乾かない理由は?

冬の洗濯物が乾かない理由はズバリ「気温の低さ」が原因です。冬は厚手の衣類も増え、干した衣類と衣類の間に十分な間が作りにくく空気が通りにくくなるので乾くまでに余計時間を要します。

冬に洗濯物を早く乾かす3つのコツ

冬に洗濯物を早く乾かす3つのコツ

冬に洗濯物を早く乾かすコツは上記の通りです。

1. 室温を上げる

冬に洗濯物が乾かない理由は「気温の低さ」が原因であると先述しました。お天気が良い日であっても冬は気温が上がらないので、できれば室内干しがおすすめです。冬はなにかしらの暖房器具を使うことが多いと思いますが、洗濯物を乾かしたい場合はエアコンが最適です。さらに、下からサーキュレーターや扇風機を当ててあげると空気が循環し、より早く乾きますよ。

1-1. 室内干しラックを活用

PURKLA プルクラ 物干しラック|IKEA
出典:PURKLA プルクラ 物干しラック|IKEA
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室内に洗濯物を干す場合は、室内干し専用の物干しラックを利用すると干しやすいものです。物干しラック・レール・足が伸長可能で、使わない時は折りたたんで収納することができるので、場所をとりません。

2. 湿度を下げる

濡れた洗濯物を干すのに、湿度が高い場所では乾きが遅くなります。濡れている時間が長くなると雑菌が繁殖して嫌な臭いの元になりますので、できるだけ早く乾かすことがポイントです。先述したエアコンを使用する方法が最も効率が良いですが、除湿乾燥機を使用するのもおすすめです。

プラズマクラスターイオンが室内干し衣類の生乾き臭を抑制し、汗臭やタバコ臭も抑制してくれます。筆者宅もこちらの過去モデル商品を使用していますが、室内干ししている洗濯物を乾かすだけではなく、雨の日に稼働させると室内の湿度が下がってお部屋が快適になります。エアコンのドライモードよりも体感で湿度が下がるのが分かりますよ。押入れや玄関収納のカビ対策としても有効活用できるので、一台あると便利です。

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監修者コメント
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除湿器は夏場の室内干しにも必需品

冬場は空気が乾燥しているので、どちらかというと除湿よりも暖房で気温を上げる方が、洗濯物を早く乾かすためには効果的です。しかし気温も湿度も高い夏場になるとまた状況は一転し、暖房よりも除湿器で湿度を下げる方が、より快適に早く洗濯物を乾かすことができます。四季を通じて環境は変わってきますので、その時々で最適な機器類を選択し、効率よく洗濯物を乾かせる室内干し空間を整えてみてくださいね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

3. 空気がよく通るように干す

冬は夜のうちに洗濯|日本経済新聞

出典:冬は夜のうちに洗濯|日本経済新聞

冬は厚手の衣類が増えますが、洗濯物を干すときにどのような干し方をしていますか?洗濯物を早く乾かすには干し方にも工夫が必要です。この画像の3番目の項目をご覧ください。どの干し方も空気が通りやすいように工夫されていますよね。

ニットなどハンガーに干すと型崩れしてしまうものは、「セーター干しネット」が便利です。100円ショップや3COINSなどで安価で販売されており、筆者宅も3COINSのセーター干しネットで干しています。

3-1. バスタオルはサイズダウンすると乾きやすい

バスタオルは大判で干す場所をとる上に厚手の場合が多いので、冬は本当に乾きませんね。最近のバスタオルはハンガーに干せるサイズの商品が増えてきています。ハンガーに干せると省スペースになり乾きやすいので、大判のバスタオルをお使いの方はサイズダウンを考えてみてはいかがでしょうか。

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早く乾かすには「風」も重要

洗濯物を乾かすためには、周囲を「温かく乾燥した空気」にすることが肝心ですが、より早く乾かすためには「その空気を洗濯物に当て続ける(風を通す)」ことも重要になってきます。除湿器や浴室乾燥暖房機には、風を吹き出す機能を備えたものも多いですが、それとは別に扇風機やサーキュレーターなどで風を当てると、より早く乾かすことができます。早く乾かせば、生乾き臭に悩まされることもありません。ぜひいろいろ試して、工夫してみてくださいね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

4. 番外編:リフォームするなら浴室乾燥機がおすすめ



出典:ユニットバスリデア|LIXIL

冬に洗濯物が乾かない時は室内干しがおすすめですが、部屋の中にたくさんの洗濯物が干してあるとごちゃごちゃして落ち着きませんよね。生活感も出るので、できれば目につきにくい場所に洗濯物を干すスペースを作りたいところ。

浴室乾燥機は浴室の天井に設置できる住宅設備で、乾燥機能以外にも換気・暖房・冷風などの機能があります。夜に洗濯をして浴室内に干して浴室乾燥機をセットしておけば、朝にはカラッと洗濯物が乾いています。浴室内に洗濯物を干せるので、リビングや居室に洗濯物を干さなくても良くなり、生活の中で目に入らない場所にスッキリと室内干しができます。

ドラム式洗濯乾燥機なども便利ですが、ニットなど乾燥機が使えない衣類もわりと多いので浴室乾燥機のほうが使い勝手が良い場合もあります。どのような衣類を干すことが多いかによって、乾燥機付き洗濯機か浴室乾燥機かを選択されると良いでしょう。浴室乾燥機のみの設置費用目安は約10万円~程度です。

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浴室乾燥機の設置をご検討の方は、ユニットバスごとリフォームをされる場合が多いです。最近のユニットバスは機能も豊富で、お手入れがしやすいのでとても使い勝手が良くなっています。近年の浴室によく見られる特徴は以下の通りです。

・シャンプーなどの小物を置くカウンターなどは全て壁から取り外して丸洗いができる
・汚れにくい床と掃除しやすい形状
・汚れを流しやすい排水口
・ヒートショックを防ぐ浴室内まるごと保温機能


特に保温材を使用した浴室内は、冬に多いヒートショック対策としても安心できます。

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冬に洗濯物が乾かないお悩みまとめ

冬に洗濯物が乾かないと家事がはかどらず本当に困りますね。室内干しでも十分早く乾かすことができるので、今回ご紹介した方法で試してみてください。浴室乾燥機は室内干しの匂いも残らず、カラッと乾かすことができて便利ですので、ご検討される場合は複数の業者さんにまずは無料見積もりを依頼して比較検討してみてくださいね。

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浴室乾燥機の設置をご検討される場合は一括見積りで複数の業者に見積もり依頼をしてみましょう。ユニットバスごとリフォームしたい場合でも、業者の独自ルートによって大幅割引をしてもらえることもあり、お得です。

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

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アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

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家仲間コム編集部

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執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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