床下収納はマンションでも設置できる?

段差のあるリビング

収納スペースに限りがあるマンションでは、家のどこかを有効活用して収納を増やせるといいですよね。
例えば、戸建住宅にしばしば取り入れられる床下収納はマンションに設けることが出来るのでしょうか。
今回は、マンションに床下収納を造る方法や価格相場についてお伝えします。

マンションに床下収納を造ることは可能?

マンションの構造や天井高などの現状にもよりますが、床下収納を造ることは(条件つきで)可能です。
通常、マンションには基礎となる構造体のコンクリート(床スラブ)の上に木枠などを組んで畳や床材を乗せているため、床下収納を造れるようなスペースはほとんどありません。

床工事

このスペースは約10~20cm程度しかなく配管や配線がある場合もあり、物を収納することはほぼ不可能です。
床スラブは共用部分なので穴を開けることは出来ませんから、この隙間部分と床部分に手を加えるしかありません。

そのためマンションに床下収納を造るためには床面を上げる必要がありますが、マンションの管理規約で専有部分と認められている部分にのみ施工が可能ですので事前確認しましょう。
では、マンションの床面を上げる方法をご説明します。

マンションの床面を上げる方法

マンションの床面を上げる方法には2パターンあります。
1つは床下収納を造りたい部屋の床をリフォームして高くする方法、もう一つは畳ユニットを用いて小上がり床を造る方法です。

1. 床をリフォームして高くする

マンションの床は「二重床工法(にじゅうゆかこうほう)」または「直床工法(じかゆかこうほう)」で造られるのが一般的です。
参照:床の構造と工法

どちらの工法も構造部分のコンクリートと床材の間にはほとんどスペースがありませんので、この部分に支持ボルトを立てて高さを出し床下収納を造ります。

こちらの方法は完全オーダーメイドなので、理想通りの床下収納を造ることが可能です。
床全体を嵩上げする際に、床の一部に床暖房を取り入れるのもおすすめです。
参照:床暖房リフォーム・工事にかかる価格相場と床暖房の種類をご紹介

天井高に注意

床を高くするリフォームで注意しなければいけない点は、天井の高さです。
建築基準法では「居室の天井高は2.1m以上にしなければならない」と定められています。
昔は畳に座って座卓を使用する生活スタイルだったので、古い住宅の天井高は2.2〜2.3mである場合が多いです。

ダイニングテーブルと椅子

近年はダイニングテーブルと椅子を使用する生活スタイルに変化していますので、天井高は2.4~2.6mと高くなってきています。

床を高くすると当然天井との距離が近くなりますので、できるだけ天井高が高いほうが圧迫感を感じにくくなります。
実際に体験してみないと分かりづらいのですが、わずか10cm高さが変わるだけでも圧迫感を感じてしまうものなのです。

天井高があまりない場合には、床全体の嵩(かさ)上げをするのではなく床下収納を造りたい部分を含めた狭い範囲のみ嵩上げしてみてはいかがでしょうか。
圧迫感も抑えられますし、室内もおしゃれな雰囲気に仕上がるでしょう。

断熱性と遮音性に注意

床スラブの上には必ず断熱材を敷いて床材を張っていきましょう。
断熱材が入っていないと底冷えしますし、室温と構造部分との温度差で湿度が高くなりカビの原因にもなります。
また、収納するものによっては湿気を呼ぶものもありますので断熱対策は大切です。

またマンションの場合、上下階にも住宅がありますので遮音性を高めておくことが大切です。
マンションの管理規約で使用できる床材の性能基準が定められている場合がありますので、よく確認しておきましょう。

2. 小上がり床を造る

既存の床の上に小上がり床を造作しその中を収納とする方法です。
こちらの方法であれば床には手を加えないためマンションの管理規約に引っかかることもなく施工も簡単です。

床のサイズに合わせてオーダーメイドで小上がり床を造っても良いですし、市販の小上がり床ユニットを取り入れても良いですね。

各メーカーから小上がり床ユニットが発売されていますので問い合わせて比較してみましょう。

畳が丘|Panasonic出典:畳が丘|Panasonic
組み合わせ希望小売価格:489,900円(税抜)
※畳が丘 框タイプ(2.75畳)の場合

家仲間コムでの過去の見積もり事例

和室を小上がりにリフォームしたい
築10年のマンションにお住まいで、和室を小上がり(30〜35cm)の琉球畳にしたいとのご要望です。
価格相場は30万円~40万円でした。

マンション床下収納リフォームの価格相場

計画

マンション床下収納リフォームの価格相場は、どの部分にどの方法でリフォームするかによって大きく異なります。

床下に収納として生かせる空間がある場合は10万円~、床の高さを上げて収納を造る場合には30万円~かかる場合が多くなっています。

床の高さを上げるリフォームになると価格相場も高くなりますが、床の上に小上がり床を設けて床下収納を造るほうが安く抑えられますし、施工期間も短くて済みます。
また、小上がり床ユニットを採用する場合よりオーダーメイドで造作してもらう方が安くなることもありますので、まずは複数の業者に見積もり依頼をしてみましょう。

image

床リフォーム業者を一括見積り!

PCと女性

床リフォーム業者費用見積もりを依頼する際は、一括見積りが便利です。
依頼内容を入力すると業者から連絡が来て、訪問見積りや電話見積もりをしてもらえます。
業者によって独自のサービスや技術があるので、希望に合う業者を比較検討しましょう。

家仲間コムの見積もりサイトには、約1000社の登録業者さんがいて、いろんな依頼に対応できるのが魅力です。
また匿名・無料で見積もり依頼ができるのでしつこい勧誘などもありません。

image

image

完全無料で利用できるので、お気軽にご利用ください。

関連するテーマの見積もり依頼

※価格はこの依頼での一般的な価格相場です。