原状回復工事に関する情報まとめ(口コミ・評判)
過去に原状回復工事に関する業者さんから見積りなどの返信2,075件の、他にはない家仲間コム独自情報から業者さんの口コミや相場を公開。

賃貸住宅の場合、基本的に退去時には必ず原状回復を行わなければなりません。
新品同様に戻すことや入居時の状態まで戻すことではなく、過失で破損した部分の修理などを行うのが原状回復工事です。
しかし、悪質な管理会社や不動産にリノベーションレベルの原状回復を要求されてしまうという例も少なくないのです。
原状回復工事とは資産価値を上げるためのリノベーションではなく、破損部などの修復や回復を行うことです。
原状回復についてはトラブルも多く、管理会社側に高額な費用を請求されたというケースもあるため、特に規定がなければ事前に信頼できる業者さんに原状回復工事を依頼するのもひとつの方法です。
管理会社に高額な請求をされた場合、国土交通省から出ている「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」なども参考にしましょう。
管理会社によっては指定の業者に依頼しなければならない場合などもあるため、事前に契約を確認しておきましょう。
■家仲間コムで見つけた業者さんで原状回復工事した方の口コミ
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50代 女性
居室と廊下の壁の穴や傷を修復したい、ドアを修復したい
色々な補習方法を提案してくださり、作業も早かった。
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40代 男性
原状回復工事
スムーズにご対応頂き、追加の提案もありました。ありがとうございました。
依頼エリア 神奈川県横浜市西区 支払った価格帯 100,000円~300,000円 施工業者 株式会社 リフォーム賢 見積もり依頼する
原状回復工事で失敗しないための3つの基本ポイント
原状回復工事でトラブルが発生する原因とは
原状回復工事は借りたときの状態に戻すことや価値を高めるリフォームを行うことではありません。
賃貸住宅の退去時によく発生するトラブルとして、原状回復工事をめぐるものがあります。
原状回復工事とは「賃借人の故意や過失により発生した損門や毀損の復旧」を指します。
居住中の通常使用や経年などで劣化した部分も借りたときの状態まで回復させなければいけないと考えている人は多いですが、それは誤りです。
原状回復工事はトラブルが大変多いため、国土交通省が「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(PDF)」を発行しています。
注意しておきたいのが、この「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」は入居前に確認しておくことが大切であるということです。
あまりにも不当な請求をされた場合を除き、基本的にはガイドラインよりも契約書が優先されるためです。
原状回復工事での無用なトラブルを避けるためには契約書締結前に原状回復工事が必要となる範囲を明確にし、納得のいかない部分は「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」をもとに話し合いを行うことが大切なのです。
原状回復工事が必要となるケース、必要のないケース
原状回復工事はあくまでも「賃借人の故意や過失による劣化や破損」の場合に必要となるものです。
原状回復工事は、普通に住んでいたら自然と劣化した部分には必要ありません。
意外と請求されがちなのが、家具によるクッションフロアのへこみ、畳の日焼け、壁紙の日焼けや変色、画鋲の穴などですが、これらは経年劣化と判断されるため原状回復を行う必要はありません。
原状回復が必要なケースとしては、衝撃を与えてしまったためにできた壁穴・天井穴・ドア穴、ペットによる壁の汚損や破損、ビス穴、フローリングの剥がれや割れなどがあります。
原状回復工事のトラブルで多い例としては、壁紙の一部が汚損した場合に部屋全体の壁紙張替えを要求されたというものです。
原状回復工事では平方メートル単位での交換を行うのが望ましいとされていますが、平方メートル単位での工事は難しいため汚損した部分を含む一面の張替えが妥当とガイドラインに記載されています。
このように、賃貸人の側が原状回復以上の利益を得ることがあってはならないのです。
壁紙やフローリングなどを汚損していない部分も張替える要求をされた、破損した洗面ボウルだけでなく洗面台ごと交換を要求されたなどの場合は不当な要求である場合が多いため注意し、不当な要求をされた場合には十分な話し合いを行う必要があります。
指定業者の原状回復工事は高額!安く原状回復工事をするために
賃貸住宅で、オーナーや管理会社側の指定業者で原状回復行うと相場より高額な場合が多いです。
契約書に指定業者での原状回復工事が必須であるという内容がなければ、自分で業者選択を行うことができる場合もあります。
賃貸住宅退去時にオーナーの指定する業者で原状回復工事を依頼すると相場よりもかなり高額である場合が多いです。
また、オーナー側の指定業者のため原状回復以上の工事を勝手に追加されていたなどというケースもあるのです。
契約によっては指定業者での原状回復が義務付けられている場合もありますが、特に業者の指定などがない場合には自分で原状回復工事の見積もりを取って業者選びをすると指定業者よりも安価で原状回復工事を行うことができることが多いのです。
指定業者を使う必要があるかどうかは事前に管理会社側に確認を取っておきましょう。
もっと知りたい!原状回復工事のポイント
原状回復工事の価格相場
原状回復工事にかかる価格帯としては数万円~数十万円と幅広く、現状によって価格は大きく変わります。
5万円~10万円の範囲では、壁やクローゼット、ドアなどの穴の補修や借家の原状回復などが工事例として見られます。
また、10万円~15万円の価格帯では、原状回復工事のための壁紙や床のクロスの張替え、フローリング補修やハウスクリーニングなども見られます。
一方、比較的高額な45万円以上の原状回復工事となりますと、全体的な住居の原状回復や水漏れ修繕などが見られます。
原状回復工事に対応可能な業者さん
原状回復工事の施工事例
原状回復工事見積もり価格差ランキング
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