フロアタイルは大理石デザインがおすすめ|人気メーカーのタイルとは?
フロアタイルには多くのデザインがありますが、ホテルのような高級感のあるインテリアにしたい場合には「大理石調のフロアタイル」がおすすめです。今回はフロアタイルのメリット・デメリットやフロアタイルの取り扱いがある3大メーカーの費用目安などを紹介します。まずはこの記事のポイントを以下にまとめました。
POINT この記事のポイント
・フロアタイルは天然素材よりも安価なのに見た目は本物のような高級感がある
・フロアタイルのデメリットは耐熱性の低さ
・フロアタイルの取り扱いメーカーは「東リ」「サンゲツ」「リリカラ」など
・フロアタイルの施工費用目安はおおよそ3,000円~/㎡
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フロアタイルってどんなもの?
床材に使用される材質にはいろいろありますが、なかでもフロアタイルは見た目の高級感とスタイリッシュさから人気があります。塩化ビニル素材で作られていますがデザインが豊富にあり、なかでも大理石調のフロアタイルは天然の大理石と見間違うほどのクオリティの高さで、フロアに高級感が出ます。
天然の大理石のほうがもちろん見た目にも高級ですが、例えば12帖のリビングに施工した場合の費用は約20万円~110万円ほどかかり高額です。
1. フロアタイルのメリット
フロアタイルは塩化ビニル素材でできているので、いろんなデザインが施せる点がメリットです。天然素材よりも費用を抑えられ、なおかつ見た目も本物のような高級感があります。
1-1. 耐久性が高い
フロアタイルは水に強いので、何かをこぼしてしまっても拭き取るだけで綺麗になります。水拭きができる点は、汚れやすい床の清掃性がアップします。
フローリングは設置場所を選びますが、フロアタイルは耐久性が高いので洗面所やトイレなどの水廻りからキッチン・リビング・寝室など、家のどこにでも設置ができる点も魅力です。
関連記事:トイレの床はタイルでお手入れしやすい上質空間にリフォームしよう
1-2. 施工しやすい
フロアタイルは四角い形状をしているものが多く、部屋の大きさに合わせてはめこんでいくだけで設置ができます。端はカッターで切ってサイズを合わせることができますが、DIYで施工する場合はサイズをきっちり測ることで失敗しにくくなります。
既存の床の上から施工ができるのでリフォームもしやすく、万が一傷が入ってしまったり汚れが落ちない場合でも交換したい部分だけを取り換えるだけです。
2. フロアタイルのデメリット
フロアタイルは塩化ビニル材でできているので、耐熱性の低さがデメリットです。リビングには床暖房を設置される方も多いですが、床暖房の上にフロアタイルを設置することは可能です。床暖房対応のフロアタイルをお選びください。
関連記事:床ごと?重ね張り?床暖房リフォームのメリット・デメリットと工事の費用とは
大理石調のフロアタイルは高級感あり!
フロアタイルには多くのデザインや色がありますが、リビングには高級感のある大理石調のフロアタイルが人気です。
大理石調タイルの色調
白や淡いグレーなどの明るい色調を選ぶと清潔感のある上品なリビングに、黒っぽいグレーなどの濃い色調を選ぶと重厚感のあるリビングになります。大理石調のフロアタイルには、ピンクやブルーなどの色調もあります。
エレガントなインテリアのリビングに仕上げたい時には淡いピンクを、清潔感が欲しい洗面所やトイレなどの水廻りには淡いブルーがよく合います。
「ツヤ消し」と「鏡面仕上げ」
大理石調のフロアタイルには、「ツヤ消し」タイプと「鏡面仕上げ」の2種類があります。「ツヤ消し」タイプは光沢を消しているので、自然な印象になり落ち着いた雰囲気に仕上げてくれます。「鏡面仕上げ」は光沢があるので、表面がキラキラしてより高級感がアップします。
フロアタイルの取り扱いがある3大メーカー
フロアタイルの取り扱いがある有名なメーカーは下記の3社です。
・東リ
・サンゲツ
・リリカラ
上記3社は床材の種類が豊富なので商品選びに迷ってしまいますが、どんなテイストのインテリアにも必ず合う商品が見つかります。
リリカラの大理石調フロアタイル
出典:フロアタイル|リリカラ
商品価格:562円~/1枚あたり
寸法 | 457.2mm×457.2mm |
---|---|
厚み | 2.5mm |
12帖リビング設置にかかる費用 | 約60,100円~ |
フロアタイルの施工にかかる費用目安
フロアタイルは施工性もあるのでDIYでも設置することは可能ですが、フロアタイルとフロアタイルのつなぎ目部分の施工は丁寧にする必要があります。フロアタイルの施工には接着剤を使用しますが、はみだしの無いよう綺麗に施工するにはやはり専門業者による施工がおすすめです。
フロアタイルの施工費用目安はおおよそ3,000円~/㎡で、12帖のリビングの場合ですと約6万円ほどかかる計算になります。上記の施工費用にフロアタイルの商品価格がプラスされますが、大手メーカーのフロアタイルは高価な傾向があります。
業者さんの中には自社製品を作っているところもあり、施工と床材を合わせて10万円程度から施工してくれることがあります。
家仲間コムのフロアタイルの工事事例
家仲間コムで紹介しているフロアタイルの工事事例をピックアップしました。フロアタイルの張り替えを悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
フロアタイルを使用した床張り仕上げ【14万円】
洋間の天井が雨漏りしたため、洋間の天井と壁のクロスを全面張替えして、床にフロアタイルを張ってほしいとのご要望でした。
天井はボードの張替えが必要であったため、ボードについては大工さんが施工し、コンクリート下地の壁は、クロス剥ぎ取り後、下地調整を行い、クロス張仕上げを行いました。床については、賃貸物件向きの高耐久性かつ水に強いフロアタイル(硬質塩ビタイル)で仕上げました。
【施工前】
【施工後】
場所:熊本県 熊本市中央区
建物のタイプ:マンション
施工箇所:洋間
施工期間:2日
施工業者:有限会社 谷商店
関連記事:天井、壁のクロス張替とフロアタイルを使用した床張り仕上げ
フロアタイル工事【4~5万円】
洗面所の床をクッションフロア(白色)からフロアタイル(黒色)にしたいとのご希望でした。
【施工後】
床 フロアタイル張り替え【12万円】
床が暗いので、明るくしてほしいとのご要望でした。
【施工前】
【施工後】
場所:福岡県 北九州市小倉北区
建物のタイプ:マンション
築年数:約20年
施工箇所:洋室
施工期間:2日
施工業者:E部屋工房勝宝
関連記事:床、フロアタイル張り替え
オフィスの床をタイルカーペットからフロアタイルへ【18万円】
約20畳のオフィス床のタイルカーペットを石目調のフロアタイルへ張り替えたいとのご要望でした。
【施工前】
【施工後】
場所:北海道 札幌市中央区
建物のタイプ:ビル
施工箇所:オフィスの床
施工期間:1日
施工業者:合同会社レア
関連記事:オフィスの床をタイルカーペットからフロアタイルへ 約20帖
フロアタイルに床下断熱材も入れたリフォーム【12万円】
畳をやめて、フローリングにし、床下断熱材を入れてほしいとのご要望でした。床下断熱材にはスタイロフォームという商品を、フローリングは傷に強いフロアタイルを選択しました。
【施工中】
【施工後】
場所:栃木県 宇都宮市
建物のタイプ:アパート
施工箇所:和室
施工期間:1日
施工業者:合同会社レア
関連記事:畳から傷に強い床材、フロアタイルに 床下断熱材も入れて
大理石調のフロアタイルをお得に設置するには?
大理石調のフロアタイルをお得に設置するには一括見積りが便利です。施工業者によって大手メーカーのフロアタイルでも割引してくれることも多いので、複数の業者に見積もり依頼をして比較検討してみましょう。
家仲間コムの見積もりサイトには約1000社の登録業者さんがいて、いろんな依頼に対応できるのが魅力です。また、匿名・無料で見積もり依頼ができるのでしつこい勧誘などもありません。
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完全無料で利用できるので、お気軽にご利用ください。
利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。
大永 和弘 (おおなが かずひろ)
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
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