雨の日に快適な室内干しを実現|おすすめの室内干しユニットとは?
年々、花粉症の方も増え、PM2.5などの空気汚染も深刻なことから、外干しはしたくないという方が増えているそうです。そんな方におすすめなのが、室内干しユニットです。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。
POINT この記事のポイント
・室内干しユニットは、部屋の中に物干しを取り付けることができるので、「雨の日や花粉が気になる季節に」「洗濯物を見られたくない人」「一人暮らしの女性」などにおすすめ
・人気の室内物干しユニットには、川口技研のホスクリーンやPanasonicのホシ姫サマなどがある
・室内干しユニットは、自宅の天井の現状や、洗濯の頻度や量によっても向き不向きがあるため、専門の業者に取り付け依頼をする方が良い
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室内干しユニットとは?
洗濯物を室内に干すための住宅設備が「室内干しユニット」です。お部屋の中に物干しを取り付けることができるので、雨の日や花粉が気になる季節に、洗濯物を見られたくない、一人暮らしの女性のプライバシーを守るため、などなど、室内干し派の方におすすめです。
突然の雨でも慌てて取り込まなくても良いですし、空気汚染の影響を受けることもありません。洗濯機の近くに設置すれば、洗濯動線が良くなり、洗濯効率がぐんと上がります。
ほとんどの室内干しユニットが、使わない時は取り外したり収納することができるので、部屋もスッキリさせておくことができます。
人気の室内物干しユニット
室内物干しユニットと言えば、川口技研の「ホスクリーン」やPanasonicの「ホシ姫サマ」が代表的ですが、ワイヤータイプの室内干しユニットもあります。では、それぞれの特徴を見てみましょう。
ホスクリーンの特徴
出典:川口技研 室内用ホスクリーン
ホスクリーンは、天井に2か所ポールを取り付け、そのポールとポールに物干し竿を取り付けて使います。使わない時はポールが収納できるので、見た目もスッキリします。
・天井高に合わせたサイズ展開
・ボタンを押してポールを伸縮させるだけ
・使用しない時は取り外せる
〇メリット〇
・施工費用が安く抑えられる
・施工が簡単、DIYでも可能
・使わない時は収納できるので、目立たずスッキリする
・洗濯物を干さない時には、ハンギングタイプの観葉植物を飾ったり、インテリアとして使用できる
△デメリット△
・物干し竿が必要
・使用するたびにポールと物干し竿の取り付けが必要
・しまいたい場合は、ポールと物干し竿の収納場所が必要
DIY取り付けの注意点
ホスクリーンはDIY取り付けも可能ですが、耐荷重量に耐えうる下地の強度が必要になります。頑丈な下地部分に取り付けないと、洗濯物を干した時に天井ごと破損してしまう危険性もあります。取り付け時には、必ず下地探しを使用して、下地がしっかりした部分を選ぶことが重要です。
ホシ姫サマの特徴
出典:ホシ姫サマ|Panasonic
物干し竿とセットで天井に埋め込むタイプの室内干しユニットです。壁付け、天井付け、電動と手動タイプのものがあります。
・壁付け、竿一本、手動
・天井付け、竿一本、手動
・天井付け、竿一本、電動
・天井付け、竿二本、電動
オプションで竿を5本まで取り付け可能
〇メリット〇
・物干し竿がすでに取り付けられているので取り付けの手間がかからない
・電動で、干しやすい高さまで物干し竿を昇降できる
・天井にすべて収納できるので見た目がスッキリする
△デメリット△
・商品価格と取り付け費用を合わせると10万円程度かかる
・天井直付けタイプだと目立つ
DIY取り付けの注意点
電動タイプのホシ姫サマは、電気の配線を触るため電気工事士の資格が必要ですので、DIYはしてはいけません。手動タイプであればDIYも可能ですが、重いので取り付け時には二人で作業するなど、十分気を付けてください。
PIDの特徴
出典:PID 4M|森田アルミ工場
PIDとは、ワイヤータイプの室内干しユニットのことで、壁に取り付けします。ホテルの浴室などで見かけることがあると思います。軽くて、物干し竿の取り付けも不要で、取り付け費用も安く抑えられます。
〇メリット〇
・使わない時はワイヤーをしまうことで見た目もスッキリする
・本体は軽いが耐荷重量は8kgある
△デメリット△
・ワイヤーなので、たくさん洗濯物を干すと中央に寄ってしまう。
・両側の壁の同じ位置に取り付けないと、洗濯物がずれてくる(DIYの場合)
DIY取り付けの注意点
ワイヤーが収納される固定側と、受け側の壁の高さが同じでないと、洗濯物がずれてくるので、必ず高さを測って同じ位置に取り付けしましょう。また、商品自体に耐荷重量があっても、取り付けた壁の下地が強くないと、壁がはがれてしまいます。下地探しを使って下地の強度が十分な場所に取り付けましょう。
3つの室内干しユニットを比較すると?
それぞれ、メリット・デメリットはありますが、室内干しユニットを選ぶ時のご参考になさってください。
・毎日洗濯をする、取り付け費用を抑えたいご家庭におすすめなのは、耐荷重量もあって、取り付け費用が安く済む「ホスクリーン」
・たまにしか洗濯しない、洗濯物の一時置きに使いたい場合は取り付け費用も安く、物干し竿の取り付け不要な「PID」が最適
・毎回、物干し竿の取り付けは面倒、たくさんの洗濯物が出ると言う家庭には、物干し竿もセットで収納できて耐荷重量もある「ホシ姫サマ」がおすすめ
本体価格の安さから、ショッピングサイトでは「ホスクリーン」が人気のようです。ご自宅の天井の現状や、洗濯の頻度や量によっても向き不向きがありますので、まずは複数の業者さんに見積もり依頼をしてみましょう。
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
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