ウッドデッキでベランダリフォーム|設置方法と注意点を解説

ウッドデッキでベランダリフォーム|設置方法と注意点を解説

自然の風を感じながら、ベランダでゆったりくつろぐ時間。ウッドデッキを設置すれば、そんな素敵な時間を実現できますよ!この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・ウッドデッキを設置する方法は、「業者に依頼する」「ウッドデッキキットを購入する」「DIYで自作する」3つ
・ウッドデッキは屋外に設置するものであるため、耐久性と耐水性に優れ、シロアリに強く防虫性が高いことが重要
・ウッドデッキを設置する際は、ウッドデッキの素材に注意することに加え、基礎部分は確実に作ることが大切

1.業者に依頼する

ウッドデッキを設置する方法の中で、最も楽に、確実に美しく仕上がります。もちろん、費用はかかりますが、やはりプロに依頼すると仕上がりが違います。設置後の廃材処理のことも心配無用です。

業者に依頼した場合のおおよその費用目安は、
★天然木・・・"35万円~120万円"
★樹脂製・・・"60万円~150万円"
(廃材処分費用や、ウッドデッキ設置費用などを含む)

2.ウッドデッキキットを購入する

各メーカーから、組み立てるだけのウッドデッキキットが販売されています。業者に依頼するより安く、DIYで設置するより美しく簡単に仕上がります。自分で作ったという満足感も得られ、完成度も高いので人気があります。組み立て時間は、おおよそ1時間~2時間程度で完成するものが多いようです。

3.DIYで自作する!

ウッドデッキの設置方法の中でも、完成した時の喜びと満足感が最も大きいのがDIYでの自作ですが、数ある住宅のDIYの中でも時間と労力がかかるDIYではないでしょうか。設置場所の採寸から設置図面を描き、材料をカットして基礎から作り上げるので、その作業は大変なものです。

それだけの時間と労力をかけても、そこまで美しくは仕上がらず、失敗する人も多いDIYです。道具もいくつも必要ですし、床板などを置くスペースや塗装するスペースも必要になってきます。ですが、DIYに慣れている方にとっては、完成した時の満足度が大きいので、やりがいのある作業になるのではないでしょうか。

ウッドデッキ設置の注意点

1.ウッドデッキの素材に注意

ウッドデッキの素材ウッドデッキの素材(※画像はイメージです)

ウッドデッキは屋外に設置するものなので、耐久性と耐水性に優れていなければいけません。また、シロアリに強く防虫性が高いことも必須条件です。天然木のハードウッドは、これらの条件を満たしていますが、設置する環境や日ごろのお手入れにも影響されるため、絶対に安心とは言えません。

では、樹脂製はどうかというと、こちらも天然木を混ぜて作っているため、絶対に腐食しないとは言えないのです。すべての条件を完全にクリアーしている素材はありませんが、限りなく条件を満たしていると言えるのは、やはり天然木のハードウッドでしょう。

SPF材は特に注意が必要です

ホームセンターなどで手に入りやすい素材として、「SPF材」というものがありますが、これは天然木のソフトウッドのことで、SPRUCE(エゾ松)、PINE(松)、FIR(もみ)の木といった樹木のことをまとめて「SPF材」と呼んでいます。

これらの樹木は、同じ地域に生育し、性質や特徴も似ているため、一つの素材として利用することができるのです。

住宅用構造材として、2×4工法でよく採用されており、柔らかいので加工しやすく、生育の早さから安定供給ができるので、価格も安いことがメリットです。短所は、腐食やシロアリに弱く、耐用年数が10年程度と短いことです。この短所を補うためには、必ず防腐・防虫用の塗装を施し、1~2年毎に再塗装をするというメンテナンスが必要になってきます。

そもそもSPF材は、外壁などに守られ雨水の影響を受けないところで使用されることが前提なので、屋外設置をするウッドデッキには向いていない素材なのです。そのため、メンテナンスをきちんとしていないと、すぐに腐食してしまい、ウッドデッキそのものを交換しなければいけなくなります。

ウッドデッキ用に防腐・防虫塗装されたSPF材も出てきていますが、それでも再塗装は必要で、メンテナンス費用もかかりますので、DIYでSPF材を採用する場合には、これらの点をよく理解したうえで採用しましょう。

2.基礎部分は確実に作る

ウッドデッキを設置するための土台になる基礎部分は、きっちり作っておく必要があります。

ウッドデッキの基礎部分には、
●ウッドデッキが地面に沈んでしまわないようにするため
●雨水が溜まらないようにするため
●湿気を逃がす

という、主に3つの役割があります。

また、防腐処理をきちんと施しておくことも大切です。基礎部分が腐ってしまうと、上に乗っているウッドデッキ本体まで壊れてしまい、危険です。シロアリに侵される恐れも出てきます。

まとめ

屋外で使用するウッドデッキは、基礎部分をしっかり作り、防腐・防虫対策を万全にしておくことが大切です。ウッドデッキキットを購入するにしても、DIYで設置するにしても、今回お伝えしたウッドデッキの設置方法や設置の注意点がご参考になれば幸いです。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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