自宅アスレチックで子供達が思いっきり遊べる空間を作ってみよう!
感染症などが気になって、なかなか外で思いっきり遊ぶことも難しくなってきた昨今ですが、子供達には大いに体を動かして楽しく過ごしてもらいたいものですよね。
実は、耐荷重量に注意して壁や天井などの補強をすれば、ご自宅にアスレチックを設置することが可能なんです。
今回は、ご自宅アスレチックを安全に設置するための注意点や費用目安について解説します。
子供達の遊び場が減っている?
子供達の遊び場といえば昔から公園がメインですが、近年では下記の理由から公園で遊ぶ子供達が減少傾向にあります。
・子供達の声が騒音になる
・遊具が老朽化していて危ない
・衛生面に不安があるので遊ばせない
・公園の取り壊しで遊び場がない
・中高生や大人も使うので小さい子が安心して遊べない
高齢化社会になるにつれて子供の数が減っているので、大人の声が優先されてしまう場合もあり、子供達にとってはかわいそうな時代になりつつあります。
ですが、子供のころに公園を駆け回ったり遊具に上って滑り降りて、時には怪我をして・・・
足腰を丈夫にしたり、怪我をすることで危険なことなどを学んでいくので、子供達にとっては遊びは大変重要なのです。
自宅に設置できるアスレチックってどんなものがある?
公共の遊び場が減っているのであれば、他に遊び場を造ってあげるという方向に発想転換をしてみましょう。
出典:マイファーストロングスロープキッズパーク|トイザらス
商品価格:19,997円~
最近の戸建て住宅では、室内や庭に子供達が遊べるようなアスレチックを取り入れるご家庭も増えています。
自宅にアスレチックと聞くとトランポリンのようなものしか思いつきませんが、実はいろいろなアスレチック遊具を造ることができるんですよ!
・ボルダリング壁
・雲梯(うんてい)
・のぼり棒
・懸垂
・ハンギングネット
・滑り台
・縄ばしご
・ブランコ
いかがですか?
思っていたより多くのアスレチック遊具があると思われたのではないでしょうか。
自宅にアスレチックを設置するために大切なこと
では、自宅にアスレチックを設置してみようかな?と思われた方に、設置するために大切なことを先にお伝えします。
それは下記の2点です。
・耐荷重量を確認
・下地を補強しておく
1. 耐荷重量を確認
子供達の年齢にもよりますが、全力で遊ぶ子供がアスレチック遊具にかける荷重は意外と大きいです。
耐荷重には、体重そのものの重さである「静荷重」と、動きながら体重がかかった時の「動荷重」の2種類があります。
例えば、体重20kgの子供がアスレチック遊具で遊んだ場合、静かに乗ったりつかまったりしている時は荷重20kgです。
ですが、飛び移ったりジャンプしたりすると、体重の約2倍~4倍もの荷重がかかってきます。
※ここでは分かりやすく体重のみで表記します。
静荷重 | 約20kg |
動荷重 | 約40kg~80kg |
このように、体重の軽い子供達のアスレチック遊具とはいえ、動荷重での強度を考えておく必要があります。
2. 下地を補強しておく
体重20kgの子供の動荷重は最大で約80kgにもなることがわかりました。
一般的な室内壁や天井は80kgもの荷重に耐えうる強度がありませんので、自宅にアスレチックを設置する際は必ずすべての下地補強を行わなければいけません。
意外と大丈夫だと補強をしない人も稀にいらっしゃるのですが、壁そのものがはがれ落ちるなど大惨事になりますので、下地補強は必ず必要です。
自宅にアスレチックを設置する場合の費用目安
自宅にアスレチックを設置する場合の費用目安は下記一覧をご参照ください。
おもちゃとして購入できるものは省略しています。
アスレチックの種類 | 費用目安 |
---|---|
ボルダリング | 約30万円~ |
雲梯(うんてい) | 約20万円~ |
のぼり棒 | 約9万円~ |
懸垂 | 約3万円~ |
では、全身運動として人気の高いボルダリングを設置する場合の施工方法などについて見てみましょう。
1. ボルダリングを設置する場合
ボルダリングとは、壁面に手でつかんだり足を引っかけることができる程度の小岩のような突起物(ホールド)があり、これを上手に効率よく使いながら頂上までたどり着くというスポーツですが、頭も使いますし手指の筋肉や体幹など、全身運動になるため大人から子供まで人気があります。
自宅にボルダリングを設置する場合は、基本的には合板の壁を設置してホールドをボルトで固定していきます。
強度を保つために合板の厚みは約15mm以上のものを使用します。
ボルダリング用の合板を設置する壁には、間柱や梁といった下地を安全のために補強しておきましょう。
ボルダリングの安全な高さは身長の2倍まで、それ以上の高さで設置したい場合には落下防止のために「トップロープ」という上から垂らすロープが必要です。
自宅アスレチックまとめ
自宅アスレチックは、耐荷重量の確認と下地補強さえしっかり丁寧に行っていれば、意外と簡単に設置することができます。
DIYでアスレチックを設置される方もいらっしゃいますが、やはり下地補強に関しては子供達の安全にもかかわることですので、できるだけ専門業者さんに依頼したほうが安心です。
安全なアスレチックを設置して、ご自宅内でも子供達に思いっきり遊べる空間を作ってあげてみてくださいね!
自宅アスレチックを安全に設置するには?
自宅アスレチックを安全に設置するには、専門業者さんに一括見積りをしてみましょう。
自宅訪問をして現状を確認してもらうと、より具体的に見積もり費用を出してもらいやすくなります。
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