庭に大型遊具を設置したい|メリット・デメリットと種類を紹介
自宅の庭に、子供達が自由に遊べる大型遊具を設置できたら喜ばれること間違いなしです。今回は、大型遊具を庭に設置するメリット・デメリットや、大型遊具の種類についてもご紹介します。商品価格目安やサイズ目安も参考にしてください。まずは記事のポイントを以下にまとめました。
POINT この記事のポイント
・庭に大型遊具を設置するメリット・デメリットはそれぞれ
・庭に設置できる大型遊具にはハンモックや滑り台、ジャングルジムなど
・庭に大型遊具を設置する際には安全面などいくつかの注意すべき点がある
1. 安心
庭に大型遊具を設置するメリットは、なんといっても保護者の目が届く点にあります。最近は、公園で遊んでいて犯罪者に狙われたり、年上の子供達にいじめられたりと物騒な世の中になってきました。
子供達が遊んでいる間、ずっと注意して見ていられれば良いのですが、そうもいきません。その点、ご自宅の庭に設置した大型遊具で遊んでもらえれば安心できます。
2. 自由に使える
残念なことに、子供達の声がうるさい等の苦情があったりして、子供達がのびのびと遊べる公園が減ってきています。数少ない公園には遊び盛りの子供達が集まってきて、遊具の取り合いが起こったり、順番待ちをしたりしなければいけないこともありますよね。
その点、ご自宅の庭に大型遊具を設置していれば好きな時に好きなように使えて便利です。
庭に大型遊具を設置するデメリット
ここからはデメリットを見ていきましょう。
1. 大型遊具を設置するスペースが必要
子供達がのびのびと思いっきり遊べるような大型遊具を設置するには、ご自宅の庭に広いスペースが必要です。敷地内に余裕がない場合は、簡単に設置・撤去できる簡易の遊具を設置する方法もありますので、庭の広さに合わせて遊具を選びましょう。
2. 他の子供達との接点がなくなる
自宅の庭に設置した大型遊具でばかり遊んでいると、家族以外の子供達との接点が減ってしまいます。公共の公園などで知らない人達と接することで協調性を学ぶことも大切です。たまには公園に連れて行ったり、ご自宅の大型遊具でお友達と一緒に遊んでもらったりするのも良いですね。
庭に設置できる大型遊具の種類
庭に設置できる大型遊具には、簡単に設置できる初心者向けから、本格的に業者に設置を依頼するような上級者向けまで種類があり、好きなものを組み合わせることも可能です。予算や庭の広さに合わせて選びましょう。
1. 初心者向け|ブランコ・ハンモックなど
出典:自立式ポータブルハンモック|Vivere
商品価格:19,800円
庭に設置する大型遊具といえば、ブランコやハンモックが思い浮かびます。最近では大人も一緒に遊べるトランポリンも人気がありますね。置くだけで簡単に設置できるブランコやハンモックなら、遊ぶ時にだけ庭に設置したり、折りたためばアウトドアに持ち運びできたりする商品もあり、使い勝手が良くてお得です。
種類 | 商品価格目安 | サイズ目安 (子供2人で遊べる大きさ) |
---|---|---|
ブランコ | 0.8万円~3万円 | 幅190cm×奥行138cm×高さ178cm |
ハンモック | 0.5万円~2万円 | 幅250cm×奥行82cm×高さ81cm |
トランポリン | 0.4万円~3万円 | 直径128cm×高さ21cm |
2. 中級者向け|滑り台・ジャングルジムなど
出典:ジャングルジム
商品価格:21,800円
ジャングルジムや滑り台などの大型遊具を設置できれば、昇って下りて滑って、子供達の遊びの幅が広がります。組立てる手間がかかるうえに広いスペースも必要になりますが、組立てて設置するだけなのでお手軽に設置できます。
種類 | 商品価格目安 | サイズ目安 (子供2人で遊べる大きさ) |
---|---|---|
ジャングルジム | 1万円~5万円 | 縦230cm×横230cm×高さ115cm |
滑り台 | 2万円~7万円 | 幅92cm×長さ150cm×高さ107cm |
3. 上級者向け|ツリーハウス
子供の頃の憧れといえばツリーハウスではないでしょうか。庭のスペースと設置費用がかかりますが、ツリーハウスがあると秘密基地のような空間ができて子供達も大喜びです。ツリーハウスキットは約30万円程度から販売されており、DIYで設置することも可能です。
関連記事:DIYでツリーハウスを作る方法|自然を活かした憧れのツリーハウスを作ってみよう
庭に大型遊具を設置する際の注意点
庭に大型遊具を設置する際は上記の点に注意しましょう。
1. 安全性
子供達が安全に遊べるように、商品に記載されている年齢制限や耐荷重量を確認して必ず守りましょう。庭に固定するものは基礎をしっかり取り付ける必要があるので、専門業者に依頼するほうが安心です。
2. 熱中症対策
子供達は遊びに夢中になると、何時間でも暑い日差しの下で遊んでしまいます。必ず日陰になる場所を設置してあげましょう。また、休憩するように声がけをして、水分補給を忘れないように気を付けましょう。大人も一緒に過ごせるサンルームやパーゴラを設置するのもおすすめです。
関連記事:
サンルームの設置費用/内訳や必要な工事とは?
パーゴラの設置費用やおすすめ素材をご紹介!
3. 近隣への配慮
子供達が庭の大型遊具で遊んでいると、ついつい大声ではしゃいでしまうこともあります。隣接するご近所さんへのご迷惑にならないよう、大声は出さないよう注意して遊ぶ時間帯にも配慮しましょう。
遊具の設置は専門の業者へ
子どもの成長とともに適した遊具は変わるので、簡易設置のタイプで対応される方も多いと思います。しかし簡易設置には飛散などのリスクや、片付けるのが面倒で使わなくなってくるなどのデメリットもあります。思い切ってお庭に固定して設置するのも、子どもの成長記録のようでいいですね。遊具の設置は外構業者の分類になりますが、その中でも特殊性の高い工事です。ぜひ得意な業者を探し、信頼関係を築けるといいですね。
監修者:高橋 みちる(一級建築士)
庭への大型遊具の設置費用を一括見積り!
庭への大型遊具の設置費用は一括見積りをすると便利です。依頼内容を入力すると業者から連絡が来て、訪問見積りや電話見積もりをしてもらえます。最近ではネット通販やコストコなどの大型ショッピング店で大型遊具の取り扱いがありますが、業者に設置を依頼して安全性を高めておくほうが安心です。
家仲間コムの見積もりサイトには約1000社の登録業者さんがいて、いろんな依頼に対応できるのが魅力です。また、匿名・無料で見積もり依頼ができるのでしつこい勧誘などもありません。
庭への大型遊具の設置費用見積もりを無料でしてみる
完全無料で利用できるので、お気軽にご利用ください。
アールイーデザイン一級建築士事務所代表。
住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。
著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)
【保有資格】
- 一級建築士(登録番号:第331817号)
- 既存住宅状況調査技術者(証明書番号:第02201400260号)
- 住宅性能評価員(終了証番号:第02170424号)
- インテリアコーディネーター(登録番号:011961A)
- 福祉住環境コーディネーター2級(証書番号:05201851)
- 震災建築物応急危険度判定士(認定番号:730220552)
【所属】
- アールイーデザイン一級建築士事務所:代表
- JIO|株式会社日本住宅保証検査機構:検査員 及び 評価員
- 三井ホーム株式会社:リフォームプランナー
noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note
利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。
大永 和弘 (おおなが かずひろ)
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
関連するテーマの見積もり依頼
ステンレス製の切り文字表札の取り付け | ¥9,000 ~ ¥15,000 |
---|---|
表札(アイアンタイプ)の取付 | ¥8,000 ~ ¥16,000 |
表札150×150を取り付けたい | ¥18,000 ~ ¥22,000 |
表札の取り付け工事 | ¥7,000 ~ ¥15,000 |
表札の取り付け(表札は購入済) | ¥5,000 ~ ¥6,000 |
※価格はこの依頼での一般的な価格相場です。
簡易設置タイプは飛散にご注意を
子どもの遊具をお庭に設置できたら、親子や仲の良いお友達とゆっくり楽しむことができていいですね。置くだけの簡易設置タイプの遊具もありますが、それなりに重量があったり、組み立てに時間がかかったりするので、置きっぱなしになることも多いようです。しかし簡易設置の弱点は、強風などで飛散するリスクがあることです。台風前など、強風が予想されるときは、片付けるなどの対策を忘れずに行いましょう。
監修者:高橋 みちる(一級建築士)