オープン外構で失敗したと感じる5つの事例と対処法

オープン外構とは?

外構には大きく分けて3つのスタイルがあります。

・オープン外構
・セミクローズ外構
・クローズ外構

それぞれの特徴を見ていきましょう。

1. オープン外構

オープン外構の家

「オープン外構」は近年人気のある外構スタイルで、塀やフェンスなどを造らず住宅敷地をオープンにした外構のことを言います。

1-1. オープン外構のメリット

オープン外構のメリットは下記です。

・開放感がある
・狭い敷地でも広く見える
・日当たりが良くなる
・外構設備にかける費用がいらない
・死角がないため防犯性が高い
・リフォームしやすい

オープン外構は上記のように多くのメリットがあります。

特に狭小住宅の場合は、日当たりも確保できて開放感のある明るいオープン外構は、ぜひ取り入れたいと思われるでしょう。

1-2. オープン外構のデメリット

オープン外構のデメリットは下記です。

・敷地の境界がわかりづらいので通り道にしたり、勝手に遊んでしまう子供がいる
・外から丸見えなので、外部の視線が気になる

外部との境界線が分かりづらい、外部から見えすぎてしまうという点がデメリットですが、対処法はあります。

のちほど、オープン外構のよくある失敗例とともにご紹介します。

2. セミクローズ外構

セミクローズ外構の家

「セミクローズ外構」は、オープン外構とクローズ外構のいいとこどりをしたようなスタイルで、敷地の一部のみ塀やフェンスなどを設置して目隠しや侵入対策をします。

2-1. セミクローズ外構のメリット

セミクローズ外構のメリットは下記です。

・開放感がありながら気になる部分は見せないという使いわけができる
・フェンスや塀はデザイン性の高いものを採用すれば、こだわりの外観を造ることができる

セミクローズ外構は、どこをオープンにしてどこを隠すのか、生活をイメージしながらデザインしていくことが大切です。

2-2. セミクローズ外構のデメリット

セミクローズ外構のデメリットは下記です。

・外構設備に費用がかかる
・敷地内に死角ができないようデザインに工夫が必要

外構設備を一部でも取り入れるなら、やはり費用はかかってきます。

また、空き巣犯などが隠れやすい死角を作らないよう、デザインはよく検討する必要があります。

3. クローズ外構

クローズ外構の家

クローズ外構は、昔ながらの外構スタイルで、住宅敷地をすべて塀やフェンスで囲います。

外構設備費用がかかるため近年ではクローズ外構は減少傾向にあり、オープン外構やセミクローズ外構が人気です。

3-1. クローズ外構のメリット

クローズ外構のメリットは下記です。

・住宅敷地の範囲が明確
・外部からの視線を完全にシャットアウトできる
・不審者が侵入しにくい

家の中が見えないので、プライバシーの確保を優先したい方には最適です。

3-2. クローズ外構のデメリット

クローズ外構のデメリットは下記です。

・狭い敷地だと圧迫感を感じる
・不審者が隠れやすい
・日当たりが悪くなることがある
・外構設備費用がかかる

クローズ外構は、外部からの視線を遮り不審者が侵入しにくいメリットがありますが、その反面侵入されてしまうと隠れる場所が多いので、防犯対策と合わせて外構プランニングをすることが大切です。

圧迫感を感じる場合には、風通しの良いフェンスにしたり、植栽を目隠しにするなどの方法があります。

オープン外構で失敗したと感じる5つの事例と対処法

悩む人

開放感があって敷地を広く見せてくれるオープン外構は人気がありますが、いざ生活をしてみると失敗したと感じる出来事もあります。

代表的な5つの事例とその対処法をご紹介します。

事例1. 敷地内を近道として使われる

オープン外構で「失敗した!」とお悩みの方は、オープンであるがゆえに敷地内に入って来られることを不快に感じている方が多いようです。

例えば、住宅が角地の場合。

住宅の前の道路を曲がって通行してくれれば良いのですが、敷地内を横切って近道をされる方もいます。

もう少し先に行けば横断歩道があるのに、わざわざ車道をよこぎって近道してしまう人がいることを考えれば、このように敷地内を通り道にしてしまう方がいるのも想像がつきます。

1-1. 対処法|角に植栽や花壇を設置

ご自宅の敷地の範囲は分かっていても、他人には分かりづらいということも考えられます。

オープン外構の場合は、敷地内の地面と道路の色や素材を変えて「ここからが敷地ですよ」と他人にもわかるようにデザインすることが多いですが、実際に他人はそこまで見ていないことも多いのが現状です。

人から見て敷地内であることが分かりやすいのは下記の方法です。

・植栽や花壇を設置する
・ブロックなどで境界線を示す
・道路と敷地に段差をつける

image画像提供:メッシュパネル|LIXIL

植栽や花壇は人が手入れをしたものはすぐに分かりますので、他人の敷地内であることをアピールしつつ、外観を彩ることができるのでおすすめです。

事例2. 車の方向転換に使われる

これも近道として使われる事例と似ていますが、住宅前の車道が狭い場合に起こりやすい事例です。

2台の車がすれ違う時や車が方向転換をしたい場合など、空いているスペースがあれば利用してスムーズに移動したいと考えてしまうのは人間の心理です。

オープン外構はそういう場合に最適なので、ついつい利用してしまう方もいるでしょう。

最近は大型車が人気ですので、細い道路では他人の敷地で車をよけたり方向転換をするケースがよくあります。

2-1. 対処法|ポールを設置

駐車場への侵入を防ぐためには、やはり侵入できないようにポールなどを設置する必要があります。

簡易的なものであれば、置くだけの商品も販売されています。

事例3. 庭で子供達が勝手に遊んでしまう

オープン外構で庭がある場合、子供達が勝手に入ってきて遊び場にしてしまうこともあります。

子供には他人の敷地であるという認識がないので悪気はないのですが、他人が勝手に入ってくるのはやはり気持ちの良いものではありませんね。

3-1. 対処法|低いフェンスや植栽を設置

子供のすることなのであまりきつく怒ることも難しいですが、「よその家だから勝手に入ってはいけない」と本人にも親御さんにも伝えることは必要です。

そのうえで、完全なオープン外構ではなくセミクローズ外構にして、低いフェンスや植栽の設置を検討してはいかがでしょうか。

開放感や日当たりを損なわず、景観性も向上します。

image画像提供:フェンス|LIXIL

出典:フェンス|LIXIL

事例4. 洗濯物を干すと丸見え

1階で洗濯物を干す場合は、オープン外構だと丸見えになってしまいます。

人が入ってきやすいと下着泥棒などの被害も考えられますので、1階以外で洗濯物を干すか、オープン外構をやめるかのどちらかです。

4-1. 対処法|室内干しまたは2階ベランダで干す

浴室換気乾燥機で洗濯物を乾かす

オープン外構にする場合、洗濯物を1階で干すと丸見えになるのは避けられませんので違う方法を考えておきましょう。

室内干しにするか、2階ベランダで干す仕様にすると安心です。

事例5. 子供が庭で遊ぶ時に飛び出しが心配

まだ小さなお子様がいらっしゃる場合、庭で遊んでいてうっかり道路へ飛び出してしまう危険性があります。

お子様が小さいうちは飛び出し防止のための対策を早急に行いましょう。

5-1. 対処法|フェンスを設置

庭で遊ぶ子供

小さいお子様がいらっしゃる場合は、オープン外構は危険ですのでセミクローズ外構にされることをおすすめします。

セミクローズ外構では、オープンにする場所とクローズにする場所を自由に組み合わせることができますので、庭はお子様が乗り越えられない高さのフェンスを設置しておくと安心です。

ペットを庭で遊ばせるご家庭も、フェンスや植栽で飛び出し対策をしておくと安心です。

オープン外構の失敗対策まとめ

オープン外構住宅で暮らす家族

オープン外構は、オープンであるがゆえに不快に感じてしまう出来事も時には起こります。

ですが、外構設備費用も安く抑えられるので内装に費用を回すこともできますし、何より明るくて開放感のある住宅は気持ちが良いものですよ!

オープン外構にしている分、あとから使い勝手を良くするリフォームもしやすいので、お悩みがある場合はお気軽に専門業者さんへ相談してみてくださいね。

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