【BBQコンロをDIYで設置】自宅に設置する手順と注意点を一挙紹介

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ご自宅の庭にBBQコンロをDIYで設置するのは簡単で、レンガを積み上げるだけで一日で仕上がります!今回は、BBQコンロのDIYの方法や注意点などについてお伝えします。庭にBBQコンロがあると、家族で過ごす時間も増え、お友達を呼んでホームパーティをしても盛り上がりますね!まずはこの記事のポイントを紹介します。

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POINT この記事のポイント

・DIYでBBQコンロを造る費用目安は約2.5万円
・用意するものは耐火レンガやハンマーなど
・BBQコンロを造る同じ要領でピザ窯や燻製器もできる
・BBQコンロ設置後はご近所さんへの配慮も忘れずに

BBQコンロをDIYで作ってみよう!

BBQコンロをDIYで造るには、レンガを用いる方法が一般的です。ポイントは、耐火レンガを使用することと、焼床部分には空気の通り道になる空間を開けておくことです。DIYでBBQコンロを造った場合にかかる費用目安は、2.5万円程度です。

基本的な道具と価格目安、レンガの積み方は下記の記事がご参考になります。レンガで花壇を造る工程とほぼ同じですが、違う点は耐火性のあるレンガやモルタルを使用する部分がある点です。

関連記事:花壇をレンガでDIYしてみよう!必要な道具や作業工程、費用はどれぐらいかかる?

1. 用意するもの

BBQコンロをDIYで造るときに用意するもの

DIYでBBQコンロを造るときには、まず上記のものを用意しましょう。

2. DIYの手順

DIYの手順

では早速DIYの手順を見ていきましょう。

2-1. レンガを水に浸す

セメントとの圧着強度を増すため、レンガをバケツに入れた水に浸しておきます。

2-2. モルタルを作る

セメントと砂が配合されているドライモルタルと水をバケツに入れてモルタルを作ります。粘土程度の柔らかさが目安です。

2-3. レンガを積む

レンガの積み方|コメリドットコム

出典:レンガの積み方|コメリドットコム

1. レンガを仮置きして位置を決めます。
2. モルタルを置き、水平器でレンガの表面が水平になるように注意しながら、レンガをモルタルにもみ込むように並べていきます。
3. 1段目のレンガを並べ終えたら、その上にモルタルを山状に置き、1段目のレンガより少し横にずらした位置に積んでいきます。1段目のレンガと互い違いになるよう置きます。

ここまでは花壇の作り方と同じです。次はBBQ用の火床を造っていきます。

2-4. レンガで火床を造る

1. レンガを囲うように積み上げたら、中央の空白部分にブロックを入れかさ上げをします。
2. ブロックとレンガの隙間に砂を入れます。砂を入れることで保温性がアップします。
3. 耐火モルタルを練り、ブロックの上に乗せて平らになるようならします。

2-5. さらにレンガを積み焼床を造る

1. 耐火モルタルを平らにならしたら、周りを囲うようにレンガを置いていきます。BBQコンロの後ろに当たる部分の中央は、空気の通り道のために少し隙間を開けてレンガを並べます。半分に割ったレンガを使って空間を設けましょう。

2. レンガとレンガの隙間に耐荷モルタルを埋め込みます。焼き網を乗せればBBQコンロの完成です!

3. ピザ窯や燻製器も出来ます!

レンガでBBQコンロをDIYで造ることができたら、同じ要領でピザ窯燻製器を造ることも出来ますよ!
BBQのメニューが増えてより楽しめます。ピザ窯はドーム型にすると難易度が上がりますが、四角い形でも問題なく焼けます。

燻製器は、レンガを積み上げる途中に焼き網をはさんで、さらにレンガを積み上げて、煙が逃げないよう上に耐熱性のある鉄板ステンレス版を乗せて完成です。一斗缶を使って作るほうが簡単です。筆者は燻製が大好きなので燻製ロースターなるものを持っており、室内で燻製造りを楽しんでいます。

作れる量が少ないので、大きな燻製器をDIYで作ってみるのもいいなと執筆しながら思いました。

BBQコンロをDIYする際の注意点

BBQコンロをDIYする際ですが、レンガは重いので購入時の運搬に注意しましょう。作業時には、手を怪我しないように軍手をして作業をし、火を使う部分については必ず耐火性のあるレンガやモルタルを使用してください。隣家の近くには設置しないように気を付けましょう。

監修者コメント
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BBQコンロはDIYに最適

DIYというと、失敗したらどうしようとか、プロのようにキレイにできるかな?と心配もあるかもしれません。確かに家のリフォームのDIYは、結構難しいスキルが必要です。でも、BBQコンロなら水平や垂直が多少曲がっていたり、見た目が悪くたって全然OK!むしろ自分で作ったという達成感によって、そんな不格好ささえ愛しく思えてしまいます。DIYにご興味がある方は、お庭にBBQコンロづくりから、まずは始めてみませんか?

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

BBQコンロをDIYで設置した場合のマナー

BBQコンロをDIYで設置した場合のマナー

時間をかけてDIYしたBBQコンロは、愛着が沸いてBBQの頻度が上がるでしょう。ご自宅の庭でBBQをすることは問題ありませんが、ご近所さんへの気遣いを忘れずに楽しんでくださいね。

1. 煙と匂い対策

庭でBBQする際、最もご近所トラブルになるのが「煙と匂い」です。BBQの匂いは衣類につきやすいので、ご近所さんが洗濯物を干しているタイミングでのBBQは止めておいたほうが安心です。

煙の出にくい炭や着火剤を使用したり、風向きが隣家に流れそうな場合は、アウトドア用の扇風機などで風向きを変えるなどの配慮も必要です。



出典:充電式ファン|マキタ
商品価格:9,900円~

2. BBQをする日時を事前に伝える

BBQをする日時が決まったら、ご近所さんへ一言お伝えしておくのも良いです。事前に分かっていれば、洗濯のタイミングをずらしたり出かける予定を入れることも出来ます。たまにはBBQにお誘いするのも良い関係を続けるポイントです。

3. 時間帯と騒音に注意

夜遅い時間や長時間に渡るBBQは、騒音などの問題も出てくるため控えておきましょう。

BBQコンロ使用時は火災に注意!

BBQをした後の残った炭から出火し、自宅が全焼するという痛ましい事故がありました。砂浜に熱いままの炭を埋めて、そこを歩いた子供が大火傷を負った事故もあります。炭はなかなか火が消えず、誤った処理をすると大事故につながり大変危険です。

炭の消し方

炭の入ったコンロに直接水をかけると、熱い蒸気が発生して火傷の危険性がありますので水はかけないようにします。



出典:火消し壺|CAPTAIN STAG
商品価格:9,350円~

「火消し壺」という商品が販売されていますので、ぜひ一つは購入しておくことをおすすめします。火消し壺は、火のついた炭を入れて蓋をすることで消火させる陶器やステンレス製の容器で、しっかり蓋を閉めれば容器が熱くならず車に積むことも可能です。

消し壺で消火された炭は「消し炭」と言われ再利用が可能になり経済的です。消し炭は新しい炭よりも火が付きやすいので、次回の火おこしに利用できます。

監修者コメント
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BBQは楽しく安全に

自宅でBBQができたら、趣味としても、家族や友人とのコミュニケーションとしても、楽しくていいですね。ここで気をつけたいのは、なんといっても「安全」であることです。屋外では、強風に煽られて火の粉が飛んだり、炎が燃え上がったりなど、想定外の事態も起こり得ます。特に住宅地の中では、付近に可燃物がないことを確認し、万一の際にはすぐに消火できるような準備が欠かせません。BBQを心から楽しめるよう、安全には最新の注意を払いたいですね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

BBQコンロの設置費用を一括見積り!

BBQコンロの設置費用見積もりを依頼する際は一括見積りが便利です。依頼内容を入力すると業者から連絡が来て、訪問見積りや電話見積もりをしてもらえます。DIYに慣れていない人はレンガを運んで積み上げる作業やモルタルの扱いなどが難しい場合もあります。

職人さんに依頼すると短時間で美しく仕上がりますので、見積もりだけでもとってみることをおすすめします。家仲間コムの見積もりサイトには約1000社の登録業者さんがいて、いろんな依頼に対応できるのが魅力です。また、匿名・無料で見積もり依頼ができるのでしつこい勧誘などもありません。

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

【保有資格】

【所属】

noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

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家仲間コム編集部

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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