屋外シャワーの設置と注意点|マリンスポーツやペットの散歩帰りに大活躍

屋外シャワーの設置と注意点|マリンスポーツやペットの散歩帰りに大活躍

今回は、マリンスポーツ後の砂や海水を洗い流したり、お散歩帰りのペットの足を洗ってあげることができる、屋外シャワーについてご紹介します。まずは、この記事のポイントをまとめました。

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POINT この記事のポイント

・屋外シャワーはマリンスポーツ後やペットを飼っている人におすすめ
・屋外シャワーの種類は主に3つ
・屋外シャワーは配管のつまりなどに注意が必要

1. マリンスポーツをされる方

海沿いの家から歩いてサーフィンをしに行く、といった趣味がある方も少なくないのではないでしょうか。マリンスポーツがお好きな方にとっても憧れの過ごし方でしょう。

サーフィンやダイビングなどマリンスポーツをされる方はどうしても砂がついて海水も浴びるため、ご自宅内にあがってシャワーをすると塩や砂が室内にも散ってしまいますよね。屋外に簡易のシャワールームを設置しておくと、さっと砂や海水を落として室内に上がることができるので、おうちの中が汚れずに済みます。

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2. 犬などペットを飼っているご家庭

犬を飼っているご家庭では、毎日お散歩に連れて行きますね。道路を歩くワンちゃんは足が汚れてしまいますが、屋外にペット用のシャワー設備があれば室内を汚すことなく足を綺麗に洗えて便利です。

関連記事:庭にドッグランを作ろう!必要な設備や費用目安は?

3. スポーツ施設などを経営されている方

スポーツ施設スポーツ施設(※画像はイメージです)

大きなスポーツ施設であれば館内にシャワールームが設置してありますが、小規模のスクールなどではシャワールームまで設置されていないこともあります。スポーツのあとは汗をかきますので、簡易のシャワールームがいくつかあると、電車で通われるスクール生の方にもきっと好評です。

屋外のテニスコートやフットサルコートなどのそばに屋外シャワーがあると、スポーツ後に汗を流してさっぱりと帰路につくことができますよ!

屋外に設置するシャワーの種類

屋外に設置するシャワーには下記のような種類が挙げられます。

立水栓にシャワーホースを設置
壁付け式簡易シャワー
コンテナタイプのシャワーユニット

順番に見ていきましょう。

1. 立水栓にシャワーホースを設置

ペットシャワー混合水栓柱 シリーズ|SENSUI

出典:ペットシャワー混合水栓柱 シリーズ|SENSUI
商品価格:63,000円~

お散歩帰りのペットの足を洗ったり、植栽への水やりにも利用できるのがこちらのタイプです。お庭に設置してある立水栓にシャワーホースを取り付けるだけの簡単設置タイプなので、設置費用もお手頃です。

関連記事:散水栓から立水栓へリフォーム!メリット・デメリットや費用目安は?

2. 壁付け式簡易シャワー

ステンレススチール製 屋内/屋外シャワー|nivito

出典:ステンレススチール製 屋内/屋外シャワー|nivito
商品価格:244,339円~

サーフィンなどのマリンスポーツを楽しまれる方に最適なのが、壁付け式簡易屋外シャワーです。室内に持ち込みたくない砂や海水の塩分を水着のまま洗い流すことができるので、マリンスポーツ後の仮洗いに便利!混合水栓にしておけば、温水シャワーも浴びることができます。

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3. コンテナタイプのシャワーユニット

屋外シャワーユニット|Hamanetsu

出典:屋外シャワーユニット|Hamanetsu
商品価格:468,000円~

こちらはコンテナタイプでしっかりシャワーができる屋外シャワーユニットです。マリンスポーツショップやスポーツ施設を経営される方などは、こちらの本格的な屋外シャワーがあるとお客様も快適にスポーツを楽しめるのではないでしょうか。

個室になっていて外からも見えないため、安心してシャワーを浴びることが可能です。バスタブ付きタイプのシャワーユニットもありますので、必要に合わせてご検討ください。室内にセカンドシャワールームが欲しい方は、こちらの記事もご参考になります。

関連記事:シャワールームユニットはセカンドバスやシャワー派におすすめ!費用目安や注意点は?

監修者コメント
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便利な屋外シャワーをつくるには

屋外シャワーがあれば、外での汚れを室内に持ち込むこともなく、その需要がある方にとってはとても便利ですよね。シャワーをつくるには、給水・給湯・排水管を接続する工事が必要になります。夏場しか使わないなら水だけでもいいかもしれませんが、冬場も使用するならお湯も使いたいですね。現在の給排水の状況によって工事内容も大きく変わってきますので、ご検討の際は早めに信頼できるプロに相談できるといいですね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

1. 配管のつまり防止対策

屋外の配管は室内よりは太めに設定されていますが、シャワーを浴びるとなると髪の毛なども流れますので、つまり防止対策は重要です。目の細かいネットを設置して普段から髪の毛や砂などが配管に流れにくいようにしておくこと、定期的に配管清掃を行いつまり防止対策をしておくことが大切です。

シャワーの際に石鹸やシャンプーなどを使用した場合は、石鹸カスなどもつまりの原因になりますので、使用後はお湯でよく流しておきましょう。

2. シャワーユニットは運搬に注意

個室になったシャワーユニットを設置する場合、サイズによっては運搬にクレーン車が必要になるケースがあります。運搬エリアの道路幅も狭いと搬入できない場合がありますので、事前にサイズの確認をしておきましょう。

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3. シャワーユニットは清潔に

個室タイプのシャワーユニットは、使用後は清掃してよく乾燥させておくことが大切です。屋外に設置していても扉を締めていると通気性が悪くなりますので、湿度とお湯の使用によりカビが発生しやすくなります。

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外構計画も一緒に見直してみよう

屋外にシャワーを設置するためには、設置場所だけでなく給排水の配管経路など、広範囲で地面を掘る工事などが必要になる場合もあります。その際、既に設置されている外構があれば、それを一旦壊すこともあるかもしれません。それならば、外構計画全体を見直すタイミングに合わせて屋外シャワーを設置すれば、無駄なく工事を行うことができます。シャワーだけでなく全体の計画についても、ぜひ考えてみてくださいね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

屋外シャワーの設置まとめ

一般家庭で本格的な屋外シャワーを設置しているところはあまり多くないかもしれませんが、立水栓に取り付ける簡易シャワーは設置も簡単ですし、あると便利です。ペットを飼っているご家庭やマリンスポーツが多いという方はご検討してみてはいかがでしょうか。

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

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高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

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家仲間コム編集部

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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