庭に石畳を敷いてみよう|石畳のメリット・デメリットや費用目安を解説

庭に石畳を敷いてみよう|石畳のメリット・デメリットや費用目安を解説

庭に石畳を敷くと歩きやすくなるだけでなく、見た目にも高級感が出て外観のデザイン性を高めることができます。DIYでの施工にチャレンジされる方は石畳に使用される石材によっては重さがあり施工が難しいこともありますので、無理をせず業者さんに依頼して素敵なエクステリアを作ってもらうのも安心ですよ。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・庭に石畳を取り入れるメリットは、「歩きやすい」「雑草が生えにくくなる」「玄関アプローチの見た目が良くなる」など
・庭に石畳を取り入れるデメリットは、「費用がかかる」「DIYでの施工が難しい」など
・庭の石畳施工にかかる費用は、石材と施工費を合わせて1㎡あたり約4万円前後からが目安

1. 歩きやすい

庭は、土のままにしておくと雨の日にはぬかるんで歩きにくく靴なども汚れてしまいますが、石畳を敷くことによって歩きやすくなります。庭が傷むのも防いでくれるので、通路として歩く部分には石畳やタイル・枕木など何かしらのエクステリア材を設置しておくのがおすすめです。

一般的には、通路に敷き詰めたものを「石畳」や「敷石」、足が着地する場所にだけ石を設置したものを「飛び石」「ステップトーン」などと呼びます。

2. 雑草が生えにくくなる

石畳で土の部分を覆うことができるので、その部分には雑草が生えにくくなります。庭がある以上は雑草対策が必須ですので、少しでも雑草が生えてくるのを抑えたいとお考えであれば石畳を取り入れてみてはいかがでしょうか?

雑草の繁殖力は高いので、石の隙間からも生えてくる可能性があります。設置する前には雑草除去を行って、雑草がない状態で施工しておくと安心です。

3. 玄関アプローチの見た目が良くなる

庭などのエクステリアをプランニングするうえで、見た目の良さ・デザイン性は大切なポイントです。石畳に使用する石材で洋風にも和風にもデザインすることができるので、外観に合わせたお好みの石材を選んでみましょう。

庭に石畳を取り入れるデメリット

庭に石畳を取り入れるデメリットには下記の2点があります。

1. 費用がかかる

石畳は手作業での施工になりますので、まず人件費がかかります。天然石の石畳は石材そのものの価格も高く、また運搬にトラックも必要になり、石材の形によっても職人さんの技術力が必要でさらに費用がアップします。

庭の石畳施工にかかる費用は、石材と施工費を合わせて1㎡あたり約4万円前後からが目安で、石の種類によって、また石の形によっても変動します。

同じ高さに施工しないとつまづいて転倒してしまうリスクもありますので、できるだけ業者さんに依頼したほうが安全性を高める上でも安心でしょう。費用はかかってしまいますが、やはりプロの業者さんに施工してもらった石畳は歩きやすく、見た目のデザイン性やバランスなども良いので満足のいく仕上がりになりますよ!

2. DIYでの施工が難しい

石畳に使用される石材は重量がありますので、購入はできても運搬の手間と手段が必要です。また、下地にはコンクリートを施工することが多いですがDIYでコンクリートを上手に施工するのは難しく、石畳を同じ高さに敷き詰めていく作業も丁寧にしなければ、仕上がったあと歩いている際につまづいて転倒の危険性があります。

石を並べるだけのように見えて実は高い技術力が必要な作業ですので、できるだけプロの業者さんに依頼しましょう。もしDIYで施工したい場合は、飛び石のように大きめの石を離して置くようなデザインにされるほうが施工しやすいでしょう。

庭の石畳に使用される石の種類

庭の石畳に使用される石の種類

庭の石畳に使用される石材には、主に下記の3種類があります。種類によって、また形によっても庭の印象が変わりますのでシミュレーションをしてみてくださいね。

1. 天然石の石畳

庭の石畳に使用される石材で昔から人気が高いのが天然石です。和風の庭なら御影石が使われることが多く、洋風の石畳では石灰石などが使用されます。

天然石の加工は機械で行うものと職人さんの手作業で加工されるものがあり、当然後者のほうが費用が高くなるのですが、手作業ならでは風合いと味が出るので、こだわりの庭の石畳を造りたい場合におすすめです。

最近では「ピンコロパネル」と呼ばれるシートパネルも販売されており、施工の手間がずいぶん簡略化できるようになりました。和風のイメージが強い石畳の特徴を活かして、苔や竹の小物などを作ったり縁側などと組み合わせて和モダンな庭を楽しむのもおしゃれですよ。

1-1. 滑り止め対策はしっかりと!

天然石を使用する際の注意点は、滑り止め加工を施しておくことです。表面がツルツルしたままの状態だと、雨の日など石畳が濡れた時に滑る危険性があります。固い天然石の上で転倒すると大怪我につながりますので、必ず滑り止め対策はしておきましょう。

2. 人工石の石畳

人工石は、コンクリートやFRP樹脂を原材料として天然石の風合いを再現したもので、費用が安く抑えられる点がメリットです。コンクリート製だと重さがありますが、FRP樹脂は軽いのでDIYで設置しやすいです。コンクリート製だと重さがありますが、FRP樹脂は軽いのでDIYで設置しやすいです。

施工範囲が広いと、家の方角や日当たりによってはコンクリートの照り返しが気になることがあります。その場合は、熱交換塗料などで対策をしておくと良いでしょう。

3. タイルの石畳

近年の庭で人気が高いのがタイルの石畳です。タイルは和風にも洋風にも使えますし、テラコッタ調など外国風のガーデンを造りたい方にもおすすめです。いろんな色がありデザインのバリエーションも豊富なので、ご自宅のインテリアに合うタイルがきっと見つかります。

タイルも天然石同様、滑り止め対策は忘れずにしておきましょう。

庭の石畳を依頼するなら外構工事も同時に!

庭の石畳を依頼するなら、他の外構工事も同時に依頼するとお得になります。例えば、芝生の施工やウッドデッキ・や花壇の設置など、同時に施工することで人件費などが一度で済みますし、トータルコーディネートもできるので外観に統一性が出ます。

見積もり依頼をする際には、ついでに他の気になる場所の施工も含めた見積もりと石畳だけの見積もりを両方もらって比較検討してみてはいかがでしょうか?

庭の石畳をお得に依頼するには?

庭の石畳をお得に依頼するには一括見積りが便利です。石畳は使用する石材によっても、石材の形によっても費用が変わってきます。

家仲間コムの見積もりサイトには約1000社の登録業者さんがいるので、施工事例などを見せてもらってどのような施工が得意なのかを聞いてみると、ご自身のイメージと近いデザインをしてくれる業者を探すことができますよ。また、匿名・無料で見積もり依頼ができるのでしつこい勧誘などもありません。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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