ピクチャーレールの耐荷重はどれくらい|わかりやすい図で徹底解説

ピクチャーレールの耐荷重はどれくらい|わかりやすい図で徹底解説

おしゃれに壁面を有効活用できるピクチャーレールは、耐荷重をきちんと確認することが大切です。ピクチャーレールは横に長さがあるので、片側だけに耐荷重いっぱいのものを飾るとバランスが悪く、落下の危険性も上がります。今回は、ピクチャーレールを安全に使用するための耐荷重の考え方について、図でわかりやすく解説します。まずはこの記事のポイントをまとめました。

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POINT この記事のポイント

・ピクチャーレールとは壁面上部や天井に取り付けるレールのこと
・取り付け方法は全部で3つある
・ピクチャーレールを取り付けるときには必ず水平になるようにする

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シンプルなものからデザイン性の高いものまで

ピクチャーレールは、ディスプレイ用品であるとともにインテリアアイテムでもあります。絵画など飾るものだけを目立たせたい場合は、壁の色に合ったピクチャーレールを選ぶとレール自体が目立たないためすっきりとした印象になります。
ピクチャーレールそのものもインテリアとして楽しみたい場合、フックの取り付け部分が隠れるスタイリッシュなデザインのものや、木目調のレールなどがおすすめ。壁付けしたレール本体にハンガーなどを掛けられるものもあるので、イメージに合うデザインのピクチャーレールを探してみてください。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

ピクチャーレールってどんなもの?

ピクチャーレール|TOSO画像提供:ピクチャーレール|TOSO

出典:ピクチャーレール|TOSO

ピクチャーレールとは壁面上部や天井に取り付けるレールのことで、レールからハンガー(ワイヤー)フックを吊り下げて絵画やポスターを飾るものです。壁面と天井の境目付近にビスで固定するので穴が目立たず、ワイヤーを取り付けるランナーを増やすことで飾るものも増やせます。以前は絵画やポスターなどを飾るのが主流でしたが、最近では植物を飾ったり雑貨を飾ることで、壁面をおしゃれに有効活用できるようになっています。

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取り付けタイプ別の注意点

マグネットで取り付けるタイプのピクチャーレールは、当然ながらマグネットがくっつく場所にのみ取り付け可能。一般家庭でマグネットがくっつくようなスチール面と言えば、冷蔵庫や一部メーカー製のキッチンパネル、一部メーカー製の浴室壁など。ちょっとした小物を吊るすのに便利そうですね。
賃貸住宅の場合、ピクチャーレールの取り付け前に管理会社やオーナーに必ず許可を取るようにしましょう。少なからず壁に穴が開くので、現状復帰が難しいという理由で断られる可能性があります。穴が目立たないというビスもありますが、不要なもめごとを避けるためにも一言相談した方がベターです。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

ピクチャーレールの耐荷重の目安

ピクチャーレール|TOSO画像提供:ピクチャーレール|TOSO

出典:ピクチャーレール|TOSO

ピクチャーレールには以下の3つの取り付け方法があります。

1. ビスで下地に固定
2. 石膏ボードに石膏ボード用ビスで固定
3. マグネットで取り付け

このなかでビスで固定する方法には最も耐荷重があり、マグネットの場合は最も耐荷重が低くなります。ピクチャーレールは複数の部品で構成されていますが、レール自体の耐荷重は8kgから70kgまであり、さらにフックなどの部品にも3kg~と幅広く耐荷重が設定されています。

では、ピクチャーレールを組み合わせて取り付けた場合の耐荷重はどういう考え方をするのでしょうか。「ピクチャーレール Tシリーズ」の例で耐荷重の考え方の例を見てみましょう。

ピクチャーレール Tシリーズ|TOSO画像提供:ピクチャーレール Tシリーズ|TOSO

出典:ピクチャーレール Tシリーズ|TOSO

「ピクチャーレール Tシリーズ」の耐荷重は下記の通りです。(TOSOでは許容荷重と記載されます)
・正面付け:20kg
・天井付け:30kg

1. 1本のハンガーで複数の展示物を吊るす場合

ピクチャーレール耐荷重(許容荷重)|TOSO画像提供:ピクチャーレール耐荷重(許容荷重)|TOSO

フックの耐荷重30kg・ハンガーの耐荷重30kgであっても合計60kgの耐荷重にはならず、30kgのままです。展示物の重量合計は30kg以内に収める必要があります。

2. 1つの展示物を複数のハンガーで吊るす場合

ピクチャーレール耐荷重(許容荷重)|TOSO画像提供:ピクチャーレール耐荷重(許容荷重)|TOSO

1つの展示物は2本のハンガーで吊るします。3本だとバランスを崩して落下の危険性があるので避けましょう。フックの耐荷重30kg・ハンガーの耐荷重30kgが2本分であっても、合計120kgの耐荷重にはならず、30kgのままです。

3. 部品の耐荷重が異なる場合

ピクチャーレール耐荷重(許容荷重)|TOSO画像提供:ピクチャーレール耐荷重(許容荷重)|TOSO

フックの耐荷重30kg・ハンガーの耐荷重15kgの場合、耐荷重の小さいハンガーの耐荷重に合わせて15kgです。

4. 正面付けした場合

ピクチャーレール耐荷重(許容荷重)|TOSO画像提供:ピクチャーレール耐荷重(許容荷重)|TOSO

正面付けは、ピクチャーレールを壁面に取り付ける方法です。天井付けより耐荷重が低くなります。「ピクチャーレール Tシリーズ」を正面付けした場合の耐荷重は20kgとされています。製品それぞれに、正面付けの場合と天井付けの場合の耐荷重が記載されていますので、購入の際はご確認ください。

5. 1m以内に複数の展示品を吊るす場合

ピクチャーレール耐荷重(許容荷重)|TOSO画像提供:ピクチャーレール耐荷重(許容荷重)|TOSO

複数の展示品を吊るす場合は、地震の揺れで衝突することを防ぐために間隔を1m開けることを推奨しています。展示品同士の間隔が1m以内の場合、展示物の重量合計は30kgまで許容されています。

ピクチャーレール取り付け時の注意点

ピクチャーレールの耐荷重が30kgあったとしても、レールが斜めに取り付けられている場合は当てはまりません。ピクチャーレールを取り付ける場合は、必ず水平になるようにご注意ください。DIYで取り付けされる場合は、市販の水平器を利用すると正確に取り付けができます。

ピクチャーレールの耐荷重まとめ

寝室に飾った絵画寝室に飾った絵画(※画像はイメージです。)

今回の記事はピクチャーレールのTシリーズを一例として耐荷重の考え方を解説してきましたが、商品ごとに耐荷重が設定されています。ピクチャーレールにどんなものを吊るすかを事前に決めて、重量合計に合ったピクチャーレールを購入するのも良いですね。耐荷重を超えない範囲であれば、お好きなアイテムを飾ってピクチャーレールを楽しめますよ!

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

【保有資格】

【所属】

noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

編集者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)

WEBサイト


株式会社マッチングジャパン 代表取締役社長。

大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

退社後、株式会社マッチングジャパンを2006年に創業し、ハウスメーカーやリフォーム会社のWEBマーケティングを経験。
その他、内装材メーカーや建材メーカーにWEBプロモーションに関わるコンサルティングを提供。

同時にリフォーム業者検索サイト「家仲間コム」の運営責任者として、累計5千社を超える施工業者にサービスを提供。サイト規模は月間アクセス約360万PV、見積利用者数は年間約5万人までに成長。

自身も7度の引越しと2度の住宅購入を経験し、家のリフォームや修繕をユーザーの立場で多く経験。
その経験から、規模が小さくても優良なリフォーム業者を探せるサイトの必要性を強く感じ、サービスの利便性向上に注力している。

現在は、ウォールステッカーカーテンブラインドロールスクリーンなどのECも展開中。

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