和室から洋室へのリフォーム|施工事例や費用相場を紹介
編集者:大永 和弘
最終更新日:2023年2月4日
畳っていいですよね。い草の香りに癒され、来客時には客間にもできますし、和室が好きな方も多いです。ですが、昨今のライフスタイルの変化により、和室から洋室へのリフォームを検討される方も増えています。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。
POINT この記事のポイント
・和室から洋室へのリフォームの種類は、「畳をフローリングにリフォーム」「ふすまを開き戸にリフォーム」「天井をリフォーム」「壁をリフォーム」「押入れをクローゼットにリフォーム」など
・畳からフローリングにすると、車椅子でもそのまま通ることができるため、バリアフリーリフォームとしても有効
・和室から洋室へのリフォームにかかる費用は、8万円〜15万円
目次 [ 表示 ]
畳をフローリングにリフォーム
畳をフローリングにリフォーム(※画像はイメージです)
和室から洋室へのリフォームで、最も簡単でかつ価格も安く済むのが、畳からフローリングへの変更でしょう。
現状の和室の壁や天井があまり和室ぽくなければ、フローリングに変えるだけでも洋室らしくなります。
フローリングにすると、車椅子でもそのまま通ることができるため、バリアフリーリフォームとしても有効です。リフォームの際に、段差も解消しておくことで、安全面も確保できます。
バリアフリーリフォームを検討される場合は、同時に施工できることを業者さんに相談してみましょう。
畳は厚さが約40~50mmありますが、フローリングの厚さは約12mm程度と差があります。そのため、畳を撤去した後は、他の部屋と高さを合わせるため下地を調整し、断熱材を入れたあと、フローリングを張っていきます。
【費用目安】
おおよそ"15万円~"(8帖間の場合)
ふすまを開き戸にリフォーム
和室は、ふすまや障子などの場合がほとんどです。洋室へリフォームするにあたり、開き戸や引き戸などの洋室ドアに変える必要があります。
ここで問題になるのが、扉の高さです。和室のふすまや障子は、洋室のドアに比べて低く作られているため、既存の枠を削る作業が必要になります。
ドアタイプへリフォームするより、引き戸タイプへリフォームするほうが費用も抑えられます。
【費用目安】
おおよそ"8万円~"
開き戸や引き戸などを洋室ドアへリフォーム
開き戸や引き戸などを洋室ドアへリフォーム(※画像はイメージです)
和室は、ふすまや障子などの場合がほとんどです。洋室へリフォームするにあたり、開き戸や引き戸などの洋室ドアに変える必要があります。
ここで問題になるのが、扉の高さです。和室のふすまや障子は、洋室のドアに比べて低く作られているため、既存の枠を削る作業が必要になります。
ドアタイプへリフォームするより、引き戸タイプへリフォームするほうが費用も抑えられます。
【費用目安】
おおよそ"8万円~"
天井をリフォーム
和室の天井は板張りの場合が多く、そのままだと洋室とは合わないため、洋室に合うように仕上げる必要があります。
この板張り天井は「目透かし天井」や「イナゴ天井」と呼ばれるものが主で、洋室にリフォームする場合は、この板張り天井をはがして、さらに洋室用に板を張った上でクロスを張ることになります。板張り天井をはがした時に、断熱材を入れておくと家が長持ちします。
費用を抑えたい場合は、元々の板張り天井の上から薄いベニア板を張ってクロスを張っていく方法もあります。
【費用目安】
おおよそ"10万円~"
壁をリフォーム
古い住宅では、和室の壁が砂壁であったり、珪藻土(けいそうど)の壁であることがあります。その場合は、壁を一度塗装して、表面を平らにならす必要がなります。 その後、クロスを張ったり壁板を張っていきます。その際、断熱材は必ず入れておくと、寒さ対策にもなりますし、家も長持ちします。
【費用目安】
おおよそ"1,200円~"(1㎡当り)
押入れをクローゼットにリフォーム
クローゼット(※画像はイメージです)
和室には、布団を収納するための押し入れがありますが、洋室へリフォームした場合、ベッドを置く方も多いため、押入れはクローゼットにリフォームすると有効活用しやすくなります。洋服もハンガーごと収納することが出来るため、しわになりにくいというメリットもありますね。
湿気対策として、調湿効果のある建材を使うなど、十分配慮する必要があります。
【費用目安】
おおよそ"8万円~"
まとめ
和室から洋室へのリフォームをする際には、現状によってどこまでリフォームが必要かが変わってきます。将来的にバリアフリーリフォームを検討していらっしゃる方は、壁に手すりをつけておいたり、子供部屋にしたいと考えている場合は、防音対策もしておくなど、どのような使い方をするのかできる限り正確にイメージしておくことが大切です。
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)
株式会社マッチングジャパン 代表取締役社長。
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
退社後、株式会社マッチングジャパンを2006年に創業し、ハウスメーカーやリフォーム会社のWEBマーケティングを経験。
その他、内装材メーカーや建材メーカーにWEBプロモーションに関わるコンサルティングを提供。
同時にリフォーム業者検索サイト「家仲間コム」の運営責任者として、累計5千社を超える施工業者にサービスを提供。サイト規模は月間アクセス約360万PV、見積利用者数は年間約5万人までに成長。
自身も7度の引越しと2度の住宅購入を経験し、家のリフォームや修繕をユーザーの立場で多く経験。
その経験から、規模が小さくても優良なリフォーム業者を探せるサイトの必要性を強く感じ、サービスの利便性向上に注力している。
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