団地リフォームで優先すべき内容と構造上の注意点

キッチンリフォーム

古い団地をリフォームしておしゃれで快適な住まいに生まれ変わらせる方が増えています。
団地リフォームは物件が安く手に入ることと、自分好みのインテリアや間取りにリフォームできる点が大きな魅力です。
できるだけ費用を抑えるためには、業者に依頼するリフォームとDIYを組みわせることです。
今回は、団地リフォームで優先すべき内容と構造上の注意点を解説します。

団地のリフォームポイントは「水廻り」と「内装」

団地は築年数が経過していることが多いため、ほとんどの場合水廻り設備が老朽化しています。

そのため、まず優先してリフォームする場所は水廻りです。

1. 水廻りは最優先

キッチンリフォーム

団地でまず最初にリフォームしておくべき場所は水廻りです。

団地の水廻りリフォームをすべて行うと、費用は約100万円~500万円程度かかるため、予算に応じてどの程度までリフォームするかをよく検討する必要があります。

キッチンや浴室は使用頻度が高いうえに汚れの種類が多い場所です。

劣化も進んでいることが多いので、優先的にリフォームをしておくほうが良いでしょう。

トイレリフォーム

その次にトイレのリフォームがおすすめです。

実は、トイレで流す水はご家庭内の水道代の約2割を占めています。

最新のトイレは節水効果が高く、これから生活するうえで水道代の節約につながりますので、できれば新しいトイレにリフォームしておきたいところ。

洗面台リフォーム

洗面台はもし使用できる状態であれば、そのまま有効活用すれば費用を抑えることができます。

もちろん予算があれば新しい洗面台に交換すると気持ちがいいですが、リメイクシートなどを貼るだけでも印象が変わりますよ!

2. 内装工事は予算に応じて

電卓と設計図

あとは内装工事ですが、内装工事はこだわればこだわるほど費用がかかる場所です。

時間と手間はかかりますが、ある程度はDIYで行えば費用を抑えることができます。

予算を抑えたい場合は地道にDIYでお好きなテイストに仕上げていきましょう。

団地の内装工事リフォーム2パターン

水廻りの次に内装工事リフォームを検討しますが、内装工事リフォームには下記の2パターンがあります。

・スケルトンリフォーム
・部分リフォーム

どちらを選ぶかは予算次第です。

1. スケルトンリフォームで新築のように!

スケルトンリフォーム

スケルトンリフォームは、内装をすべて取り壊して一から造り変えることを言います。

スケルトンリフォームは600万円~1,000万円程度かかることも多く、費用が高額になりやすいですが、新築住宅と変わらない内装に生まれ変わる点が大きな魅力。

団地をスケルトンリフォームしたいとご検討中の方は、下記の2点に注意が必要です。

1-1. 壁の構造によって間取り変更ができないことも

コンクリートの壁式構造

古い団地は、間仕切り壁がコンクリートで造られている「壁式構造」が多く、この場合コンクリート壁を壊して間取り変更リフォームをすることができません。

団地はひとつひとつの部屋が狭いのでできれば広い大きな一部屋にリフォームしたいところですが、壁式構造では不可能です。

間取り変更リフォームができるのは、柱と梁で支えている「ラーメン構造」の場合です。

こちらは狭い部屋を大きな一つの部屋にリフォームできて広々とした空間を造ることができるため、より理想に近い住宅に仕上がるでしょう。

壁の構造は団地購入前にチェックしておきたいポイントです。

「壁式構造」で壁の撤去ができない場合は、塗装で色を変えてみたり板を貼るなど、イメージを変えることを楽しんでみましょう。

1-2. 断熱性

断熱施工

築年数が古い団地では断熱性が低いことが多く、リフォームの際に断熱材を施工しておくほうが快適に過ごすことができます。

一般的に団地は一部屋の間取りが狭く天井も低いので、断熱材の厚みの分だけ壁や天井が室内にせり出して狭くなる場合があります。

断熱性を高めておくことは、健康のためにも快適な環境づくりのためにも重要ですので、多少狭くなる点は想定して断熱性を優先させておきましょう。

省エネにもつながり、結露対策としても効果的です。

2. 部分リフォームで費用を抑える

室内の印象を左右するのは内装ですが、内装工事はこだわりだすとキリがない部分でもあり費用も高額になっていきます。

DIYで壁のリフォーム

使える部分は有効活用して、劣化しているところだけを部分リフォームして費用を抑えましょう。

なかにはDIYでコツコツリフォームして、団地リフォームを100万円程度で仕上げた方もいらっしゃいます。

例えばフローリングは業者さんに依頼して壁紙はDIYで対応するなど、プロに依頼する場所とご自身で施工する場所を上手に組み合わせると費用を抑えることができます。

団地リフォームは構造に注意!

不動産重要書類

近年では、全面リフォームが許可されていることの多い団地物件ですが、リフォームの際に注意しなければいけない点があります。

それは団地ならではの「構造」です。

「壁の構造」や「断熱性の低さ」は先の項目でもお伝えしましたが、それ以外にも下記の3点に注意が必要です。

・排水管の位置
・水廻りスペースが狭い
・共用部分のリフォームは不可

1. 排水管の位置

水道設備

団地は階下の天井裏に排水管を通した構造になっている場合が多く、排水管の位置が変えられないことがあります。

排水管の位置が変えられないということは、水廻り設備の位置を変えることができないため、現状と同じタイプの新しい設備を導入することになります。

例えば、アイランドキッチンなどの対面キッチンにしたいと思った場合には、配管を延長させる工事が発生しますが、現状が壁付けキッチンで配管が変えられないのであれば、リフォームする設備も壁付けキッチンにせざるを得ない、ということです。

排水管の位置が変えられる構造であれば、お好きな位置に水廻り設備を移設できるため使い勝手が向上します。

2. 水廻りスペースが狭い

ドラム式洗濯乾燥機

古い団地は全体的にサイズが小さ目にできており、大型家電などを設置するスペースがない場合があります。

例えば、今人気のドラム式洗濯乾燥機は団地の出入口では搬入が難しいでしょう。

洗面所の間取りを拡張して設置スペースを確保したり、出入口の横幅も広げておくなどのリフォームが必要になる場合があります。

購入を検討されている場合は、事前にサイズをきちんと測っておくことが重要です。

浴室をユニットバスにリフォームする場合は、設置できるかどうか業者さんにサイズを測ってもらい、合う商品をおすすめしてもらうのも一つの方法です。

リフォーム用のコンパクトサイズのユニットバスなどもあります。

3. 共用部分のリフォームは不可

団地の共用部分

最後に、団地は外壁や設備が古く、玄関ドアやベランダなども綺麗にリフォームしたいところですが、この辺りは共用部分になるため個人でのリフォームができない場所です。

玄関ドアはご自宅の範囲に思えますが、リフォームができるのは玄関の内側部分のみです。

玄関の内側を新しく塗装しなおしたり、DIYでリメイクシートなどを貼る程度までしかできません。

ベランダも実は共用部分で手すりや床面のリフォームができませんので、DIYで設置できるウッドデッキやフェンスなど表面のみ新しく見せる方法でリフォームをしましょう。

団地の管理規約によっては、リフォームに関しての制約が緩いところもありますので、どの程度のリフォームまで許可されているのか事前に確認しておくと良いですね。

団地リフォームで優先すべき内容と構造上の注意点まとめ

ワンポイント

団地リフォームは、物件購入費とリフォーム費用を合わせても約2,000万円程度で収まることも多く、マイホームを持ちたい方にとっては魅力的な物件です。

安く手に入る反面、団地そのものは築年数が経過しているため、劣化している水廻りなどは優先的にリフォームをする必要があります。

内装工事は大きな工事のみ業者さんに依頼して、あとは生活しながらコツコツDIYで手をかけてお好みのインテリアに仕上げていくのも団地の魅力の一つです。

キッチンや洗面所でも既製品でなくオーダーメードのほうが安く設置できることもありますので、業者さんにいろんな提案をしてもらって費用やリフォーム内容をよく比較検討してみてくださいね。

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