リビング横に和室はつくるべき?向いている方と仕上がり事例3選

リビング横に和室はつくるべき?向いている方と仕上がり事例3選

よくある間取りの事例として、リビング横に和室がレイアウトされていることがあります。特にマンションではこの間取りが多いのではないでしょうか。リビング横の和室、実はいらないと思っている方もいらっしゃいます。今回は、リビング横の和室のメリット・デメリットや間取り変更リフォームする場合のアイデアなどを解説します。後ほど詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

POINT この記事のポイント

・リビング横の和室が向いている人は「小さなお子様がいる」「来客が多い」「気軽にお昼寝をしたい」など
・リビング横の和室ではなくても良い人は「バリアフリー住宅にしたい方」「畳に座るのが好みではない方」「全部屋を畳み以外の床材にしたい方」など
・リビング横の和室の仕上がりは、主に「間仕切りをして個室として利用」「オープンな小上がり和室」「オープンな段差のない和室」の3パターン

リビング横の和室ってどういう間取り?

リビング横の和室は、言葉の通りリビングの横に隣接された和室のことを言います。間仕切りふすまや引き戸などが設置されている場合と、間仕切りがなくただ畳の和室がつながっている場合があります。家族構成やライフスタイルによって、このリビング横の和室が不要な方とあると便利だという方がいらっしゃいます。ではこの間取りはどういった方に向いているのでしょうか?

1. リビング横の和室が向いている方

リビング横の和室が向いている方

リビング横の和室が向いている方は、主に上記のような家族構成やライフスタイルの方です。順番に見ていきましょう。

1-1. 小さなお子様がいる

小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、リビング横の和室は重宝します。フローリングだとお子様の転倒など安全面での不安もありますが、畳の場合はクッション性があり、遊んでいる最中の怪我の心配事を減らすことができます。また、お昼寝の多い小さなお子様の場合は畳の部屋で寝かせることができますし、その間リビングで家事をしながらお子様の様子が見えるので安心です。

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1-2. 来客が多い

来客が多いご家庭の方もリビング横に和室があると便利です。リビングに十分な数の椅子がない場合でも、和室であればもう少し多めの人数でも座ってくつろぐことができますし、和室特有の癒しの空間や畳の香りが気持ちをリラックスさせてくれます。よそのお宅へおよばれした際は、お客様はご自分の荷物などどこに置いて良いか迷うことも多いですが、リビング横に和室があると荷物置き場に使えます。

また、お子様連れで来られたお客様も、お子様を安全に遊ばせたりお昼寝してしまった場合にも和室で寝かせてあげることができます。

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1-3. 気軽にお昼寝をしたい

寝室に行くほどでもないけれど、少し疲れた時に「10分でも仮眠をとりたい」という場合もあります。和室にブランケットなどの簡易お昼寝セットを用意しておけば、短時間の仮眠に便利です。体重で沈んでしまうソファよりも体が安定するので、短時間の仮眠でも休まります。

監修者コメント
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オールマイティーに使える便利な和室

和室といえば昔ながらの日本家屋に備わる部屋ですが、これまでの文化では、一部屋でいくつもの役割を果たしてきました。布団を敷けば寝室に、ちゃぶ台を出せば食堂や客間に、そして明かりを灯して勉強に…。日本人は「1台〇役」と多機能なものが好きですが、和室こそなんにでも使えるオールマイティーな部屋として活躍してきました。今は寝室・食堂・書斎など独立した部屋がありますが、和室の役割を見直すのもいいかもしれませんね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

2. リビング横の和室がなくても良い方

リビング横の和室がなくても良い方

リビング横の和室があってもなくても良い方、他の間取りにリフォームされても良い方は、主に上記のような家族構成やライフスタイルの方です。順番に見ていきましょう。

2-1. バリアフリー住宅にしたい方

ご家族に車椅子ユーザーがいらっしゃるなど、家全体をバリアフリー仕様にしたい方には、リビング横の和室は向いていないかもしれません。部屋と部屋の境界線に段差ができますし、基本的に畳は車椅子の歩行はしづらいためです。最近では車椅子に対応している畳などもありますが、バリアフリー仕様にしたい場合は、フローリングの床材にして段差も減らしておく方が良いでしょう。

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2-2. 畳に座るのが好みではない方

足腰が痛む方などは畳の和室は座るのが負担になる場合もあります。そのような場合は、和室があってもそこで過ごす機会も多くないので、フローリングの床材に変更して、大きなリビングにリフォームしてしまうほうが使い勝手がよくなります。限られた住宅スペースですので、できるだけ使わない空間がないよう有効活用していきましょう。

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2-3. 全部屋を畳以外の床材にしたい方

内装デザインに統一感を出すために、すべての部屋の床材を統一しておきたいこともあるかと思います。同じ床材にしておくことで建築コストを削減することもできますので、新築やリフォームで費用を抑えたい場合に効果的です。床材は材質によってお手入れ方法が異なりますが、同じ床材にしておくことでお手入れ方法を変えなくて済むので、メンテナンスの観点から見ても効率的。とはいえ違った床材を組み合わせることでインテリア性を高めることもできますので、いろんな床材を見て検討してみてくださいね。

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リビング横の和室の3つの仕上がりパターン

リビング横の和室の仕上がりパターン

リビング横の和室といっても、仕上がり方法によって空間イメージが異なります。一般的にリビング横の和室には上記の3パターンが考えられます。

1. 間仕切りをして個室として利用

リビングと和室の間にふすまなどの引き戸を設置して間仕切りをすることで、個室として空間を分けることができます。

・和室を見られたくない
・来客時に静かに話したい
・お昼寝時にリビングの音を遮断したい


こういったご要望がある場合は、間仕切りを取り付けておくと良いでしょう。

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2. オープンな小上がり和室

小上がり和室小上がり和室(※画像はイメージです)

特に間仕切りをしない、オープンな小上がり和室も人気があります。「小上がり和室」とはリビングの床面より少し高くなった和室のことで、高さを分けることで空間を仕切ることができます。また、小上がり部分を収納としても利用できるため、ご自宅の収納量を増やしたい方にもおすすめです。

3. オープンな段差のない和室

間仕切りも設置せず段差もつけず、ただ床材のみをリビングと畳に分けるパターンです。畳の和室は欲しいけれど、段差はなくしてバリアフリー住宅にしたいという場合に効果的です。最近ではバリアフリー住宅に対応した畳が販売されています。一般的な畳の厚みは約55mmですが、バリアフリー対応畳は厚さ約15mmと薄く、畳のクッション性などの良い面を残したままバリアフリーにも対応できるようになっています。


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リビング横の和室まとめ

リビング横の和室は特にマンションで多い間取りですが、家族構成やライフスタイルによってあった方が良い場合と、他の間取りにリフォームにしても良い場合もあります。再度見直して、ご家庭にあった使い方をしてみてくださいね。

監修者コメント
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形式にこだわらず、自由な和空間を

畳という床材は踏み心地もやさしく、い草の香りや天然の素材感などで癒されますね。木造住宅なら伝統的な工法で和室をつくることができますが、マンションや鉄骨造などの家では工法に縛られず、そのぶん自由に和室をつくることができます。畳以外の壁や天井は洋風に仕上げてもいいですし、押入れよりもクローゼットの方が便利かもしれません。ぜひライフスタイルに合わせ、使いやすい和室をデザインしてみてくださいね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

【保有資格】

【所属】

noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

編集者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)

WEBサイト


株式会社マッチングジャパン 代表取締役社長。

大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

退社後、株式会社マッチングジャパンを2006年に創業し、ハウスメーカーやリフォーム会社のWEBマーケティングを経験。
その他、内装材メーカーや建材メーカーにWEBプロモーションに関わるコンサルティングを提供。

同時にリフォーム業者検索サイト「家仲間コム」の運営責任者として、累計5千社を超える施工業者にサービスを提供。サイト規模は月間アクセス約360万PV、見積利用者数は年間約5万人までに成長。

自身も7度の引越しと2度の住宅購入を経験し、家のリフォームや修繕をユーザーの立場で多く経験。
その経験から、規模が小さくても優良なリフォーム業者を探せるサイトの必要性を強く感じ、サービスの利便性向上に注力している。

現在は、ウォールステッカーカーテンブラインドロールスクリーンなどのECも展開中。

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