真壁と大壁の特徴|真壁から大壁へのリフォームはできる?

真壁の和室

「真壁」と「大壁」ってご存知ですか?
これらは木造住宅に取り入れられる壁の納まりのことで、「真壁」は主に和室に採用されることが多いです。
今回は、部屋の印象を左右する「真壁」と「大壁」について解説します。
真壁から大壁へのリフォームについてもご紹介しますので、和室リフォームをご検討中の方はご参考になさってください。

簡単に言うと、柱や梁が見えているか見えていないかの違いです。

昔の住宅では、「木造軸組工法」または「在来工法」とも呼ばれる工法で住宅が造られており、木造の構造体を組み合わせる工法が主流でした。

その際に柱や梁を露出させているのが「真壁(しんかべ)」です。

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美しい木の柱や梁がむき出しになった旅館や古民家をご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。

真壁(しんかべ)の特徴

真壁は、柱や梁がむき出しで見えているのが特徴です。

昔ながらの日本家屋や伝統建築で造られた建物は真壁であることが多く、見えている柱や梁は化粧を施した上質で見栄えの良い木材を使用しています。

1. 真壁(しんかべ)のメリット

真壁のメリットには主に下記の6つがあります。

真壁の古民家

・和の雰囲気が強く出せる
・重厚な雰囲気になる
・木ならではの暖かみを感じる
・高級感がある
・漆喰や珪藻土などの塗り壁と相性が良い
・柱や梁が呼吸できる

真壁は全体的に「和」の雰囲気が強くなるため、純和風住宅や落ち着いた和風のインテリアがお好きな方に今でも人気があります。

吹き抜け部分を真壁のデザインで造られる方も多いですね。

真壁は柱や梁がむき出しになるため、職人さんの技術によって出来栄えが変わってきます。

真壁の家を造りたい場合は、長年の施工経験と丁寧な施工をしてくれる業者選びは重要です。

2. 真壁(しんかべ)のデメリット

和風住宅

真壁のデメリットは主に下記の4つです。

・化粧材が高価
・壁の厚みが薄くなるため断熱性が低くなる
・大壁と比べると壁の耐力が劣る
・施工の手間がかかる

気になる点は、地震などが起きた場合の耐性です。

構造体がむき出しで壁が薄いため大壁と比較すると少し弱い面がありますが、木造住宅そのものは100年以上経っても健在であることから見ると、耐用年数は長いと言えます。

また断熱性に関しては、大壁と比較すると厚みの面から見て断熱性が劣りますが、漆喰や珪藻土などの塗り壁そのものに断熱効果があります。

自然素材ならではの調湿効果もあるので日本の気候に適した工法です。


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大壁(おおかべ)の特徴

現代風の大壁の和室

「大壁(おおかべ)」は現代住宅の多くに採用されており、構造体はすべて壁や天井の中に隠す納まりです。

現代の新築住宅では、和室であっても真壁より大壁のほうが増えています。

1. 大壁(おおかべ)のメリット

大壁のメリットには下記の5つがあります。

・壁に厚みがあるので耐力壁を入れられる
・断熱性がアップする
・洋室インテリアに合わせやすい
・見た目がスッキリする
・真壁より施工費用が安い

近年の高気密・高断熱住宅では、大壁にすることによって厚みのある断熱材を均一に充填できるため、冬暖かく夏涼しい住宅が実現しています。

2. 大壁(おおかべ)のデメリット

大壁の和室

大壁のデメリットには下記の3つがあります。

・構造体を壁の中に納めるため真壁より部屋が狭くなる
・和の雰囲気が弱くなる
・壁や天井の面積が広くなるため、漆喰壁では施工に時間がかかる

純和風の家や部屋にしたい場合には、大壁だと洋風の雰囲気が強くなってしまうため真壁にするほうがおすすめです。

和と洋をバランスよく融合させた洋風の住宅を造りたい場合には、和室でも大壁にしておくとインテリアのアレンジの幅が広がります。

真壁から大壁へリフォームできる?

真壁から大壁へリフォームすることは可能です。

真壁から大壁へのリフォーム

和室の使い方が分からず何も使わない部屋にされている方もいらっしゃいますが、和室を使わず物置部屋にしてしまうぐらいなら、洋室へリフォームして使い勝手を良くした方が空間を有効利用できておすすめです。

洋室ならインテリアコーディネートも思いつきやすいでしょう。

バリアフリーの観点から見ても和室より洋室のほうが移動がしやすいため、洋室へのリフォームを希望される方も多くいらっしゃいます。

1. 真壁を大壁にリフォームする手順

内装リフォーム

1. 真壁は柱や梁といった構造部分が壁より前面に出ていますので、まずは柱や梁と壁の間に下地を造ります。

2. 下地ができたらその間に断熱材を施工していきます。

内部結露が起こらないよう、調湿機能も持つ断熱材を使用しておきましょう。

3. 次に石膏ボードを張って、上から壁紙を張れば完成です。

天井も同様の手順で大壁にリフォームしていきます。

2. 襖や押入れもリフォームしたい

押入れリフォーム

和室の雰囲気が残るふすまや押入れもリフォームしたい場合は、洋風の引き戸パネルに変更したり、クローゼットリフォームをすることが可能です。

大がかりなリフォームになりますので、費用は35万円~50万円程度はかかります。

真壁と大壁の特徴まとめ

真壁の吹き抜け

真壁は和風のイメージが強いですが、色使いやインテリアを変えれば洋風の住宅にも合わせることができて意外と馴染みます。

現代では少なくなってきている真壁ですが、現代建築を取り入れながら昔ながらの工法をできるだけ残していきたいものです。

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真壁をおしゃれにリフォームするなら?

業者

真壁をおしゃれにリフォームするなら一括見積りが便利です。
真壁をすべて大壁へリフォームすれば、インテリアコーディネートがしやすくなり部屋の活用の幅が広がります。

あるいは、真壁を残しつつ和モダンな住宅にするという方法もあります。
その場合は施工経験豊富でセンスのいい業者さんに依頼することで、よりおしゃれに現代風にアレンジができますよ。

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編集者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)

WEBサイト


株式会社マッチングジャパン 代表取締役社長。

大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

退社後、株式会社マッチングジャパンを2006年に創業し、ハウスメーカーやリフォーム会社のWEBマーケティングを経験。
その他、内装材メーカーや建材メーカーにWEBプロモーションに関わるコンサルティングを提供。

同時にリフォーム業者検索サイト「家仲間コム」の運営責任者として、累計5千社を超える施工業者にサービスを提供。サイト規模は月間アクセス約360万PV、見積利用者数は年間約5万人までに成長。

自身も7度の引越しと2度の住宅購入を経験し、家のリフォームや修繕をユーザーの立場で多く経験。
その経験から、規模が小さくても優良なリフォーム業者を探せるサイトの必要性を強く感じ、サービスの利便性向上に注力している。

現在は、ウォールステッカーカーテンブラインドロールスクリーンなどのECも展開中。

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