浴室のドアを交換する|低価格で簡単に交換できるカバー工法がおすすめ

浴室のドアを交換する|低価格で簡単に交換できるカバー工法がおすすめ

浴室ドアは、お風呂の水分や蒸気によってカビが発生したり、老朽化でドアが開きにくくなるなどの不具合が起こることがあります。そんな時は、浴室ドア交換を検討しましょう。既存の外枠はそのままで、上から新しい枠を取り付けるカバー工法なら低価格で簡単に交換できます!この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・浴室ドアの種類は、「開き戸タイプ」「中折れ戸タイプ」「引き戸タイプ」の3つ
・浴室ドアを選ぶ際には、安全性の高いタイプを選ぶこととお手入れのしやすさを確認することが重要
・浴室ドアの交換費用は、おおよそ6万円~8万円ほど

■開き戸タイプ

開き戸タイプの浴室ドア開き戸タイプの浴室ドア(※画像はイメージです)

扉が一枚で一般的なドアのような形状のタイプ。ドアの大きさ分のスペースが必要。浴室側に開くタイプは、入浴中に人が倒れた場合、ドアを開けることが出来ない事があり得る。反対に、脱衣所側に開くタイプは、ドアについた水滴などが脱衣所に落ちると、カビが発生する原因となる。

■中折れ戸タイプ

中折れ戸タイプの浴室ドア中折れ戸タイプの浴室ドア(※画像はイメージです)

開き戸が屏風のように中折れして開閉できるタイプ。開き戸の半分程度のスペースで開閉できる。近年、システムバスの標準仕様の扉となっている。万が一、入浴中に倒れてしまった場合でも、開けて救出しやすく安全なため、バリアフリーリフォームにもおすすめ。中折れ部分が壊れやすいので丁寧に取り扱うことが大切。

■引き戸タイプ

引き戸タイプの浴室ドア引き戸タイプの浴室ドア(※画像はイメージです)

ふすまや障子のように横に平行にスライドさせて開閉するタイプ。限られたスペースでも設置できる。樹脂パネルを用いたデザインが多く、システムバスのオプションにみられる。1枚引き戸タイプ、2枚引き戸タイプ、3枚引き戸タイプ、引き違いタイプがある。万が一入浴中の人が倒れても、扉の開閉を妨げることがないため安心。

浴室ドアを選ぶポイント

浴室ドアを選ぶポイント

安全性の高いタイプを選ぶ
小さなお子様や高齢者がいる場合、誤ってロックをかけてしまわないようチャイルドロックがあると安心です。また、入浴中に人が倒れた場合に助け出せるよう、脱衣所側から扉を外せるようにしておくことも大切です。転倒防止のために、出来る限りフラットにして段差をなくしておきましょう。

お手入れのしやすさ
お風呂の水分や蒸気により、浴室ドアはカビが発生したり水垢がつきやすいなど、汚れが気になる場所です。防カビ性、防汚性に優れた素材を使っているとお掃除が楽になります。
最近では、埃が溜まりやすい換気口をなくしたタイプや、パッキンをなくしてお手入れしやすいデザインのものも出ています。

浴室ドア交換のタイミング

カビが発生している、パッキンが外れている、蝶番が壊れている、窓が割れている、浴室ドアから水漏れがする、などの症状が現れたら、浴室ドア交換のタイミングです。また、浴室ドアの開閉がスムーズでなくなった場合、浴室ドアのレールや戸車が摩擦によってすり減っていることが原因と考えられるため、交換を検討したほうが良いでしょう。

浴室ドア交換の施工方法

浴室ドア交換には、ドアを外枠ごと取り換える方法と、既存の外枠はそのままで、上から新しい枠を取り付けるカバー工法とがあります。外枠ごと取り換える方法の場合、壁や床、天井も壊す必要が出てくるので大掛かりな工事になることが多いです。最近では、低価格で施工期間も短く、様々なサイズ、スタイルの浴室ドアに対応できるカバー工法が主流です。現状によっては、部分的な修理で済むこともあるため、施工業者に相談してみましょう。

監修者コメント
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カバー工法で手軽に交換

浴室ドアは開け閉めが多く、不具合が生じやすいところです。でもドアに多少の不具合があっても、「まだお風呂を交換するには早いし、何とか使えているからいいか」と我慢している方も多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのが、カバー工法によるドア交換です。今のお風呂とドア枠はそのままに、新しいドアを上から被せて取り付ける方法です。工事も一日と手軽にできますので、ぜひご検討されてみてはいかがでしょうか。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

浴室ドア交換の費用目安

浴室ドア交換の費用は、浴室ドアの現状や新しい浴室ドア、サイズ、施工方法などによって変わります。最多価格帯は"6万円~8万円"となっています。

過去に寄せられた浴室ドア交換の施工事例

過去に家仲間コムに寄せられた浴室ドア交換の施工事例をご参考に、浴室ドア交換をご検討してみてください。

●中折れドア交換
(サイズ:195cm×75cm)
"2,5万円~6万円"
●引き戸交換
(サイズ:80cm×175cm)
"7万円~10万円"
●木製ドアの腐食を修理
(サイズ:65.5cm×211.5cm)
"3,5万円~4,5万円"
●木枠開き戸から樹脂製開き戸への交換
(サイズ:175.5cm×61.8cm)
"7,5万円~9万円"
●開き戸のガラス部分の交換
(ガラス部分サイズ:55cm×75cm)
"1,5万円~3万円"

監修者コメント
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在来浴室はユニットバスへの交換がおすすめ

昔のお風呂は出入口に10cm程度の床段差がある、在来浴室が一般的でした。床や壁はタイルで仕上げられていることが多いですが、その裏に隠れている防水層が水漏れを防いでいます。防水層が劣化すると、柱や土台などの構造材を傷めたり、階下への水漏れ事故を起こしたりしてしまいます。そうなる前に、早めに防水性能の高いユニットバスに交換し、ついでに寒さ対策や段差の解消も叶えてみてはいかがでしょうか。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

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noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

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編集責任者

家仲間コム編集部

プロフィール


利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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