【2023年最新】ダイノックシートの施工事例5選|下地補修がなければ簡単・安価な施工が可能

ダイノックシートの施工事例5選|下地補修がなければ簡単・安価な施工が可能

「ダイノックシート」は壁や家具などをリメイクできる耐久性の高い化粧フィルムのことで、実は多くの住宅で採用されています。DIYでダイノックシートを施工することも可能ですが、慣れていないとシワになったり、柄合わせがうまくいかないことも。今回はダイノックシートの施工事例や業者に依頼した場合にかかる費用目安を解説します。後ほど詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・ダイノックシートとは、壁や家具などをリメイクできる耐久性の高い化粧フィルムのこと
・ダイノックシートを使ったリフォームにおすすめの場所は、「室内ドア」「玄関ドア」「浴室」など
・ダイノックシートの施工にかかる費用は、幅1mあたり約1万円~程度

ダイノックシートのメリット

ダイノックシートのメリットには、主に以下の3つが挙げられます。順番に見ていきましょう。

1. 耐久性が高い

ダイノックシートは耐久性に優れており、平面への使用なら、およそ10年の寿命があります。また、クロスとは違い、傷がつきにくく剝がれにくいためこまめに貼り直す必要がありません。施工した箇所は、ほぼメンテナンス不要のため長期間に渡って美観をキープできます。

2. デザインが豊富

ダイノックシートのデザインは、非常に多岐に渡ります。特に、石目調や木目調が人気で、貼ると高級感を演出できます。長年住んでいる家のインテリアを一新したい場合にダイノックシートは役立ちます。

3. 質感が高い

一見すると本物のように見えるほど、質感が高いこともダイノックシートの特長です。石目柄を使って、高級感のある空間を演出したり、木目柄を使って、落ち着いた空間を演出することができます。

また、ダイノックシーは見る角度によっても表情が異なるため、どこから見ても、リアルな質感を表現することが可能です。

4. 曲面にも利用できる

ダイノックシートのメリットの4つ目は、曲面にも利用できる点です。一般的なクロスは、立体的な曲面や球面に施工できません。しかし、ダイノックシートであれば、このような曲面にも問題なく貼り付けができます。デザインの自由度が高い点も、ダイノックシートならではの魅力と言えるでしょう。

1. クロスに比べて高額

ダイノックシートのデメリットは、クロスに比べて費用が高額なことです。一般的なクロスと比較すると、8〜12倍ほど金額に違いがあります。とにかくコストを抑えてリフォームしたいという場合には、ダイノックシートはあまり適していないかもしれません。

2. 下地の高い精度を求められる

ダイノックシートのフィルムの厚みは、およそ0.2ミリです。一方で、クロスの場合は、4ミリ程度の厚みがあるため、下地の凸凹が目立ちづらくなっています。

クロスであれば気にならない程度の凸凹も、ダイノックシートでは、影やヨレができて仕上がりに浮きや段差ができてしまいます。このように、下地の高い精度を求められる点もダイノックシートのデメリットと言えるでしょう。

ダイノックシートが適した箇所

1. キッチン

中古住宅・マンションを購入した場合、キッチンを好きなテイストに変えたいことがありますよね。ダイノックシートのデザインは豊富なため、希望のテイストにピッタリの商品がきっと見つけられるはずです。

2. 浴室

ダイノックシートは防水性を高めた商品もあり、浴室への施工が可能です。浴室全体の交換だと費用も作業日数もかかりますが、ダイノックシートの施工であれば施工期間は1日で済みます。

イメージを変えたり表面だけの補修であればダイノックシートで対応ができますので、浴室のリフォームをご検討中の方はダイノックシートを採用する方法はいかがでしょうか。

3. 玄関ドア

玄関ドアは住宅の顔ですので、上質なドアを取り付けて、いつも綺麗にしておきたい場所ですよね。しかし、劣化してしまった場合に交換したいと思っても意外と費用がかかるのが玄関ドアです。また、マンションなどの集合住宅では基本的に玄関ドアの交換リフォームはできないケースが多いものです。

しかし、ダイノックシートであれば、低コストで簡単に張り替えが行えます。玄関ドアの見た目だけを綺麗にしたい場合に、ダイノックシートは最適のアイテムと言えるでしょう。

4.カウンター

ダイノックシートは大きさも自由にカットできるため、細かい場所への施工も簡単です。特に、プロの業者に依頼すれば、シートを貼ったとは思えないほどの美しい仕上がりにできます。

ダイノックシートの施工事例

ここからは、家仲間コムの登録業者による過去のダイノックシートの施工事例について紹介します。ぜひ、ご自宅のリフォームを検討する際の参考にしてください。

1. 室内ドアへのダイノックシート施工事例

施工前

「ダークブラウン木目調の建具を白くし、全体的に明るく広々とした空間にしたい」とのご要望でした。ダイノックシートを上から重ねて、希望通りのホワイトの健具にリフォームしました。

場所 東京都 三鷹市
建物のタイプ マンション
築年数 築浅
施工箇所 全室
施工期間 2日
施工業者 :飯能窓ガラスフィルム施工 FILMER

関連記事:室内ドア、ダイノックシート施工(PS957)

2. マンションフルリフォームでのダイノックシート施工事例

施工前

築5年のマンションにお住まいの方より「ダイノックシートの施工も含めてフルリフォームをしてほしいとのご要望です。築年数も浅いので、まだまだ綺麗な内装でしたが、ダイノックシートを活用することで、シックでおしゃれな印象を演出できました。

場所 愛知県 名古屋市緑区
建物のタイプ マンション
築年数 5年以上
施工箇所 全室
施工期間 2週間
施工業者 :BASE 

関連記事:マンションフルリフォーム

3. 玄関扉へのダイノックシート施工事例

施工前

「壁1面の黒いワンポイントの面だけ、掃除しても綺麗にならないためダイノックシートを使ってリフォームしたい」とのご依頼でした。汚れが目立つ壁に上から木目調のダイノックシートを貼り付けたことで、浴室全体の清潔感が向上しました。

場所 東京都 品川区
建物のタイプ 戸建て
施工箇所 浴室
価格 6万
施工期間 1日
施工業者 :株式会社B-GLITTER

関連記事:ユニットバスの壁面を1面だけダイノックシート貼ってオシャレに!

4. 浴室へのダイノックシート施工事例

施工前

「エントランス全体にダイノックシートを貼って欲しい。」とのご希望でした。高級感のある木目調のダイノックシートを採用し、落ち着いた雰囲気を演出しました。仕上がりにも大変満足いただいた事例です。

場所 千葉県 市川市
建物のタイプ アパート
築年数 新築
施工箇所 エントランス
施工期間 4日 
施工業者 : SRS

関連記事:エントランス ダイノックシート 施工 リメイク リペア 補修 貼り

5. 窓枠へのダイノックシート施工事例

施工後

「マンションの窓枠が劣化しているのでダイノックシートを貼りたい」とのご要望でした。施工期間は一日、費用は窓枠8ヶ所で約16万円でした。細かい場所への施工はカットや張り方に技術が必要でDIYでは失敗しやすいのですが、プロの業者さんに依頼した結果、シートを貼ったとは思えないほどの美しい仕上がりになりました。

場所 埼玉県 上尾市
建物のタイプ マンション
施工箇所 窓枠
価格 16万円
施工期間 1日
施工業者 : 合同会社レア

関連記事:窓枠 ダイノックシート貼り 8ヵ所 金額16万円(税込)

ダイノックシートの施工費用目安

ダイノックシートの施工を業者に依頼した場合にかかる費用は、シートと施工費で1mあたり7,000円〜9,000円ほどです。ただし、下地に穴が開いていたりカビなどで補修が必要な場合は別途施工が必要となるため、きちんと見積もりをもらいましょう。

また、DIYでダイノックシートリフォームをする場合の費用は、およそ3,000円ほどが相場です。ダイノックシートは、ホームセンターや大手通販サイトなどで購入できます。

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ダイノックシートの施工費用見積もりをもらうには、一括見積りが便利です。建具などのリフォームが必要だと思っていてもダイノックシートの施工で済むこともあり、費用も安く抑えられる場合があります。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。