【2023年最新】ダイノックシートの施工事例5選|下地補修がなければ簡単・安価な施工が可能
編集者:大永 和弘
最終更新日:2023年6月1日
「ダイノックシート」は壁や家具などをリメイクできる耐久性の高い化粧フィルムのことで、実は多くの住宅で採用されています。DIYでダイノックシートを施工することも可能ですが、慣れていないとシワになったり、柄合わせがうまくいかないことも。今回はダイノックシートの施工事例や業者に依頼した場合にかかる費用目安を解説します。後ほど詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。
POINT この記事のポイント
・ダイノックシートとは、壁や家具などをリメイクできる耐久性の高い化粧フィルムのこと
・ダイノックシートを使ったリフォームにおすすめの場所は、「室内ドア」「玄関ドア」「浴室」など
・ダイノックシートの施工にかかる費用は、幅1mあたり約1万円~程度
目次 [ 表示 ]
ダイノックシートとは?
「ダイノックシート」とは、住友3M社の商品名で、家具や建具など内装材に貼ることのできる耐久性の高い塩化ビニール製の化粧フィルムのことを言います。ちなみに温水洗浄便座のことを一般的に「ウォシュレット」と呼びますが、こちらもTOTOの商品名です。
関連記事:ウォシュレット(温水洗浄便座)の3つの選び方と事前に確認しておきたいトイレ環境
ダイノックシートのメリット
ダイノックシートのメリットには、主に以下の3つが挙げられます。順番に見ていきましょう。
1. 耐久性が高い
ダイノックシートは耐久性に優れており、平面への使用なら、およそ10年の寿命があります。また、クロスとは違い、傷がつきにくく剝がれにくいためこまめに貼り直す必要がありません。施工した箇所は、ほぼメンテナンス不要のため長期間に渡って美観をキープできます。
2. デザインが豊富
ダイノックシートのデザインは、非常に多岐に渡ります。特に、石目調や木目調が人気で、貼ると高級感を演出できます。長年住んでいる家のインテリアを一新したい場合にダイノックシートは役立ちます。
3. 質感が高い
一見すると本物のように見えるほど、質感が高いこともダイノックシートの特長です。石目柄を使って、高級感のある空間を演出したり、木目柄を使って、落ち着いた空間を演出することができます。
また、ダイノックシーは見る角度によっても表情が異なるため、どこから見ても、リアルな質感を表現することが可能です。
4. 曲面にも利用できる
ダイノックシートのメリットの4つ目は、曲面にも利用できる点です。一般的なクロスは、立体的な曲面や球面に施工できません。しかし、ダイノックシートであれば、このような曲面にも問題なく貼り付けができます。デザインの自由度が高い点も、ダイノックシートならではの魅力と言えるでしょう。
1. クロスに比べて高額
ダイノックシートのデメリットは、クロスに比べて費用が高額なことです。一般的なクロスと比較すると、8〜12倍ほど金額に違いがあります。とにかくコストを抑えてリフォームしたいという場合には、ダイノックシートはあまり適していないかもしれません。
2. 下地の高い精度を求められる
ダイノックシートのフィルムの厚みは、およそ0.2ミリです。一方で、クロスの場合は、4ミリ程度の厚みがあるため、下地の凸凹が目立ちづらくなっています。
クロスであれば気にならない程度の凸凹も、ダイノックシートでは、影やヨレができて仕上がりに浮きや段差ができてしまいます。このように、下地の高い精度を求められる点もダイノックシートのデメリットと言えるでしょう。
ダイノックシートが適した箇所
1. キッチン
中古住宅・マンションを購入した場合、キッチンを好きなテイストに変えたいことがありますよね。ダイノックシートのデザインは豊富なため、希望のテイストにピッタリの商品がきっと見つけられるはずです。
2. 浴室
ダイノックシートは防水性を高めた商品もあり、浴室への施工が可能です。浴室全体の交換だと費用も作業日数もかかりますが、ダイノックシートの施工であれば施工期間は1日で済みます。
イメージを変えたり表面だけの補修であればダイノックシートで対応ができますので、浴室のリフォームをご検討中の方はダイノックシートを採用する方法はいかがでしょうか。
3. 玄関ドア
玄関ドアは住宅の顔ですので、上質なドアを取り付けて、いつも綺麗にしておきたい場所ですよね。しかし、劣化してしまった場合に交換したいと思っても意外と費用がかかるのが玄関ドアです。また、マンションなどの集合住宅では基本的に玄関ドアの交換リフォームはできないケースが多いものです。
しかし、ダイノックシートであれば、低コストで簡単に張り替えが行えます。玄関ドアの見た目だけを綺麗にしたい場合に、ダイノックシートは最適のアイテムと言えるでしょう。
4.カウンター
ダイノックシートは大きさも自由にカットできるため、細かい場所への施工も簡単です。特に、プロの業者に依頼すれば、シートを貼ったとは思えないほどの美しい仕上がりにできます。
ダイノックシートの施工事例
ここからは、家仲間コムの登録業者による過去のダイノックシートの施工事例について紹介します。ぜひ、ご自宅のリフォームを検討する際の参考にしてください。
1. 室内ドアへのダイノックシート施工事例
施工前
2. マンションフルリフォームでのダイノックシート施工事例
施工前
3. 玄関扉へのダイノックシート施工事例
施工前
4. 浴室へのダイノックシート施工事例
施工前
5. 窓枠へのダイノックシート施工事例
施工後
ダイノックシートの施工費用目安
ダイノックシートの施工を業者に依頼した場合にかかる費用は、シートと施工費で1mあたり7,000円〜9,000円ほどです。ただし、下地に穴が開いていたりカビなどで補修が必要な場合は別途施工が必要となるため、きちんと見積もりをもらいましょう。
また、DIYでダイノックシートリフォームをする場合の費用は、およそ3,000円ほどが相場です。ダイノックシートは、ホームセンターや大手通販サイトなどで購入できます。
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ダイノックシートの施工費用見積もりをもらうには、一括見積りが便利です。建具などのリフォームが必要だと思っていてもダイノックシートの施工で済むこともあり、費用も安く抑えられる場合があります。
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)
株式会社マッチングジャパン 代表取締役社長。
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
退社後、株式会社マッチングジャパンを2006年に創業し、ハウスメーカーやリフォーム会社のWEBマーケティングを経験。
その他、内装材メーカーや建材メーカーにWEBプロモーションに関わるコンサルティングを提供。
同時にリフォーム業者検索サイト「家仲間コム」の運営責任者として、累計5千社を超える施工業者にサービスを提供。サイト規模は月間アクセス約360万PV、見積利用者数は年間約5万人までに成長。
自身も7度の引越しと2度の住宅購入を経験し、家のリフォームや修繕をユーザーの立場で多く経験。
その経験から、規模が小さくても優良なリフォーム業者を探せるサイトの必要性を強く感じ、サービスの利便性向上に注力している。
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