洗面ボウルにヒビが!素材別の補修方法と費用目安は?
編集者:大永 和弘
洗面ボウルにヒビが入ってしまった!どうしよう!洗面所には、お化粧用品やドライヤー、シェーバーなど、たくさんの小物が溢れています。うっかり手元が滑って落としてしまうこともあるでしょう。そのうっかりで洗面ボウルにヒビが入ってしまった場合、どうやって補修すればよいのでしょうか?今回は、洗面ボウルにヒビが入った場合の、洗面ボウルの素材別の補修方法と費用目安をお伝えします。
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ヒビが入りやすい洗面ボウルとは?
洗面所での身支度の際、化粧水などの容器を落としてしまったことはありませんか?他にも、ドライヤーやシェーバーなど、洗面所には多くの小物があり、重くて硬い物を洗面ボウルに落としてしまうと、ヒビが入ってしまうことがあります。
洗面ボウルにもいくつかの素材がありますが、その中でも、陶器製洗面ボウルとホーロー製洗面ボウルが衝撃に弱く、固い物を落とした場合にヒビが入ったり割れてしまうことがあります。
洗面ボウルのヒビを放置していると・・・
ズバリ!水漏れが起こります。水漏れが起こると、洗面ボウルの下の配管などがサビてきたり、腐食につながる恐れがあります。
洗面ボウルのヒビに気づいたら、早いうちに補修しておきましょう。
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洗面ボウルに使われる素材は、主に、「陶器製」「ホーロー製」「樹脂製」の3種類がありますが、最も衝撃に強い素材は「樹脂製」です。「ホーロー製」は中は銅板で出来ているため丈夫なのですが、表面はガラスなので、表面部分が割れたりヒビが入ってしまうことがあります。
そして、陶器製は最も衝撃に弱く、なおかつ部分的補修が難しいため、割れたりヒビが入ると交換する必要があります。
●最も衝撃に強い素材は「樹脂製」
●「ホーロー製」の表面はガラスなので、表面部分が割れたりヒビが入ってしまうことがある
●「陶器製」は割れやすく、補修が難しいので交換の必要がある
洗面ボウルの素材別補修方法
では、洗面ボウルにヒビが入ったり割れてしまった場合の補修方法を、洗面ボウルの素材別に見てみましょう。それぞれの素材の特徴や、補修にかかる費用目安などもご紹介します。
<陶器製の洗面ボウル>
陶器製の洗面ボウルは、なんといっても、その艶と光沢により高級感があることが魅力です。お手入れをきちんとしていれば長く使うことが出来ます。
器を思い浮かべていただければ想像しやすいと思いますが、陶器の器は落とすと割れてしまいますよね?それと同じで、固い物を落とすと割れてしまうことがあるので注意が必要です。
割れてしまった場合は、修復は難しいため、洗面ボウルごと交換になります。
◎メリット
・光沢があり、高級感がある
△デメリット
・衝撃に弱く、固い物の落下により割れてしまうことがある。
●補修方法
残念ながら、陶器製の洗面ボウルの場合、部分的な補修が難しいため、洗面ボウルごと交換する必要があります。洗面ボウルの交換には専門的な技術が必要なため、DIYでの補修はおすすめしません。
■費用目安:おおよそ"2、3万円程度~(洗面ボウルの交換のみ)
※洗面ボウルのサイズが合わない場合、洗面台ごと交換になることもあります。その場合は、8万円程度~費用が上がります。
<樹脂製・人口大理石の洗面ボウル>
樹脂製の洗面ボウルは、アクリル樹脂やポリエステル樹脂から作られており、大量生産が出来ます。耐久性にも優れており、衝撃に強いのも特徴です。
細かな傷がつきやすく、傷がつくと艶が失われていくので、日頃のお手入れで傷をつけないよう注意が必要です。
◎メリット
・割れにくく、耐久性に優れる
・一体成型されて接合部がないので、お手入れが楽
△デメリット
・小さな傷がつきやすい
・表面を覆う保護層に傷がつくと、シミになりやすい
・薬品や有機溶剤に弱いので、毛染め剤などで着色・変色しやすい
●補修方法
樹脂製の洗面ボウルは衝撃に強いため、ほとんどヒビが入ることはありませんが、毛染め剤や化粧品などがつくと、着色や変色してしまうことがあります。表面にコーティング剤などを塗布して、着色や変色しにくい加工をしてある商品もあります。
基本的には、洗面ボウルの交換になりますが、ハウスクリーニング業者による研磨コーティングで補修することも可能です。
■費用目安:おおよそ"1.3万円~2.2万円"程度
専用コーティング剤を購入して、DIYも可能です。
■費用目安:専用コーティング剤 約3,000円程度
※換気に十分注意しましょう。
<ホーロー製の洗面ボウル>
ホーローは、鋼板に釉薬を焼き付けたもので、表面はガラス質で出来ています。汚れがつかないため、毛染め剤などがついても着色・変色せず、お手入れが簡単です。
対衝撃性・メンテナンス性に優れているので、表面のガラス質にヒビが入ったり割れても補修が可能です。
◎メリット
・汚れや臭いがつきにくく、熱、水や湿気に強い
・耐衝撃性、耐久性に優れる
・お手入れが楽
△デメリット
・表面のガラス層が割れると、内部の鋼板が錆びて腐食することがある
ホーロー製の洗面ボウルは、部分補修が可能です。ホームセンターなどで売っている防水性ホーロー補修剤を使います。
■費用目安:おおよそ"500円"程度
まとめ
洗面ボウルのヒビは、見つけ次第、補修をされることをおすすめします。放っておくと、水漏れが起き、洗面ボウル内部がサビたり、腐食してしまう恐れがあります。早期に補修をすれば、補修費用もそんなにかかりませんよ!
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)
株式会社マッチングジャパン 代表取締役社長。
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
退社後、株式会社マッチングジャパンを2006年に創業し、ハウスメーカーやリフォーム会社のWEBマーケティングを経験。
その他、内装材メーカーや建材メーカーにWEBプロモーションに関わるコンサルティングを提供。
同時にリフォーム業者検索サイト「家仲間コム」の運営責任者として、累計5千社を超える施工業者にサービスを提供。サイト規模は月間アクセス約360万PV、見積利用者数は年間約5万人までに成長。
自身も7度の引越しと2度の住宅購入を経験し、家のリフォームや修繕をユーザーの立場で多く経験。
その経験から、規模が小さくても優良なリフォーム業者を探せるサイトの必要性を強く感じ、サービスの利便性向上に注力している。
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