陶器製の洗面ボウルの特徴とは|お手入れと補修方法を解説

陶器製の洗面ボウルの特徴とは|お手入れと補修方法を解説

洗面ボウルには陶器製の他、ホーロー製や樹脂製などがありますが、材質によって特徴やお手入れ方法が異なります。今回は、陶器製洗面ボウルのお手入れ方法や補修方法について解説します。まずはこの記事のポイントを下記にまとめました。

POINT この記事のポイント

・洗面ボウルの種類は主に「陶器製」「ホーロー製」「樹脂製」の3つ
・陶器製洗面ボウルのお手入れ方法にはいくつかのポイントを押さえて行うのが重要
・洗面台ごと交換する場合の費用目安は約8万円〜

1. 樹脂製の洗面ボウル

洗面化粧台|TOTO画像提供:洗面化粧台|TOTO


出典:洗面化粧台「オクターブ」|TOTO
商品価格:235,000円~

樹脂製はアクリルやポリエステルが主な原材料で、人工大理石も樹脂製です。樹脂製(人工大理石)の洗面ボウルは成形しやすいため、洗面台と洗面ボウルの間につなぎ目をなくした洗面台にすることができます。

汚れやすい隙間がないため、お手入れがとても楽な点がメリット。樹脂製は材質が柔らかく他の材質と比べると傷がつきやすいので、お手入れの際には研磨剤入りの洗剤やスポンジなどを使わないように注意しましょう。

3つの材質の中では最も衝撃に強いので、洗面台にたくさん物を置く方は樹脂製にされると良いでしょう。

カウンタートップ用洗面ボウル|IKEA

出典:カウンタートップ用洗面ボウル|IKEA
商品価格:19,000円

デザイン性を求めるなら、置き型タイプがおしゃれです。狭いスペースでもインテリア性を損なわずに設置OK!

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2. ホーロー製の洗面ボウル

ホーロー製洗面台|タカラスタンダード画像提供:ホーロー製洗面台|タカラスタンダード


出典:ホーロー製洗面台|タカラスタンダード
商品価格:40,400円~

ホーロー製といえばタカラスタンダードさんが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。ホーロー製は耐久性が高く、中まで汚れが浸透しないのでお手入れが楽な点がメリット。固いものを落とすと衝撃で割れることがありますので、落下に注意が必要です。

タカラスタンダードさんは洗面台以外の水回り製品にもホーローを取り入れていますので、下記の記事もご参考になさってください。

関連記事:キッチンはホーローがコスパ最高!?ホーローの特徴や費用目安

3. 陶器製の洗面ボウル

陶器製の洗面ボウルは、一般的な洗面台によく使われている材質です。陶器ならではの艶や高級感があり、シンプルなデザインのものから、デザイン性の高いおしゃれな洗面ボウルまでバリエーションが豊富です。洗面台一体型の洗面ボウルは、お手入れがしやすく見た目もスッキリ!

監修者コメント
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材質には一長一短がある

最近の化粧台は、樹脂製のボウルが増えています。加工のしやすさやメンテナンス性、コストパフォーマンスなど、合理性の高さが支持される理由となっています。しかし陶器には独特の美しさもあり、デザイン性が求められる場などでは、好んで選ばれています。ホーローは取扱うメーカー自体が少ないため割合は少ないですが、耐久性の高さなどで根強い人気もあります。ぜひ素材にも注目して、化粧台を選んでみてはいかがでしょうか。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

一般的な陶器製の洗面ボウルの取り扱い方法

洗面ボウルには主に3種類ありますが、一般的に陶器製が多いので、ここでは陶器製の洗面ボウルの取り扱い方法を詳しく解説していきます。

1. 陶器製洗面ボウルのお手入れ方法

陶器製洗面ボウルのお手入れ方法

陶器製洗面ボウルは成形する際にはどうしてもつなぎ目ができてしまいますので、その部分に汚れが溜まりやすくなります。傷にも強いですが、研磨剤入りの洗剤や固いブラシなどで洗うと細かな目に見えない傷が徐々についていきます。陶器製洗面ボウルのお手入れは上記の方法がおすすめです。

1-1. つなぎ目部分はコーキングで保護

洗面台一体型でも置き型タイプの洗面ボウルでも陶器製品はつなぎ目がありますので、つなぎ目部分に「コーキング」という目地の充填材で保護しておきましょう。「コーキング」は「シーリング」はとも呼ばれますが、洗面ボウルのつなぎ目だけでなく水回りには必須の工程です。

注意点は、コーキング材はゴム製なので経年劣化すること。設置後7年程度経過したら、コーキングに劣化が見られないか観察して早めにコーキング補修をしておきましょう。

関連記事:ユニットバスのコーキングが劣化したら?早めにコーキング補修をして下地を守りましょう

1-2. 研磨剤の入っていないスポンジやタオルを使う



出典:洗面ドレッシング|Panasonic

陶器製の洗面ボウルは研磨剤による細かい傷がつきやすいです。そのため研磨剤入りのスポンジなどを使うと傷がついてしまいますので、柔らかいスポンジやタオルなどで洗いましょう。メラミンスポンジもよくお掃除に使われますが、細かい傷がついてしまいますのでおすすめしません。

最近の洗面ボウルは表面に保護コーティングがされているため、普段は洗剤無しでも汚れが落ちやすくなっています。Panasonicさんの洗面ドレッシング(洗面化粧台)は「スゴピカ素材」という有機ガラス系素材を使ったモデルがあり、陶器製よりも水をはじくため、汚れにくく汚れが落としやすい加工が施されています。

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1-3. 研磨剤の入っていない中性洗剤で優しく洗う

洗面化粧台|TOTO画像提供:洗面化粧台|TOTO


出典:洗面化粧台|TOTO
商品価格:457,800円~(セット販売価格)

スポンジと同じく、洗剤を使う場合にも研磨剤の入っていない中性洗剤を使いましょう。TOTOさんの洗面化粧台は、「きれい除菌水」という薬品や洗剤を使わずに水から作られた除菌水が出てくるのが特徴で、排水口の汚れなども除菌してくれる商品があります。

※商品モデルによります。

1-4. 表面の再コーティングをする

最近の洗面ボウルは、汚れをつきにくくするために表面に保護コーティングがされていてお手入れが楽になっています。しかし、経年するとコーティングがはがれてきます。コーティング剤は市販されていますので、事前に洗面ボウルを丁寧に洗って乾燥させたあとにDIYでも塗布が可能。

綺麗にコーティングするためには、傷をつけずにしっかり汚れを落とすこととコーティング剤を丁寧に塗布していくことが大切ですので、慣れていない場合はハウスクリーニング業者さんに依頼すると安心です。

関連記事:ハウスクリーニング|プロに頼むハウスクリーニングの内容と費用【水廻り編】

2. 陶器製の洗面ボウルが割れてしまったら?

陶器製の洗面ボウルは衝撃に弱い点がデメリットですが、万が一割れてしまった場合にはどうすればよいのでしょうか?小さなヒビ程度であればコーキング補修でしばらく使うことができますが、水受け部分や排水口付近のひびや割れの場合は、洗面ボウルごと交換しておくほうが安心です。

なぜならコーキング材は経年劣化していきますので、水漏れのリスクが高いからです。洗面ボウルの交換にかかる費用は約3万円程度が目安ですが、洗面台ごと交換する場合はモデルにもよりますが約8万円みておくほうがよいでしょう。

陶器製の洗面ボウルには重いガラスや瓶などを落下させないように、インテリア用品などにも十分ご注意ください。

監修者コメント
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ボウルだけの交換はできない場合もある

洗面化粧台は大きく分けて二種類、カウンターとボウルを組み合わせるタイプと一体になっているタイプがあります。このうちボウルが破損した際にボウルだけを交換できるのは、カウンターとボウルが組み合わせていあるタイプのほうです。それでもボウルが特殊な形状などの場合は、交換できないこともあります。また、一体型はボウルだけの交換ができないため、化粧台をまるごと交換することになります。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)


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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

【保有資格】

【所属】

noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

編集者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)

WEBサイト


株式会社マッチングジャパン 代表取締役社長。

大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

退社後、株式会社マッチングジャパンを2006年に創業し、ハウスメーカーやリフォーム会社のWEBマーケティングを経験。
その他、内装材メーカーや建材メーカーにWEBプロモーションに関わるコンサルティングを提供。

同時にリフォーム業者検索サイト「家仲間コム」の運営責任者として、累計5千社を超える施工業者にサービスを提供。サイト規模は月間アクセス約360万PV、見積利用者数は年間約5万人までに成長。

自身も7度の引越しと2度の住宅購入を経験し、家のリフォームや修繕をユーザーの立場で多く経験。
その経験から、規模が小さくても優良なリフォーム業者を探せるサイトの必要性を強く感じ、サービスの利便性向上に注力している。

現在は、ウォールステッカーカーテンブラインドロールスクリーンなどのECも展開中。