【洗面台が割れたら交換?】ひび割れ修理費用、業者選びも徹底解説

 サムネイル【洗面台が割れたら交換?】ひび割れ修理費用、業者選びも徹底解説

 おうちの洗面台の洗面ボウル(ボール)が割れたり、ひびが入ったりして、お困りですか?賃貸にお住まいの場合は、なおさら「修理で済むだろうか?」「洗面台ごと交換になったら、いくらかかる?」などと冷や冷やしていらっしゃることでしょう。

 でも、ご安心ください!弊社「家仲間コム」には、洗面ボウルのひび割れも、手頃な価格で、新品同様に修復できるプロがいっぱい。
 
 今回は、新聞記者歴22年の筆者が、匠による洗面ボウルのひび割れ修理事例、費用相場、業者の選び方、お得に済ませるポイントなどについて、取材内容を徹底解説します。

 ご自宅の洗面台や洗面ボウルの修理・交換費用が気になる方には、複数の地元業者と相見積もりが無料かつ匿名でできるボタンも用意していますので、ぜひ試してみてくださいね。

匿名・無料の一括見積もり

POINT この記事のポイント

洗面台の洗面ボウルの修理・交換の費用相場は約4~7万円
・洗面ボウルが割れたときの対処法は①修理②洗面ボウルのみ交換③洗面台ごと交換の3つ
・洗面ボウルの割れは、プロに任せると新品同様に修復することも可能
・洗面台や洗面ボウルの修理・交換の依頼先は主にリフォーム業者
・洗面台や洗面ボウルの修理・交換の成功ポイントは6つ。特に火災保険や国の補助金が使える可能性があることは、お忘れなく!

洗面ボウル修理・交換の費用相場は4~7万円

 画像「洗面化粧台オンディーヌ|タカラスタンダード」

出典:洗面化粧台オンディーヌ|タカラスタンダード

 洗面台の洗面ボウル(ボール)が割れたり、ひびが入ったり、傷がついたりした場合の修理・補修・リペア・交換の費用相場は約4〜7万円です。

 具体的な対処法は3種類。それぞれの費用相場は次の通りです。
 

洗面ボウルひび割れの対処方法 費用相場
①修理 約5.5万円〜
②洗面ボウルのみ交換 約4〜11万円
③洗面台ごと交換 約7〜20万円

※現場の状態や業者により変わります。別途、出張費、交通費などの諸経費がかかることもあります。

それでは、1つずつ見ていきましょう。

対処法①洗面ボウルの修理

 洗面ボウルが割れた場合の対処法1つ目は「修理」。修理代の費用相場は約5.5万円~です。

 「費用相場が約5.5万円〜」というと「思ったより、安くはないな」と思われるかもしれません。そうなんです!それだけ、洗面ボウルの損傷を新品同様に修復するには、高度な専門知識と匠の技が必要ということ。

 ただ、ご安心ください!弊社「家仲間コム」では、洗面ボウルの修復が数万円で叶った事例もあります。ぜひ!このページのオレンジのボタンから無料・匿名の相見積もりを試してみてくださいね。

プロによる洗面ボウルの修復工程

 グラフィック「洗面ボウルの修復工程」

出典:家仲間コム施工事例|TRS

  「洗面ボウル」の修復工程を紹介します。上の図をご覧ください。

 洗面ボウル内の右下部分に大きめのひび割れが発生しています(写真①)。まず、ボウル表面に塗料がつきやすくなるよう、薬剤処理をして乾燥(写真②)。その後、ひび割れを硬質パテで埋めて乾かし、表面をヤスリで研磨して平らにします(写真③)。防水のため、下塗り塗装をして乾燥(写真④)。最後は、上塗り塗装をしてガラスでコーティング処理をしたら完成です(写真⑤)。

 いかがでしょう?ひび割れなんて、なかったかのように修復されているではありませんか。これぞ、匠の技。

 なお、洗面ボウルの主な素材には①陶器製②人工大理石(樹脂)製③ホーロー製の3種類がありますが、いずれもプロの修復工程は同じです。

関連記事:洗面ボウルにヒビが入ったときには|素材別の補修方法と費用目安

割れた・ひびが入ったときの応急処置

 洗面ボウルが割れたり、ひびが入ったときは、使用を中止し、応急処置として、破損箇所に布粘着テープ(布製ガムテープ)を貼って水の侵入を防ぎましょう。

 傷口に市販の陶器用やホーロー用のひび割れ補修キットの接着剤などを塗布するという方法もありますが、跡が残る上、プロが修理する際、剥がす手間が増えるため、おすすめしません。

 応急処置後は、できるだけ早く、本格的な修理か交換の対応をとりましょう。放置すると、時間の経過とともに割れが広がり、割れた部分から壁や床に水が侵入して、カビやサビが発生するなど、建物の構造にダメージが拡大します。そうなると、当初より修理の手間や費用が増えることになります。

対処法②洗面ボウルのみ交換

洗面ボウルのみ交換可能なタイプとは?

 グラフィック「洗面ボウルのみ交換可能な洗面所のタイプ」

 対処法2つ目は、洗面ボウルのみの交換。交換にかかる費用の相場は約4〜11万円です。上の図のように、洗面台と洗面ボウルが一体型ではない場合に可能となります。

 このうち「置き型」とは、洗面カウンターの上に洗面ボウルが直接置かれているタイプ。「埋込み型」とは、洗面カウンターに洗面ボウルが埋め込まれているタイプで、「壁付け型」とは、洗面ボウルが壁に備え付けられているタイプです。

 埋込み型の場合は、元の洗面ボウルと同じものが廃盤になっていたり、似た形状のボウルが見つからなかったりすると、洗面台ごと交換となる恐れもあります。

洗面ボウルの主な素材と特徴

 グラフィック「洗面ボウルの主な素材」

出典左:ベッセル式洗面器TLシリーズ|TOTO
出典中:洗面ボウル「エリッセコッコ」|サンワカンパニー
出典右:
ホーロー製洗面器|タカラスタンダード

 洗面台の洗面ボウルの主な素材と特徴は次の通りです。新しいボウル選びの参考にしてみてください。
 

洗面台の素材 メリット デメリット
陶器製 ☆種類が豊富
☆汚れや傷がつきにくい
☆お手入れが簡単
☆光沢感、高級感あり
★物を落とすと、割れやひびが入る
★重くて土台に強度が必要
人工大理石(樹脂)製 ☆大量生産可能で安価
☆デザインが豊富
☆割れにくい
☆お手入れしやすい
★小さな傷や汚れはつきやすい
★安っぽく見えることも
★薬品や有機溶剤に弱い
ホーロー製 ☆金属の素地にガラスコーティングされているため割れない
☆臭いや汚れがつきにくい
★表面のコーティングが剥がれると、中の金属が錆びる
★取り扱いメーカーが少ない(代表的なのはタカラスタンダード)


関連記事:陶器製の洗面ボウルの特徴とは|お手入れと補修方法を解説

対処法③洗面台ごと交換

洗面台ごと交換となるタイプ

 グラフィック「洗面台ごと交換となる洗面所のタイプ」

出典左:洗面化粧台「ピアラ」|LIXIL
出典中:洗面化粧台「リジャスト」|タカラスタンダード
出典右:洗面化粧台CX|Panasonic


 対処法3つ目は残念ながら、洗面ボウルのみの交換ができず、洗面台ごと交換せざるを得ないケース。上の図のように、洗面台と洗面ボウルが一体型のものだった場合です。

 このタイプは、賃貸物件に多いので厄介。洗面台ごと交換となる場合の費用相場は約7〜20万円と高額なだけに、洗面ボウルが割れた際はできるだけ「修理」(費用相場約5.5万円〜)で対応したいものですね。

 万が一、洗面台ごと交換となってしまったときは、修理の業者さんにメーカーの型落ち品探しをお願いすると、質の高い製品を安く入手できる可能性があります。

監修者コメント「洗面化粧台は交換が難しい」

監修者コメント
監修者画像

カウンターに埋め込まれたり、上に置かれたりという洗面ボールは、ボールだけを交換することが可能です。
それに対して、一般的な家庭用の洗面化粧台に多い「カウンターとボールが一体」のものは、ボールのみの交換ができないものがほとんどです。
ひび割れ程度であれば、水が漏れないように補修して使えればいいのですが、ボール自体が割れて補修も難しいということになると、化粧台ごと交換する必要があります。
ボールの上に重いものを落とさないよう、吊戸にはなるべく重いものを入れないなど、事故を防ぐ工夫をしておきたいですね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

洗面台の修理・交換はどこに頼む?

 グラフィック「個性いろいろ リフォーム業者」

 洗面台、洗面ボウルの修理・交換の依頼先は、主にリフォーム業者となります。

 一口にリフォーム業者といっても、営業形態や専門分野は様々。建築士やインテリアコーディネーター、大工など、建築のプロを一通り揃えた「ハウスメーカー」のほか、主に大工で構成する「工務店」、水回り専門の業者などがあります。

 中でも、水回り専門のリフォーム業者は、確かな知識と技術で補修メニューも豊富。料金も安い傾向にあります。

 「ハウスメーカー」や工務店についても、洗面ボウルの修理・交換以外のリフォームもセットで任せると、割引が効く確率が大!この機会に、洗面所の床や壁紙のリフォーム、洗濯機防水パンの交換などを検討してはいかがでしょうか?

 弊社「家仲間コム」には、上記のようなさまざまなリフォームの匠が登録しています。このページのオレンジのボタンから、相談内容を書き込むと、お近くの業者さん複数者から仮見積もりが届きます。この時点の相談と相見積もりは匿名でOK、料金は無料です。

①経年劣化ひび割れボウルも新品同様3.5万円

 画像「家仲間コムの洗面ボール修理事例」

 洗面ボウルが経年劣化している上、ひび割れしてしまったケースです。ひび割れ箇所は、お客様がホームセンターで買った補修材で応急処置されていたご様子。匠がゴムのような接着剤を剥がす作業からスタートしました。しっかり下地処理を行ったのちに塗装し、乾燥後に研磨して補修完了。「新品のようになった!」と、お客様は驚いておられたそうです。
 

施工業者 アマツナ・リペア
場所 東京都 練馬区
建物のタイプ 戸建て
築年数 20年以上
施工箇所 洗面台ボウル
施工価格 35,000円
施工期間 1日

業者さんによる投稿記事はこちら

②貫通穴もなかったことに5万円

 画像「家仲間コムの洗面ボール修理事例」

 洗面ボウルが割れて、穴が貫通してしまったケースです。「交換ではなく補修で対応できないか」とのご相談でした。どうみても交換事案のようでしたが、匠の補修技術で、まさかの再利用が可能となりました!
 

施工業者 アルファリペア
場所 東京都 渋谷区
建物のタイプ マンション
築年数 10−20年
施工箇所 洗面所
施工価格 5万円
施工期間 8時間

業者さんによる投稿記事はこちら

③賃貸退去前にひび割れ補修7.5万円

 画像「家仲間コムの洗面ボール修理事例」

  洗面化粧台の陶器部分に物を落として割ってしまったケースです。「退去が迫っていて丸ごと交換だと高いので安く修繕出来ないでしょうか?」と、ご相談をいただきました。匠が修繕に加えて、FRP補強、再生塗装と万全のリペアを行い、キズは全く分からない状態に。10万円以上はかかる洗面台ごと交換のリスクも避けられました。お客様は「想像以上にピッカピカ!管理会社の方に『綺麗にお使いですね』と驚かれました(笑)」と喜んでおられたそうです♫
 

施工業者 建築コーディネートサポート大阪
場所 大阪府 堺市西区
建物のタイプ 賃貸アパート
築年数 築5年
施工箇所 洗面化粧台
施工価格 7.5万円
施工期間 1日

業者さんによる投稿記事はこちら

④洗面所丸ごとリフォーム5万円

 画像「家仲間コムの洗面ボール修理事例」

 洗面ボウルがひび割れて、水漏れまで起こしていたケースです。賃貸物件のオーナー様から「なるべく安いシャワー付きの洗面台に交換したい」とのご相談がありました。この際「洗濯パンの交換、クロスの張り替えなど、洗面所内のリフォーム一式をセットで」とのご依頼。匠のサービスで、給排水管の取り替えや古い洗面台の撤去費コミコミで、奇跡の5万円未満というお買い得すぎるリフォームが実現しました♫
 

施工業者 七建築
場所 東京都 足立区
建物のタイプ 賃貸マンション
築年数 25年
施工箇所 洗面所
施工価格 ¥49,800
施工期間

業者さんによる投稿記事はこちら

⑤賃貸退去時に火災保険を適用補修

 画像「家仲間コムの洗面ボール修理事例」

 賃貸物件の退去時「物を落として割れてしまった陶器の洗面台を交換してほしい」とのご依頼でした。お客様が火災保険に加入しておられたため、匠の機転で保険適用による施工が実現!交換後は、頑丈な人工大理石製のボウルとなり、割れの再発防止策までかなったのだそうです♫
 

施工業者 株式会社 バンビ
場所 東京都 江東区
施工箇所 洗面脱衣室
施工価格 税込み10万円未満(火災保険適用)
施工期間 3時間

業者さんによる投稿記事はこちら

家仲間コムでの費用相場は4〜6万円

 画像「家仲間コムでの洗面ボウル修理・交換の費用相場」

 家仲間コムで、洗面ボウルの修理・交換を依頼された方がお支払いになった金額の統計結果をお伝えしておきます。最多の価格帯、つまり費用相場は4〜6万円でした!

関連記事:洗面ボール修理・交換の価格・費用相場

洗面台が割れたら自分で修理できる?

  ここまで、プロによる施工事例を見てきましたが、洗面ボウルの修理・交換は自分でもできるのでしょうか?水回りの修理では少しでも不備があると、漏水して床や壁の腐食、階下住人からの損害賠償請求に発展する恐れがあるためおすすめできません。また、洗面ボウルの修理を「新品同様」に仕上げるのは、かなり至難の業らしいのです。ここでは残念ながら「DIYに失敗し、かえって費用が膨らんだ!」という例を見てみましょう。

DIYの失敗例

 画像「洗面ボウルのDIY修理の失敗例」

出典:家仲間コム施工事例|アマツナ・リペア
 
 左がDIYの失敗例です。お客様がホームセンターで購入したDIY用パテで、洗面ボウルのひび割れ部分を補修した跡らしいのですが、白い跡が残るなど見苦しくなったため「綺麗に直せないか」と相談されたとのこと。

 匠が「エッチング」「下塗り」「クリア」などの専門技術を駆使したところ、ピカピカの光沢感まで出て、新品同様の仕上がりに。洗面ボウルの一般的な費用相場は約5.5万円〜ですが、格安の3.3万円での修理が実現しました!

お得!安心!洗面台修理・交換の成功ポイント

 洗面ボウルの補修・修理は、それなりに費用がかかるリフォームだけに、必ずや成功させましょう。成功のポイントは6つです。

①最低3社の業者と相見積もり

 グラフィック「洗面ボウル修理の見積書サンプル」

 洗面台や洗面ボウルの・修理・交換の優良業者とのお得な取り引きには、最低3社との相見積もりが大切です。実際の相場感や必要な費用の全体像を把握でき、有利な交渉の材料ともなります。

 見積もりをとる際は工事費の内訳だけでなく、「出張費」「見積費」「早朝・深夜・休日割増料」「キャンセル料」「交通費・高速代・ガソリン代・駐車場代」などのオプション料金も必ずチェックしましょう。

 見積書に「記載なし」や詳細を記さない「諸経費」「一式」などの表記がある場合は、内訳を確認。不明点は全て潰しておくことが肝心です。

 弊社「家仲間コム」では、このページ内にあるオレンジのボタンをクリックして相談内容を書き込むと、お近くの業者さん複数社から、仮見積もりが届きます。この時点の相談と相見積もりは匿名でOK、料金は無料です。

 なお、公益財団法人「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」には、見積書・図面などを郵送またはFAXで送付すると、相談員が無料でチェックの上、助言してくれるサービスがあります。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

②業者の技量・質を見極める

 洗面台や洗面ボウルの修理・交換は、専門性の高い工事だけに業者の技量を見極めて発注しましょう。チェックポイントは以下の7点です。
 
【洗面台や洗面ボウルの修理・交換業者選びのチェックポイント】
①保有資格
②施工実績
③口コミ評価
④費用設定は明瞭か
⑤客側の予算や希望をヒアリングした上で最適な工事を提案してくれているか
⑥工事内容やメリットやデメリットについて、丁寧で分かりやすい説明をしてくれるか
⑦アフターフォローは万全か

③賃貸の場合は管理会社に相談

 グラフィック「賃貸の場合は管理会社に相談」

 洗面台修理を希望する家が賃貸物件の場合は工事前に、家主・管理会社に相談しておくことをおすすめします。「費用負担はいくらになるのか」「業者の選び方は?」など、十分な話し合いが必要です。

 家主との交渉で、原状回復の費用を提示されたとき、その金額が妥当であるかは、個人的に最低3社の業者と相見積もりを取ってみることで分かります。

 弊社「家仲間コム」では、地元業者との相見積もりが匿名、完全無料で行うことができます。このページ内にあるオレンジのボタンから試してみてください。

 原状回復費は入居時に敷金(保証金)を支払っている場合は、敷金から差し引かれます。

④狙え!火災保険で0円修理

 グラフィック「火災保険は洗面台修理に対応?」

 あなたが「火災保険」などの保険に加入している場合、洗面台や洗面ボウルの・修理・交換の修繕費用を保険金で賄えることがあります。

 保険適用の条件は「借家人賠償責任補償」「修理費用補償」「個人賠償責任補償」などの特約を付けている場合で、洗面台や洗面ボウルの修理・交換に至った原因が自然災害や不慮の事故による際に限ります。申請期限は事故の発生から3年です。修繕費用の支払い手続きの前に、ご加入の保険の補償内容をチェックしておくことをおすすめします。

⑤洗面台交換は補助金活用も検討

 グラフィック「リフォーム補助金使えないか調べて!」

 洗面台の交換がバリアフリー化や住宅の性能向上につながる場合、国の「介護保険制度」や「長期優良住宅化リフォーム推進事業補助金」、各自治体のリフォーム補助金を活用できる場合があります。

 
補助金申請はリフォームの実施前だったり、施工業者を通して行う場合が多いですので注意してください。年度予算が上限に達するなどした場合は、受け付け終了となります。

 また、リフォーム減税の対象として、所得税や固定資産税が減税される可能性もありますから、お住まいの自治体などに問い合わせてみましょう。

参照:介護保険における住宅改修
参照:令和6年度長期優良住宅化リフォーム推進事業

⑥再発防止の鍵は日頃の対策

 グラフィック「物を落とさないよう注意。熱湯を流すのもNG」

 洗面ボウルの割れの原因は、①重いものや硬いものを落とすなどの強い衝撃②急激な温度変化によりボウルが収縮、膨張する「ヒートショック」の2つです。再発防止の鍵は、日頃の対策!対策の方法は次のようなものがあります。試してみてくださいね!

【洗面ボウルの割れ防止対策】
★洗面ボウルの周辺にクッション材や防護パッドを敷いておく
★洗面ボウルの上で、重いものや硬いものを使う際は細心の注意を払う
★洗面ボウルに熱いものを直接置かない
★洗面ボウルでお湯を使うときは冷たい水を先に出すなどして温度変化を緩やかにする

監修者コメント「お手入れのし過ぎもNG」

監修者コメント
監修者画像

最近の水まわりの素材には、表面を汚れ防止のために塗装やコーティングなどで覆われていることが多くあります。
これらは最初のうちは汚れがつきにくく性能を発揮してくれるのですが、次第に効果が薄れていくというのは、みなさんご経験があるところかと思います。
この効果が薄れることに拍車をかけているのが、実はお掃除だったりするのです。白いメラミンスポンジなどは汚れをよく落としますが、研磨力も高いため、コーティングなども少しづつ落としてしまいます。
日ごろのお手入れは、ぜひ柔らかいスポンジに中性洗剤で、やさしく洗うようにしてください。その方が素材そのものも長持ちしますよ。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

まとめ

 今回は、洗面台や洗面ボウルの修理・交換について、①費用相場が4~7万円であること②3種類の対処法③プロによる補修事例と価格④お得に済ませるポイントなどについて解説しました。

 フローリング補修の主な依頼先はリフォーム業者です。業者を選ぶ際には最低3社と相見積もりを行い、過去の口コミや実績も考慮してベストな選択を叶えましょう。その際には、火災保険で0円修理、国の補助金を活用した洗面台交換ができないかのチェックもお忘れなく!

 それでは、お得で安全な満足いくお取引が実現しますように。心からお祈り致しております!

洗面台修理・交換の相見積もりをしてみよう!

洗面ボール修理・交換を行ってくれる業者を自分で探して、複数の業者に見積もりを依頼するのはなかなか大変です。そこで便利なのが、リフォームのポータルサイト「家仲間コム」です。サイト上に洗面ボール修理・交換の概要を書き込むだけで、業者からの見積もりや提案が届きます。見積もり依頼は匿名で行えるのでしつこい営業の心配もありません。

洗面ボール修理・交換の見積もりを匿名で一括依頼してみる

完全無料で利用できるので、お気軽にご利用ください。

家仲間コムなら
業者の手数料が無料だから安くなるかも!/

一般的に業者さんがサイトに支払う成約手数料
(売上の約10〜20%)が家仲間コムではかかりません。

洗面ボールの
業者さんを匿名で探してみる
監修者プロフィール
監修者画像

一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

【保有資格】

【所属】

noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

編集責任者プロフィール
編集者画像

編集責任者

家仲間コム編集部

プロフィール


利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
編集者画像

編集長

田中 敦子 (たなか あつこ)


九州大学工学部卒業後、西日本新聞社に入社。記者として22年間、政治、経済、司法、軍事、文化、教育など、あらゆる分野の取材に従事する。旅と建築、インテリアが好きで、退社後は世界一周旅行に挑戦。アジア、欧米、中東、アフリカ各国の内装自慢のホテルや「サグラダファミリア」「トプカプ宮殿」などの一級建築物を取材し、撮影動画をYouTubeで2年間配信した。母親は宅地建物取引士、元インテリアコーディネーター。