リビングの大きな窓のデメリット|窓に合うウィンドウトリートメントとは

リビングの大きな窓のデメリット|窓に合うウィンドウトリートメントとは

リビングに大きな窓を設置する家庭が増えています。明るく開放的な大きな窓は、家族や友人が集うリビングに最適です。今回は、リビングに大きな窓を設置するうえでのデメリットや具体的な事例、対処方法、大きな窓に合うウィンドウトリートメントを紹介します。まずはこの記事のポイントをまとめました。

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POINT この記事のポイント

・リビングの大きな窓は開放的で空間を広く見せられる魅力がある
・大きな窓にはいくつかのデメリットも存在する
・大きな窓に合うウィンドウトリートメントはオーダーメイドがおすすめ

リビングに大きな窓が当たり前の未来がもうすぐ!

大開口スライディング窓|YKKap画像提供:大開口スライディング窓|YKKap


出典:大開口スライディング窓|YKKap

先日大手住宅メーカーのYKKapが、眺望性と断熱性を兼ね備えた木造用アルミ樹脂複合窓の発売を発表しました。大手メーカーが力を入れている「大開口スライディング窓」です。

筆者は住宅関連の学部で設計を学んだことがありますが、卒業制作で大開口窓の2階建て住宅の設計をしました。明るくて開放的な家を作りたかったのです。当時はイメージだけが先走りメリットの部分しか考えていませんでしたが、実は大きな窓にもデメリットがあります。

参照:YKKap「APW511 大開口スライディング」樹脂複合窓|住宅産業新聞社

リビングの大きな窓のデメリットとは?

開放的で光を取り入れることができ、空間を広く見せることのできる大きな窓は魅力がいっぱいですが、実はデメリットもあります。

1. 断熱性が低くなる

ハニカムスクリーン|TOSO画像提供:ハニカムスクリーン|TOSO


出典:ハニカムスクリーン|TOSO

住宅に出入りする熱の約74%が窓などの開口部からです。窓が大きい分、熱の出入りが多くなりますので、「夏暑く冬寒い」家にならないよう、断熱窓樹脂サッシなど断熱性の高い窓を採用しておきましょう。

関連記事:
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大開口窓のメリット・デメリット|窓ガラスとサッシで断熱効果がアップ!

断熱性の高いハニカムスクリーンも効果的でおしゃれなのでおすすめですよ。

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監修者コメント
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大きな窓は断熱性能を高めよう

窓はガラスやアルミなど、使われている材料が熱を伝えやすいため、一般的には外壁よりも断熱性能が低くなってしまいます。しかしフレームにはアルミではなく樹脂を使ったり、ガラスの間に空気層を設けたペアガラスやトリプルガラスを使うことで、窓の断熱性能を高めることができます。新築なら最初から断熱性能の高い窓を設置することができますが、リフォームであれば内窓をつけて二重サッシにしたり、ガラスを断熱ガラスに交換するという方法もあります。新築やリフォームの際には、ぜひ窓の断熱性能にも、目を向けてみてくださいね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

2. 外部からの視線が気になる

大きい窓が開放感があって良いのですが、立地によっては外からの視線が気になる場合もありますね。フェンスの設置植栽を植えておくと、外部から室内が見えにくくなります。リビングの大きな窓にはバーチカルブラインドもおすすめです。

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バーチカルブラインドは縦型のブラインドのことですが、天井から床までの高さを強調して広く見えるうえにとてもおしゃれです。スラットの角度を調整することによって、視線を遮ったり採光することもできます。

関連記事:バーチカルブラインドはおしゃれな窓辺に欠かせないアイテムです!TOSOのおすすめ商品もご紹介します
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3. 日差しがまぶしい

大きな窓は日差しも多く取り入れることができます。窓を設置する方角によっては、とてもまぶしい時間帯があるでしょう。特に西向きリビングの大きな窓は要注意です。日除けシェードやオーニングを取り付けると、日差しを遮ることができますよ。

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大きな窓に合うウィンドウトリートメント

ウッドブラインド 桐|TOSO画像提供:ウッドブラインド 桐|TOSO


出典:ウッドブラインド 桐|TOSO

大きな窓に合うカーテンなどのウィンドウトリートメントを探すのは既製サイズでは難しいですよね。大きな窓には、オーダーメイドのウィンドウトリートメントがおすすめです。

参照:
ブラインドは木製を選んでインテリア効果を高めましょう!オーダーメイドならよりおしゃれな部屋ができ上がります
アルミ製ブラインドはオーダーメイドしてもお手頃価格です
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監修者コメント
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大きな窓には電動開閉が便利

ウィンドウトリートメントはたくさんの種類があり、それによってインテリアも大きくイメージが左右されるので、どれを選べばいいか迷ってしまいますね。大きな窓は面積が大きいため、色は淡色の方がお部屋が明るく、柄は大きめの方がバランスが良く見えます。また、デザインと並んで考えたいのが、操作方法です。大きな窓では開閉作業も大変になりがちなので、電動で開閉できると便利です。ぜひ使い勝手の良い商品を選んでくださいね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

大きい窓に合うウィンドウトリートメントをお得に取り付けるには?

大きい窓に合うウィンドウトリートメントをお得に取り付けるには、一括見積りが便利です。複数の業者に訪問見積りをしてもらって、リビングの大きな窓に合うウィンドウトリートメントを提案してもらいましょう。

オーダーメイドでも取り付け工事と同時に依頼すると、割引してもらえることもあります。家仲間コムの見積もりサイトには約1000社の登録業者さんがいて、いろんな依頼に対応できるのが魅力です。また、匿名・無料で見積もり依頼ができるのでしつこい勧誘などもありません。


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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

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アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

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高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

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家仲間コム編集部

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執筆者プロフィール
編集者画像

大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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