【脱衣所の目隠しにはロールスクリーンがベスト】おすすめアイテム4選も
脱衣所と浴室・洗面所がひと続きになった間取りの住宅は多く、家事動線を考えると移動しやすいものの、目隠しがないと誰かが洗面所を利用するときに脱衣所で着替えにくいという問題があります。今回は、脱衣所の目隠しに最適なロールスクリーンを紹介しますが、この記事のポイントは以下になります。
POINT この記事のポイント
・脱衣所の目隠しとして最適なのはロールスクリーン
・完全に閉め切ってプライベートを守りたい場合は扉がおすすめ
・脱衣所のロールスクリーンは水に強い素材・防汚タイプ・ウォッシャブルが最適
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脱衣所に目隠しがない住宅は多い
目隠しがない脱衣所（※画像はイメージです。）
筆者宅もですが、洗面所・脱衣所・浴室・洗濯機置き場が一ヶ所に集まっていて、目隠しになるような仕切りがない脱衣所が多いものです。特にこの間取りはマンションでよく見られます。
洗面所には鍵付きの扉が取り付けられていることもあるのですが、洗面所や浴室・洗濯機を利用する頻度が高い朝の時間帯に、鍵を閉められると困りますよね。脱衣所の目隠しとして最適なのはロールスクリーンです。
脱衣所に最適な目隠しは？
画像提供：テンションバー｜TOSO
出典：画像提供：テンションバー｜TOSO
商品価格：6,000円～8,000円
扉を設置するとスペースを取ってしまうので、脱衣所を利用しない場合に広く使うことができません。例えば、二世帯住宅などの大家族で完全に閉め切ってプライベートを守りたい場合は、扉のほうが良いでしょう。
賃貸住宅で天井や壁に穴を開けられない場合は、テンションバー（突っ張り棒）で取り付けることもできます。
ロールスクリーンなら、天井にメカを取り付けて必要な時にスクリーンを下ろすだけで良いので、スペースも広いままで目隠しとしても効果的です。
関連記事：リフォームに最適なタイミングは「老朽化」「ライフスタイルの変化」「使い勝手」の3つです
脱衣所の目隠しに欲しい機能
脱衣所は湿気がたまりやすい場所ですので、水に強い素材であると安心です。また、汚れがつきにくい防汚タイプや洗濯ができるウォッシャブルタイプであればロールスクリーンを清潔に保つことができます。
関連記事：浴室専用ロールスクリーンは遮光タイプでプライバシーを守りましょう
脱衣所の目隠しにおすすめのロールスクリーン4選
脱衣所の目隠しに欲しい機能がついたロールスクリーンをご紹介します。水廻り専用ロールスクリーンではない商品もありますが、洗濯ができるほどの耐水性があるので、湿度が高い脱衣所の目隠しとしても活用できます。
1. コルトシリーズ
画像提供：ロールスクリーン コルト｜TOSO
出典：画像提供：ロールスクリーン コルト｜TOSO
商品価格：30,580円～（1,800mm×1,800mmの場合）
全40色が揃うリーズナブルな価格設定のロールスクリーンです。生地はウォッシャブルと非ウォッシャブルのどちらかを選択できます。透過度は4タイプに分かれ、シースルー→ミディアム→プライベート→遮光の順に低くなっていきます。
こちらのコルトシリーズにはミディアムとプライベートがあるので、より目隠し機能を強化したい場合は透過度の低いプライベートタイプを選ぶと良いでしょう。
2. 浴室対応シリーズ
画像提供：ロールスクリーン 浴室ティーナ｜TOSO
出典：画像提供：ロールスクリーン 浴室ティーナ｜TOSO
商品価格：39,000円～（1,800mm×1,800mmの場合）
抗菌防臭機能があり、メカ部分もサビにくくなっている浴室・キッチン対応のロールスクリーンです。耐水性に優れ透けにくい生地なので、浴室やキッチンだけでなく脱衣所の目隠しにも最適です。透過度はすべてプライベートタイプです。
3. 省エネシリーズ
画像提供：ロールスクリーン トリアスプレーン｜TOSO
出典：画像提供：ロールスクリーン トリアスプレーン｜TOSO
商品価格：36,300円～（1,800mm×1,800mmの場合）
省エネシリーズは、窓からの入射熱と熱線を反射して熱を減少させる効果があり、遮熱効果を高めたロールスクリーンです。ウォッシャブル生地も選べるので、窓があって日差しが入り込むような脱衣所におすすめです。透過度はミディアムとプライベートタイプがあります。
4. リペレントシリーズ
出典：キッチン・浴室 リペレント マイテック（プルコードタイプ）｜TOSO
商品価格：41,100円～（1,800mm×1,800mmの場合）
生地の表裏両面に防汚処理をしてあるため、スクリーンに汚れがつきにくく、一度ついた汚れも落ちやすくなっています。落ち着いたトーンのチャコールグレーから清潔感のある淡い色合いまで全8色。透過度はミディアムとローズピンクのプライベートタイプがあります。
脱衣所の目隠しに最適なロールスクリーンまとめ
脱衣所には、家族の成長に伴いプライベートが守られる目隠しがあると使い勝手が良くなります。突っ張り棒にのれんをかけるだけでも簡単な目隠しにはなりますが、ロールスクリーンを目隠しとして活用すると、スペースを広く使えて見た目にもすっきりするのでおすすめです。
ロールスクリーンはぜひオーダーで
ロールスクリーンは幅90cm、180cmといった規格サイズのものなら、ホームセンターなどでも手軽に購入することができます。しかし、基本的にはオーダーでつくることを想定しているので、オーダーだからすごく高いという訳ではなく、金額は選ぶ生地やサイズによります。長く使う、目にふれるものは、ぜひお気に入りの生地でジャストサイズでつくりたいですね。お気軽に、カーテン屋さんに声をかけられてみてはいかがでしょうか。
監修者：高橋 みちる（一級建築士）
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アールイーデザイン一級建築士事務所代表。
住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか？」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。
著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」（自由国民社、2020年7月発売）
【保有資格】
- 一級建築士（登録番号：第331817号）
- 既存住宅状況調査技術者（証明書番号：第02201400260号）
- 住宅性能評価員（終了証番号：第02170424号）
- インテリアコーディネーター（登録番号：011961A）
- 福祉住環境コーディネーター2級（証書番号：05201851）
- 震災建築物応急危険度判定士（認定番号：730220552）
【所属】
- アールイーデザイン一級建築士事務所：代表
- JIO|株式会社日本住宅保証検査機構：検査員 及び 評価員
- 三井ホーム株式会社：リフォームプランナー
noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中！
高橋みちる｜リフォームコンサルタント｜note
利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。
大永 和弘 （おおなが かずひろ）
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
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※価格はこの依頼での一般的な価格相場です。
目隠しのロールスクリーンは取付場所も一工夫
ロールスクリーンは手軽にさっと目隠しができて、便利ですよね。でも気を付けたいのは取付場所です。開口部の内側に付けると、ロールスクリーンの構造上、両端に1cm程度の隙間があいてしまうのです。これを防ぐために、取り付けるのは開口部の外側上部の壁面に設置するのがオススメです。開口幅より5cmほど大きめに作れば、隙間なく目隠しの役目を果たすことができます。ちょっとしたことですが、ぜひご参考になさってみてくださいね。
監修者：高橋 みちる（一級建築士）