ブラインドの色選びのアドバイス|理想の部屋に合わせてカラーを選ぼう

ブラインドの色選びのアドバイス|理想の部屋に合わせてカラーを選ぼう

お部屋をおしゃれにしてくれるブラインド。昨今では色や素材のバリエーションが豊富にそろっているので、ブラインド選びも楽しくなります。その反面、ブラインドの種類がありすぎてどう選べばいいのか迷うこともありますよね。今回は、多くの事例を見てきた筆者の経験から、ブラインドの色選びをアドバイスします。後ほど詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・お部屋を広く見せたい場合は、壁や天井と同じ色のブラインドがおすすめ
・お部屋を引き締めたい場合は、ダークなマットカラーがおすすめ
お部屋にアクセントを取り入れたい場合は黄色やオレンジ・グリーンなどのカラフルな色がおすすめ

ブラインドの色選び術

ブラインドの色には多くの種類がありますが、ブラインドを取り付ける部屋にどういう効果をもたらしたいかというポイントから、ブラインドの色選びをしてみましょう。

1. お部屋を広く見せたい場合のブラインドの色

ブラインド

出典:アルミブラインド|LIXIL

お部屋を広く見せたい場合は、壁や天井と同じ色のブラインドがおすすめです。一般的な住宅は白い壁紙クロスが貼ってあることが多いですが、白と言っても実は真っ白ではありません。少しベージュがかったオフホワイトの場合が多いです。ブラインドにも白色がありますが、下記のようにいくつかのバリエーションがあります。

1-1. ウッドブラインドの白のバリエーション

・ピュアホワイト
・オフホワイト
・クールホワイト
・シャビーホワイト
・スモーキーホワイト

ウッドブラインドの白は基本が木目なので、どの白を選んでも白が浮いてしまうことは少ないです。選び方のコツは、フローリングが白や明るいベージュであれば、ピュアホワイトやホワイトなどの明度の高いホワイトがおすすめです。

フローリングがブラウンからダークブラウンなど濃い色になるにつれて、ブラインドのホワイトの明度も少し暗めにしたほうが、白浮きしにくく上手にバランスが取れます。

1-2. アルミブラインドの白のバリエーション

・ホワイト
・アイスホワイト
・スノーホワイト
・プレーンホワイト
・マットホワイト

これだけの白のバリエーションがあるにもかかわらず、さらに艶ありと艶なし(マット)タイプまであるので迷います。

1-2-1. 白の艶ありタイプ

白の艶ありは、光を反射して光沢が出るのが特徴です。美しく見える反面、電球の色によっては病院のような冷たい印象になってしまう場合もあります。

関連記事:電球の選び方がわからない方必見!電球の基礎知識やお部屋に合った選び方を調べました

白の艶ありは、清潔感を強調したいバスルームなどの水廻りに取り入れると良いでしょう。艶ありのほうが汚れがつきにくいメリットもあります。

1-2-2. 白の艶なし(マット)タイプ

壁の白と馴染ませたい場合は、艶なし(マット)タイプのほうが、周囲に溶け込みやすいです。チープな印象になってしまいやすいアルミブラインドですが、艶なし(マット)タイプを選ぶことで落ち着いた印象を与えてくれます。

2. お部屋を引き締めたい場合のブラインドの色

ウッドブラインド ヴィンテージ|TOSO画像提供:ウッドブラインド ヴィンテージ|TOSO


出典:画像提供:ウッドブラインド ヴィンテージ|TOSO

お部屋を引き締めたい場合のブラインドの色は、ダークなマットカラーがおすすめです。ブラインドだけがダークカラーだと浮いてしまうので、フローリングの色やテーブルや椅子の足と同系色にすると、お部屋全体の調和がとれます。

3. お部屋にアクセントを取り入れたい場合のブラインドの色

黄色のブラインド部屋のアクセントになるブラインド(※画像はイメージです。)

お部屋にアクセントを取り入れたい場合のブラインドの色は、黄色やオレンジ・グリーンなどのカラフルな色です。あくまでもアクセントなので、掃き出し窓や大開口窓などの大きなサイズの窓ではなく、小窓やスラット窓に使う程度にとどめておくほうがアクセントになります。特に、原色に近い色になるほど小さめの窓に使うほうがアクセントとして効果的です。

関連記事:アルミ製ブラインドはオーダーメイドしてもお手頃価格です

大きめの窓にもアクセントカラーを使用したい場合は、室内のインテリアの色をナチュラルカラーやモノトーンにして色味を抑えることで、ブラインドのアクセントカラーを活かせます。

アルミブラインド ベーシック|TOSO画像提供:アルミブラインド ベーシック|TOSO


出典:画像提供:アルミブラインド ベーシック|TOSO

こちらはキッチンの小窓にアクセントカラーのブラインドを採用した例です。黒を基調としたキッチンに、対照的なオレンジを取り入れることでアクセントになり遊び心のあるコーディネートになっています。

こちらは同じアルミブラインドのベーシックシリーズですが、爽やかなミントグリーンを差し色に取り入れています。オレンジの方が元気が良いイメージに、グリーンの方が落ち着いたイメージのキッチンに仕上がっています。

プラスアルファ、酸化チタンコートがおススメ

ブラインドの色選びも迷ってしまいますが、ぜひもう一つ注目していただきたいのが、酸化チタンコートです。

ブラインドの色選びに迷ったらナチュラルカラーがおすすめ

ウッドブラインド コルト|TOSO画像提供:ウッドブラインド コルト|TOSO


出典:画像提供:ウッドブラインド コルト|TOSO

ブラインドの色選びに迷ったら、ナチュラルカラーにしておけば間違いありません。さらにウッドブラインドを選べば、お部屋全体の高級感がアップします。

関連記事:ブラインドは木製を選んでインテリア効果を高めましょう!オーダーメイドならよりおしゃれな部屋が出来上がります

ナチュラルカラーのブラインドの色は基本的にどの部屋でも合います。フローリングの色より少し明るい色を選ぶと、部屋の上部が軽くなり重心のバランスがとりやすいです。

監修者コメント
監修者画像

ウッドブラインドで癒しの効果を

木のぬくもりって、いいですよね。インテリアに木材が多く使われるほど、癒しの効果が高まるといわれています。ウッドブラインドはインテリアに高級感も出ますし、さらに癒しの効果まで期待できるとなれば、魅力的ですよね。ただ、ウッドブラインドは一枚一枚の羽根がアルミよりも厚みがあるため、たたんだ時のたたみ代に注意が必要です。全開したときに窓の邪魔にならないよう、窓よりも少し(たたみ代分)上に設置できるといいですね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

ブラインドの色選びのアドバイスまとめ

ブラインドを選ぶ際はどの色にするかが一番決まりにくい部分ですが、カタログを取り寄せて部屋と合わせたり、ショールームが近い方は実際に行って見てみるとイメージがわきやすいですよ。

参照:ブラインドの商品一覧はこちら<価格表示あり>

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

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【所属】

noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

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家仲間コム編集部

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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