雨戸設置|雨戸設置の必要性や雨戸の種類・設置費用

安全のために雨戸設置を

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「雨戸が設置していなかったけれど、安全のために雨戸を設置したい」という人は多くいます。
雨戸は防犯や防火、雨風避けなどに役立つものです。
特に近年では大型台風の発生やゲリラ豪雨など天候の不順から、雨戸の設置で安全を確保したいと考える家が増えています。

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雨戸とは何か

雨戸とは、窓の外側に設置する建具のことをさします。
一般的に雨戸というと引き違いタイプのものですが、縦に開閉するシャッタータイプの雨戸も近年では人気を集めています。
かつての和風住宅で設置されていた雨戸は木製のタイプがほとんどでしたが、現在では腐食や劣化の心配の少ないアルミ製の雨戸が主流となっています。

image左:引き違い雨戸 右:シャッター雨戸

遮熱・遮光
留守中に雨戸を閉めることで室内温度の変動を避けることができます。
また、遮光効果があるため和室の畳焼け防止の目的として雨戸の設置をする場合もあります。

防犯
侵入犯は雨戸を設置してある家を避ける傾向があります。
侵入犯の約40%は「雨戸を設置してある家は時間がかかるので避ける」「雨戸を開ける際に音がするため避ける」という統計があります。
また、鍵付き雨戸や防犯サイレンの鳴るタイプの雨戸もあります。

防音
外からの音がうるさい場合や、室内で大きめの音で音楽を聴きたい場合などに雨戸を閉めることで防音性が高まります。

防火
防火性能のある「防火雨戸」というものがあります。
防火戸にすることが義務付けられている場合でも、防火雨戸を設置することで防火戸や網入りガラスにしなくてもよいとされています。

防雨・防風
強い雨や強風の日などには雨戸を閉めることで窓ガラスが割れてしまうのを防ぎます。
特に台風の日は、飛来物によって窓ガラスが破損してしまうことがあるので雨戸を設置してあると安心です。

雨戸設置の費用相場

それでは、雨戸設置をした人はいくらくらいで行うケースが多いのか、費用相場をグラフで見てみましょう。

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雨戸設置を実際に行ったケースから費用相場を算出してみると、10万円~20万円程度で雨戸を設置した人が40%近くにのぼり、かなり多いことがわかります。
実際にあった雨戸設置の事例から見積もり例を見てみましょう。

可動ルーバー雨戸を設置したい
1階のテラス窓に可動ルーバー雨戸を設置したい。
現状は一般的なサッシ窓で、幅2600×高さ2200。
デュオPG 半外付 256222がついており、戸袋のスペースが両側に900mmしかない状態。

雨戸呼称7390 3枚(可動ルーバー)
本体(枠含セット) 136,800円
工事費               37,800
合計                172,800

手動シャッター雨戸設置をしたい
2階の窓6箇所に手動シャッター雨戸を設置したい。
サイズは、幅163cm×高さ112cm 1ヶ所(腰窓)、幅168cm×高さ112cm 3ヶ所、(腰窓)幅163cm×高さ183cm 2ヶ所(掃き出し窓)。

幅163cm×高さ112cm 1ヶ所(腰窓)×112600 円=112600円
幅168cm×高さ112cm 3ヶ所(腰窓)×112600円=37800円
幅163cm×高さ183cm 2ヶ所(掃き出し窓)×117200円=234400円
足場かけ払い、運搬共1式60000円
合計744800円

※上記費用は一例です。

雨戸の種類と人気商品・価格

雨戸を設置する場合、まずはどのような雨戸がよいのか商品を選択しなくてはなりません。
雨戸にはいくつかの形状があるので、まずはどのような雨戸があるのか見てみましょう。

単板引き違い雨戸

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もっともベーシックな形状の雨戸。
採風や採光はできないが、比較的安価なものが多い。
賃貸住宅などでも多く採用されている。

ルーバー引き違い雨戸

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雨戸を閉めていても採光・採風できるため人気が高い。
羽根が固定されているタイプと可動タイプがある。
価格は単板雨戸に比べて高めのものが多い。

手動シャッター雨戸

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使用しない時は上部シャッターケースに収納するため、すっきり見える。
価格は引き違い雨戸よりも高価。
引き違い雨戸よりも開閉しやすいという声も多い。

電動シャッター雨戸

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見た目は手動シャッター雨戸と同じだが、室内からでも開閉が可能。
窓の開閉が不要なため、冬でも室温を下げずにすむ。
価格は手動シャッター雨戸よりも高価。

雨戸はその形状により、それぞれメリットやデメリットがあります。
例えば引き違い雨戸は安価ですが、慣れないと開閉に少し手間取るという声もあります。
電動シャッタータイプは室内からの操作ができるため手軽に開閉でき、室温も保つことができるため大変便利ですが、同じ商品の手動シャッター雨戸と10万円程度の価格差があるものがほとんどのため設置に費用がかかりがちというデメリットもあります。

それでは、雨戸設置リフォームに人気の雨戸を見ていきましょう。
価格は掃き出し窓サイズを基本としています。

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ルーバー引き違い雨戸。
110°までルーバーの開閉可能。
アルミ製で軽量なので、開閉もしやすい。
シンプルでスタイリッシュなデザインも人気。

価格オープン

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ルーバータイプ電動シャッター雨戸。
スラットを閉じた状態でも採風や採光が可能。
停電時にも手動での開閉が可能で安心。
グレーやブラック、ホワイトなど全5色展開。

価格346,200円

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電動と手動が選択できるシャッター雨戸。
防風性に優れた強度の高いタイプで、台風地域や沿岸地域で人気。
閉じた状態で換気のできるタイプもある。

価格:電動281,300円 手動171,300円

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電動と手動が選択できるシャッター雨戸。
鋼板を使用しており、防火地域に対応した住宅防火戸仕様もある。
自動施錠機能付きで、防犯性も高い。

価格:電動251,300円 手動:141,300円

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ルーバータイプ電動シャッター雨戸。
雨戸を閉じた状態でも通気孔から採風、採光可能。
スリムでコンパクトな外見も人気が高い。

価格
300,400円

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電動と手動が選択できるシャッター雨戸。
ロック機能や障害物感知機能など、安全性の高さも人気。
防火地域に適した防火戸対応タイプもある。

価格:電動 108,600円 手動 79,700円

雨戸設置をお得に行うコツとは

雨戸設置を検討したら、まずは見積もりの依頼をしてみましょう。
雨戸には上でご紹介した以外にも多くの商品があります。
「こんな機能のある雨戸がいいな」とだいたいのイメージが浮かんだら、まずは業者に見積もりを依頼し、どのような雨戸があるのか、どのくらいの費用がかかるのかを教えてもらいましょう。

雨戸は、メーカーが定めている希望小売価格から割引がある場合が多いです。
しかし雨戸設置を行う業者によって、割引率が違うことも多いのです。
そのため雨戸設置の見積もりをもらい、割引率のことや工事費のことを知るため、雨戸設置にはどれくらいの費用がかかるのかの見積もりを複数の業者に出してもらい比較検討することが大切です。
その際、「オススメの雨戸はどれなのか」やよりよい雨戸設置をするための提案などを聞き、雨戸設置をお願いする業者さんを決めるといいでしょう。

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しかし、自分で業者探しから行って複数業者に見積もりを依頼するのは意外と大変な作業です。
そこで家仲間コムの一括見積もり依頼サービスが便利です。
サイト上に匿名で雨戸設置の概要を書き込むだけで、雨戸設置に対応した業者さんからの概算見積もりや提案を受け取ることができます。
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ご利用は無料なのでお気軽に活用してみてください。

また、家仲間コムでは雨戸設置の価格相場雨戸設置の施工事例も公開中です。
あわせてご参考にしてみてください。

■執筆者情報:ホームセンター「ビバホーム」

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編集責任者

家仲間コム編集部

プロフィール


利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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