【2023年最新】内窓の取り付けにはいくらかかる|各メーカーの内窓と取り付け価格を比較

内窓の取り付けにはいくらかかる|各メーカーの内窓と取り付け価格を比較

今ある窓にもう一枚窓をプラスし、省エネ・防音・結露防止・防犯に効果を発揮する内窓。メーカー別に内窓の価格、オプションの種類・価格、さらにそれらを格安で取付ける方法まで詳しく説明しています。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・内窓の効果は、「断熱・省エネ」「防音」「結露抑制」「防犯」など
・内窓の取り付け手順は、「一方の縦枠を取付け」「もう一方の縦枠を取付け」「下上枠を取付け」「内窓を建て込む」の4ステップ
・内窓の取り付け価格は、2万円前後が相場

内窓とは

内窓とは、既にある窓の部屋側に追加して取り付けている窓のことです。他の呼び名では、二重窓などと呼ばれています。内窓は熱伝導率の低い、樹脂製が一般的です。

内窓とペアガラスがよく混同されていますが、別物です。内窓にもガラスが必要で、内窓のガラスにペアガラスが使われることもあります。

つまり内窓を選ぶ際には、そこに取り付けるガラスの種類も選ぶことができます。取り付けるガラスによって、内窓の価格はかわります。(ガラスの価格が違うため)一般的に単板ガラスのものよりも、複層ガラスのものの方が価格は高いです。

内窓の効果は?

断熱・省エネ

エアコンをつけていても効果があまりない場合窓から熱がどんどん逃げている(外からの熱が侵入してきている)という事が考えられます。二重窓にして窓から逃げる熱を少なくし気密性を高める事で、冷暖房費が節約でき省エネにも繋がります。

防音

室内の音が近隣に漏れるのが心配、外からの騒音がうるさい、そういった不安をなくす為に二重窓にする事で気密性が向上し音を通しにくくし、防音効果が高まります。

結露抑制

窓ガラスの結露の原因は外気と室内の温度差にあります。温度差が大きい程結露の量も多くなり、カビやダニの原因になったり窓枠を腐らせたりもします。二重窓にする事で既存の窓と二重窓の間に空気の層をつくり、断熱効果がアップして結露の発生を抑制する事ができます。

防犯

空き巣被害で最も多い侵入方法が窓を割って入る「ガラス破り」です。しかし、空き巣は人の目を気にする為侵入に5分以上かかると諦める確率が高くなります。二重窓にする事で侵入に時間がかかる(かかりそうな)窓となり防犯に役立ちます。

内窓を格安に取り付けるにはDIYで!

内窓は取り付けが比較的簡単なので、格安で取り付けたいという方は製品のみ購入しご自身で取付けするという方法もあります。

インターネット通販でメーカーの内窓が通常の何十パーセントOFFという格安で入手できるので、購入後以下の手順で取り付けていきます。

※内窓取り付けにはプラスドライバーが必要です。(電動ドライバーがベスト)

内窓の取り付け手順

内窓の取り付け手順

1.一方の縦枠を取付け
2.もう一方の縦枠を取付け
3.下上枠を取付け
4.内窓を建て込む


ただし、メーカーや窓のサイズ、種類、オプション等、ご自身での設置が難しいものもありますので、その場合は工務店に依頼すると比較的安く設置できます。

(施工費以外に諸経費としてガソリン代や高速代がかかる場合がありますので、格安で取付ける場合は家の近所の工務店を探すのもいいでしょう)

内窓の取り付けを依頼できる業種は?

内窓の取り付けを依頼できる業種

内窓の取り付けを依頼できる業種は以下となります。

・内窓メーカー
・工務店
・ホームセンター
・家電量販店


メーカーでの施工は工務店に比べて少し高めですが、安心感があります工務店は知名度は低いですが、内窓の取り付け価格はメーカーに比べお手頃なところが多いです。(知名度が低く不安な場合は施工事例が載っているサイトも沢山ありますので、施工写真や施工した方の感想など見て判断するのもいいかと思います。)

以外と狙い目はホームセンターです。ホームセンターは内窓メーカーからの仕入金額が大きいので、安く仕入れている可能性があります。そのため、内窓取り付け価格がトータルで安くなる可能性が高いです。

基本料金(取り付け価格)の他に車移動の経費(高速料金、ガソリン代、駐車料金)や事務手数料などがかかってくる場合がありますので、事前に確認しましょう。

内窓の取り付け価格はどのくらい?

内窓の取り付けできる業者さんに、取り付け価格を調査しました。

■内窓メーカー直営の内窓取り付け価格

内窓取り付け価格 21,500円
内窓価格 28,000円(単板ガラス3mm)
合計 49,500円(内窓本体+基本工事費(諸経費含む)+消費税)

※内窓の同時購入が必須条件

家電量販店の内窓取り付け価格

内窓取り付け価格24,700円


※内窓の同時購入が必須条件

■工務店の内窓取り付け価格

A社の取り付け価格

内窓取り付け価格 10,000円/1箇所(2箇所目からは5,000円
諸経費 10,000円(駐車場、高速代、ガソリン代等)

B社の取り付け価格

内窓取り付け価格 12,600円/1箇所
諸経費 6,300円(+有料駐車場使用の場合駐車料金別途加算)

C社の取り付け価格

内窓取り付け価格 5,250円
諸経費 23,000円(搬入費用+事務所経費)

D社の取り付け価格

内窓取り付け価格 10,500円(2枚引違い窓/H1400以内×W1400以内の価格)



上記は、もっとも標準的な窓で一般的な取り付け価格です。取り付け価格は、2万円前後が平均的なようです。

でも、内窓の取り付け価格の安い業者さんと高い業者さんでは、差は約1万円もあります。また、窓の大きさや種類、設置場所により追加でかかる場合がありますので、まず見積もりされる事をおすすめします。

まずは、内窓のサイズと設置箇所数を決めたら、複数の業者さんへ内窓取り付けの概算見積りを依頼するとよいでしょう。そうすることで、安く内窓を取り付けてくれる業者さんが見つかります。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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