新築とフルリフォームどちらがお得|メリット・デメリットを比較

新築とフルリフォームどちらがお得|メリット・デメリットを比較

家を買う際に、新築にするか中古住宅にするかで迷う方は多いのではないでしょうか。今回は、新築を買うべきか、中古住宅を買ったうえでフルリフォームをするべきかの観点から、それぞれのメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。まずはこの記事のポイントを以下にまとめました。

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POINT この記事のポイント

・新築物件は間取りや設備を自分の好みにできるなどメリットがある
・新築の注文住宅の場合は時間がかかることも
・中古物件は新築物件に比べて価格が安いが設備が旧式であることが多い

新築物件購入のメリット・デメリットをご紹介

「どうせなら自分の家を建てたい」という方も多いかと思います。いま新築を建てるとすると、耐震の問題もクリアできますし、昔と比べてより安全な家づくりが可能となりました。

また、平成19年に施行された「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」により、新築住宅を購入する際、施行者に保険をかけることが義務付けられました。

これにより、工事中の検査が行われるようになったほか、費用面でも安心できるシステムが作られたのです。まずは、そんな新築を建てる際に気になるそのメリット・デメリットについて紹介していきましょう。

新築物件購入のメリットとは?

新築物件購入のメリット・デメリット

新築物件を購入する場合、メリットも多くあります。いくつか見ていきましょう。

1. 間取りや設備などを自由に設定できる

中古住宅をフルリフォームする場合、設備や間取りを完全に好きなようにすることは難しいです。しかし新築を購入する場合は、間取りや設備を自分の好みで設定できますし、外観のデザインも好きに決めることができます。

2. 行政に認められた機能性を持った家に住める

先述した通り、新築物件を購入し建てる場合は、法律によってさまざまなことが義務づけられるようになりました。これによって、家を建てる際のある一定の品質管理が可能となったのです。また、今は昔より耐震構造もしっかりしている家づくりとなっていますので、安全面でも充実しています。

それに加えて断熱性も高い建物が多くなっていますので、夏場や冬場の冷暖房費の節約も可能となり、住みやすい安心な家づくりが可能となったのです。

3. 抵抗感が少ない

中古住宅に住むとなると、前の住民のことが気になる、という方も少なくはないかと思います。そういった心理的な問題も、新築物件ならばありません。自分たちだけの歴史を家に刻んでいくことができます。

4. ローンの組み方が多彩

新築物件購入の場合、中古住宅を買ったうえでフルリフォームをするのに比べて費用は高くなることが多いです。しかしその費用を払う際に、ローンの組み方が比較的多彩であることも魅力の一つです。

新築物件購入のデメリットとは?

新築物件購入には、もちろんデメリットもあります。いくつか紹介していきましょう。

1. 注文住宅の場合は時間がかかる

新築物件購入の際に、注文住宅で依頼するとデメリットも多いです。例えば注文ですと、出来上がってからしか実物を見ることができないため、イメージしにくいですし、依頼してから住むまでにかなり時間がかかってしまうことも考えられます。

2. 価格が高い

中古住宅と比べて、新築物件は価格が高いことは一番悩ましい問題かと思います。それが数百万ではなく、1,000万ほど変わることもありますので、しっかりと検討する必要があるのです。

中古住宅を購入後、フルリフォームする際のメリットとは?

続いては、中古住宅を購入後にフルリフォームする場合のメリット・デメリットをいくつか紹介していきましょう。

中古住宅のメリットとは?

中古住宅のメリット・デメリット

中古住宅を購入後、フルリフォームやスケルトンリフォームを行う方も多くいらっしゃいます。そうするにあたって、メリットも多いのです。

1. 価格が安い

新築物件を購入するよりも、中古住宅を購入してリフォームを行った方が1,000万円以上安く済むこともわかっています。フルリフォームの価格相場が500万、高くても1,000万円ほどですので、新築物件を購入するには至らない価格となるのです。

2. 自分の好みのリフォーム・リノベーションができる

中古物件を購入後、ある程度の間取り変更や設備変更も可能です。それも無理のない予算内で可能となりますので、自分好みの内装づくりができるのです。

3. 引っ越しが必要ない

中古物件の場合、すでに家自体はでき上がっていますので、解体が必要ないこともメリットの一つです。そのおかげで費用も浮きますし、なによりほかの場所に引っ越す必要なく、すぐに住むことができます。

中古住宅購入のデメリットとは?

中古住宅の場合、新築物件と比べてデメリットもあります。

1. 設備や家自体が古い

中古住宅ですと、どうしてもトイレやお風呂などの設備が旧式のままであることがほとんどです。そのため、必要に応じてリフォームするケースも出てきます。また、家自体も年月が経っていますので、傷や経年劣化も多くみられるでしょう。

それに加えて、ある程度昔の住宅は耐震や断熱の面でどうしても今の技術に比べて劣っています。したがって、安全性や安心面を考えても、すこし心配になる方も多いかもしれません。特に1981年以前に建てられた中古住宅を購入する際は、きちんと耐震工事を行う必要があります。

フルリフォームする際に目安となる値段とコツ

中古住宅を購入してフルリフォームをする場合、気になるのがその費用かと思います。フルリフォームの場合、ローンの審査も手続きが多く、面倒なことが多いです。さまざまな面で、厳しく審査されてしまいます。

また、フルリフォームの場合、こだわりを突き詰めていきすぎるとかなり高額な費用が請求されることが多いです。実際に、新築を購入した場合と同じ値段位になってしまうこともあります。

したがって、できるだけ費用を抑えてリフォームを行いたいのなら、「これはこのままでいいかな?」と許容できる範囲を増やすことが必要になります。古い部分をわざと残して生かすことができるのも、フルリフォームならではの魅力ですよ。

まとめ

いかがでしたか?新築住宅を購入した場合も、中古住宅を購入してフルリフォームした場合も、自分好みの家づくりができることに違いはありません。その程度や、それぞれのメリット・デメリットをそれぞれ頭に入れたうえで、ぜひ検討してみてください。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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