【ロールスクリーンとカーテンの組み合わせはとてもおしゃれ】参考にしたい事例をご紹介
ロールスクリーンにはさまざまなサイズとバリエーションがあります。メリットもデメリットもあるロールスクリーンですが、カーテンと合わせるとお洒落な印象になるためおすすめです。後ほど詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。
POINT この記事のポイント
・ロールスクリーンのメリットは、採光のしやすさと部屋全体にスタイリッシュな印象を与えること
・一方でデメリットは、風時に音が気になる点と出入りの多い部屋には向かない点
・ロールスクリーンは、カーテンと合わせたコーディネートが特におすすめ
目次 [ 非表示 ]
ロールスクリーンの特徴
ロールスクリーンには様々なバリエーションとサイズがあり、小窓から大開口窓まであらゆる窓に対応できる点が魅力です。
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1. ロールスクリーンのメリット
1-1. すっきりとスタイリッシュな窓辺になる
出典:ロールスクリーン・ルノプレーン|TOSO
商品価格:28,900円~
ロールスクリーンにはひだがなく、一枚の生地でできているため、窓辺がすっきりします。窓辺が平面状になりますので、とてもスタイリッシュです。
1-2. 採光しやすい
ロールスクリーンは上下に開閉しますが、開閉する位置によって光の入り具合が変えられます。カーテンの場合は左右に開けるか閉めるかだけですが、その点ロールスクリーンは採光の調整がしやすいウィンドウインテリアです。
1-3. 色やデザインを変えてアクセントに
出典:ロールスクリーンラルクシールド|タチカワブラインド
商品価格:38,900円~
ロールスクリーンは色やデザインのバリエーションが豊富にそろっているので、一ヶ所だけアクセントとして柄物を取り入れるなどのアレンジができます。インテリア性も高くなり、とてもおしゃれですよ。
こちらの画像では、大きな開口部には無地のカーテンを使い、小窓には同系色の柄物のロールスクリーンを取り入れてアクセントにしています。どの色にしようか悩んだら風水を取り入れてみるのもいいですね。
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2. ロールスクリーンのデメリット
2-1. 出入りの多い窓には不向き
ロールスクリーンは上下に開閉しますので、出入りの多い開口部の場合は頻繁に開閉する必要があり、不向きです。ロールスクリーンは出入りの少ない開口部に使用して、出入りの多い開口部にはカーテンを採用しましょう。
2-2. 強風時には音が気になる
ロールスクリーンは下部に重りとなるウェイトバーが仕込まれていますが、窓を開けている時に強風が吹くと、そのウェイトバーが窓枠に当たって音が気になることがあります。
一般的なロールスクリーンのウェイトバーはアルミ素材のものが多いですが、ウエイトバ―キャッチャーという補助器具を使うことで音鳴りを軽減できます。
参照:「ニチベイ」ウェイトバーキャッチャー|松装
おしゃれなロールスクリーンとカーテンの組み合わせ
ロールスクリーンは単体でもおしゃれでスタイリッシュなお部屋空間が完成しますが、実はカーテンと組み合わせて使ってもおしゃれに仕上がります。
厚手のドレープカーテンをロールスクリーンに変えて、レースカーテンと重ねて組み合わせるパターンや、窓によってロールスクリーンとカーテンを別々に採用し、色やデザインを揃えて統一感を出す方法があります。おしゃれなカーテンとの組み合わせ事例をいくつか見ていきましょう。
スタイル1: シアータイプのロールスクリーン×レースカーテン
出典:ロールスクリーン・マイテックループハルカ|TOSO
商品価格:28,900円~
こちらはシアータープのロールスクリーンを窓枠の中に取付け、室内側にはデザインの美しいレースのカーテンを組み合わせています。どちらも透け感を楽しめる素材なので、ナチュラルで軽やかな窓辺ができあがりました。
スタイル2: 同生地のシアータイプのロールスクリーン×カーテン
出典:ロールスクリーンノエル|タチカワブラインド
商品価格:21,000円~
大開口窓部分にはドレープが美しいカーテンを採用し、腰高窓には同じ生地を使ったロールスクリーンでコーディネートしています。デザインと色が同じなので統一感がありながら、平面とドレープという違う表情がアクセントになっている例です。
どちらも光をほどよく取り込むシアータイプなので、室内に差し込む柔らかな光が明るく美しいですね。
スタイル3: 同生地の間仕切りロールスクリーン×カーテン
出典:ロールスクリーンツムギ|タチカワブラインド
商品価格:17,600円~
リビングの窓にはグリーンのカーテンを採用し、小上がりになった和室部分には使用用途に合わせて個室風に仕切ることができるようカーテンと同生地のロールスクリーンを採用しています。
琉球畳と合わせるとよりおしゃれな小上がり和室とリビングが完成です。
関連記事:お洒落でモダンな和室へ|琉球畳リフォーム・張替え
同素材でも印象がかわる
カーテンとロールスクリーンでは、同じ生地を使っても、仕上がりの印象はグッと違ってきます。
カーテンに仕上げると、柔らかく優しい雰囲気になり、ロールスクリーンに仕上げると、シャープでモダンな雰囲気になります。
また大柄の生地を選んだ場合、カーテンは大きめの窓でないと柄のバランスが悪くなることもありますが、ロールスクリーンならアート作品のように美しく仕上げることも可能です。
それぞれの長所を活かし、ぜひお部屋にマッチしたコーディネートを考えてみてくださいね。
監修者:高橋 みちる(一級建築士)
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アールイーデザイン一級建築士事務所代表。
住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。
著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)
【保有資格】
- 一級建築士(登録番号:第331817号)
- 既存住宅状況調査技術者(証明書番号:第02201400260号)
- 住宅性能評価員(終了証番号:第02170424号)
- インテリアコーディネーター(登録番号:011961A)
- 福祉住環境コーディネーター2級(証書番号:05201851)
- 震災建築物応急危険度判定士(認定番号:730220552)
【所属】
- アールイーデザイン一級建築士事務所:代表
- JIO|株式会社日本住宅保証検査機構:検査員 及び 評価員
- 三井ホーム株式会社:リフォームプランナー
noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note
利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。
大永 和弘 (おおなが かずひろ)
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
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遮光の場合は取付位置に注意
寝室などでは、朝日をしっかりと遮光したいというご要望も多いですね。その場合、遮光の生地を使えば手軽に遮光ロールスクリーンをつくることはできるのですが、問題はその周囲から光が漏れやすいということです。
遮光性を高めるためには、ロールスクリーンは窓枠の外側に付ける正面付けとし、幅と高さは窓枠よりも10cm程度大きめに作ると、周囲からの光漏れを軽減することができます。
ぜひ目的に応じて、取付位置なども考えてみてくださいね。
監修者:高橋 みちる(一級建築士)