【屋根の雪止めは必要か】メリット・デメリットと費用相場を解説

【屋根の雪止めは必要か】メリット・デメリットと費用相場を解説

雪が降る地域では屋根に「雪止め」を取り付けておくと、屋根部材を守ることができ急な落雪などの防止にも役立ちます。落雪は住宅部材への被害だけでなく、人が怪我をするリスクがあり危険です。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

POINT この記事のポイント

・屋根の雪止めのメリットは「雪が塊で落ちるのを防ぐ」「雪が雨樋などに積もるのを防ぐ」「隣家への落雪対策」など
・「豪雪地域ではなく、数年に一度の大雪に見舞われることがある」「屋根の傾斜が少なく雪が積もりやすい」「住宅密集地など、隣家へ落雪の危険性がある」などの環境にお住まいの場合は、雪止めの設置がおすすめ
・雪止めの設置にかかる費用は6万円~20万円程度

屋根の雪止めとは?

雪止めの施工事例|スワロー工業

出典:雪止めの施工事例|スワロー工業

寒い冬には地域によっては屋根に雪が積もることがありますが、気温上昇などで雪が溶けてくると塊で落雪することがあります。「雪止め」とは、このように雪の塊が落ちないようにするための屋根部材のことを言い、ご自宅の雨樋などの部材や隣家への落雪を防ぐ役割があります。

屋根の雪止めのメリット

屋根の雪止めのメリット

屋根の雪止めのメリットには上記の3点があります。順番に詳しく見ていきましょう。

1. 雪が塊で落ちるのを防ぐ


雪止め金具|スワロー工業

出典:雪止め金具|スワロー工業

屋根に積もった雪が塊で落ちてくると、思わぬ事故につながります。雪止めは、降り積もった雪が塊で落ちるのを防いでくれます。たまたま屋根の下に人がいた場合に雪が落下すると大変危険ですので、雪止めがあると安心です。

2. 雪が雨樋などに積もるのを防ぐ

屋根には傾斜がついていますので、雪は平らな雨樋などに積もりやすくなります。雪は積もると意外と重いのですが、雨樋にはそれに耐えうる強度がありません。

普段雪が降らない地域でも数年に一度の大雪に見舞われることがありますが、雨樋に雪が積もると破損の恐れがあります。実際に近隣住宅で雪の重みで雨樋が壊れたのを見て「雪止め」の取り付けを依頼されるケースも。雨樋の修理は意外と高額ですので、数年に一度でも大雪が降る地域では「雪止め」を設置しておいたほうが、屋根部材や雨樋などを守ることができます。

関連記事:雨樋の交換費用は意外と高額!?定期メンテナンスで長持ちさせよう!

3. 隣家への落雪対策

落雪で一番トラブルが起きやすいのが、隣家への落下です。人の上に落ちることが最も危険ですが、隣家の敷地内や境界線、植栽の上への落下なども隣人トラブルにつながりやすいです。

関連記事:倒木被害がもたらす賠償責任は?修理費用の目安や事前に出来る備えとは?

このようなトラブルを避けるためにも、落雪対策として雪止めを設置しておくのも一つの方法です。

監修者コメント
監修者画像

落雪による事故を防ごう

最近は温暖化による影響もあってか、降雪も減ってきているように感じます。とはいえ、そんな地域で数年に一度の大雪が降ったりすると、様々な予期せぬトラブルが生じてしまいます。屋根からの落雪により自宅のカーポートや車を壊してしまったり、隣家や通行人にケガをさせてしまったり。これらの責任は、家の所有者が負うことになってしまいます。屋根には雪止めをしっかり設置し、事故を未然に防げると安心ですね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

屋根の雪止めのデメリット

屋根の雪止めのデメリット

屋根の雪止め設置にはデメリットもあります。

1. 豪雪地域には不向き

豪雪地域は雪のシーズンになると、毎朝の雪下ろし作業が必須です。雪下ろしは専用器具を使って、屋根の上に積もった雪を滑らせて地面に落としますが、雪止めがあると引っかかって作業がしにくくなります。

雪止めは、豪雪地域よりむしろ「普段降らないけれど数年に一度の大雪がある地域」への施工がおすすめ!普段雪が降らない地域では住人の雪への知識なども少なく、万が一雪の被害が起こった場合の対処に不慣れだからです。

2. 施工不良は雨漏りの原因になる

雪止めがあることで、雪が下へ落下せず屋根に留まることになります。丁寧に下地の状態を確認して、必要な防水処理を施して施工をしていない場合は、雪が溶けた時に天井部への雨漏りが起こる可能性もあります。過去の雪止め施工事例が多く、丁寧に施工してくれる業者さんを選びましょう。

雪止めの設置がおすすめなのはこんなところ!

雪止めの設置がおすすめなのは下記のような環境です。

・豪雪地域ではなく、数年に一度の大雪に見舞われることがある
・屋根の傾斜が少なく雪が積もりやすい
・住宅密集地など、隣家へ落雪の危険性がある


該当する環境にお住まいの場合は、雪止めの設置もご検討されてみてはいかがでしょうか?


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雪止めの設置にかかる費用目安


和瓦用雪止め金具|スワロー工業

出典:和瓦用雪止め金具|スワロー工業

では、雪止めを設置する際の費用目安について見てみましょう。雪止めは、屋根材に合わせてステンレスなどの素材を使った専用金具をはめ込んで設置します。スレート屋根や洋瓦の場合は、雪止め金具を差し込んでボルトを締めて固定するだけですので、費用はおおよそ6万円~20万円程度です。

和瓦はいったん瓦を外して雪止め金具を設置したあと、また元通りに戻す作業が必要になり、他の屋根材より手間がかかる分、費用が少しアップします。費用目安は約10万円~40万円です。また忘れやすい費用として、屋根での施工作業には足場の設置が必要なケースがあり、足場代として約15万円~ほどの費用が発生します。

関連記事:足場工事の見積書の見方を知ってトラブル回避!見積書の内容や足場工事費用の目安

雪止め用の部材には数種類あり費用も異なりますので、屋根に合わせて業者さんに選んでもらいましょう。その際、部材の特徴や効果・費用の違いなどはきちんと説明を聞いて、納得してから依頼することも大切です。​​​​​​​

屋根の雪止めの必要性まとめ

屋根の雪止めは、豪雪地帯よりも普段雪があまり降らない地域で設置しておくほうがおすすめです。ご自宅の雨樋や屋根部材を守るためにも、また、隣家へ雪の被害が及ばないようにするためにも雪止めを設置しておくと安心ですよ!

監修者コメント
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太陽光パネルを搭載した屋根はご注意

屋根からの落雪は様々なトラブルを生じさせてしまいますが、屋根に太陽光パネルを搭載している場合、落雪のリスクはより大きくなってしまいます。パネルの表面が平滑で滑りやすいことが大きな原因です。発電効率を考えれば雪はパネルの上から消えて欲しいところですが、落雪事故を起こせば損害の方が大きくなってしまうかもしれません。太陽光パネルを搭載する場合は、敷地条件を踏まえ、雪止めも適切に設置しておきたいですね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

【保有資格】

【所属】

noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

編集者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)

WEBサイト


株式会社マッチングジャパン 代表取締役社長。

大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

退社後、株式会社マッチングジャパンを2006年に創業し、ハウスメーカーやリフォーム会社のWEBマーケティングを経験。
その他、内装材メーカーや建材メーカーにWEBプロモーションに関わるコンサルティングを提供。

同時にリフォーム業者検索サイト「家仲間コム」の運営責任者として、累計5千社を超える施工業者にサービスを提供。サイト規模は月間アクセス約360万PV、見積利用者数は年間約5万人までに成長。

自身も7度の引越しと2度の住宅購入を経験し、家のリフォームや修繕をユーザーの立場で多く経験。
その経験から、規模が小さくても優良なリフォーム業者を探せるサイトの必要性を強く感じ、サービスの利便性向上に注力している。

現在は、ウォールステッカーカーテンブラインドロールスクリーンなどのECも展開中。