瓦が割れた時に自分でできる応急処置|修理にかかる費用はどれくらい?

瓦が割れた時に自分でできる応急処置|修理にかかる費用はどれくらい?

瓦は耐久性が高くて優秀な素材ですが、反面割れるという性質も持っています。瓦が欠けたり割れている状態だと、雨漏りの原因になることもありますし、屋根の下地部分を腐食させてしまうため注意が必要です。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

POINT この記事のポイント

・「割れた瓦が何十枚もある」「瓦がずれている」「瓦が全体的に曲がってしまっている」「屋根の下地が浸水して傷んでいる」などの状態の場合は、自分で修理せずに業者に依頼した方が良い
・割れた瓦の修理方法は、補修テープで修理・新しい瓦と交換する・パテでの修理のいずれか
・瓦の修理にかかる費用目安は389円〜15,000円程度

まずは損傷具合を確認する

業者に依頼したほうが良い瓦の損傷具合

始めに瓦の損傷がどの程度なのか確認しましょう。今回この記事でご紹介する応急処置の方法は「瓦が1~2枚割れている程度」の損傷を想定しています。もし上記のような状態になっていた場合は初めから業者にお願いする方が良いでしょう。屋根の作業は危険なため、あまり無理をせず難しいところは業者にお願いするのがおすすめです。

割れた瓦の修理方法

割れた瓦の修理方法

割れた瓦が1~2枚でそれ以上の損傷が見当たらないときは、下記の応急処置を試してみましょう。簡単な方法から上級者向けのものまでご紹介していきますので、できるものを試してみて下さい。また修理の途中で、屋根の下地部分に腐食などが見つかった場合には、その時点で業者にチェックしてもらった方が無難です。


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1. 補修テープで修理

補修テープ補修テープ(※画像はイメージです。)

難易度:低
市販のテープを使って補修するやり方です。防水加工のある補修テープで割れた部分をくっつけ、水の浸透を防止します。

1)割れた瓦を取り除く

2)下地の状態を確認する
穴などがないか確認します。穴が小さくて自分で埋められる場合はパテなどで修理しましょう。下地の状態がかなり悪いときは、業者に修理をお願いした方が良いでしょう。

3)接着面の清掃
瓦の割れた部分を綺麗にして、補修テープが接着しやすいようにします。水分、油分などを取り除くようにしてください。

4)割れた部分の補修
割れた瓦を元の形に成形して、補修テープをはっていきます。二重三重に貼っていくと防水効果が高まります。

5)瓦を戻す
補修した瓦を元の位置に戻します。

2. 新しい瓦と交換する

瓦新しい瓦(※画像はイメージです。)

難易度:中
既存の瓦を同じものを手に入れることができるなら、そのまま交換する方法が確実です。割れた瓦を外して、新しい瓦を元の位置に置きましょう。他の瓦の並びを参照にして、合わせておくようにしましょう。瓦はホームセンターなどでは取り扱いがない場合が多いですが、瓦屋さんにお願いすれば分けて頂けることもあります。同形の瓦を手に入れられる当てがあれば、この方法での修理が良いでしょう。

3. パテでの修理

塗装が剥がれた瓦塗装が剥がれた瓦(※画像はイメージです。)

難易度:高
この方法は多少技術が必要になってくるため上級者向けです。金属板などで、瓦の裏打ちをして割れ目をパテで補修するやり方です。

1)割れた瓦を取り除いて清掃
割れた瓦を取り除き、水分や油分などの汚れをふき取って綺麗にします。

2)成形し、パテを塗る
瓦を元の形に成形して、割れ目にパテを塗り込みます。パテをしっかり割れ目に押し込めるようにして、はみ出るようならふき取って滑らかにします。

3)下地の状態を確認する
穴などがないか確認します。穴が小さくて自分で埋められる場合はパテなどで修理しましょう。下地の状態がかなり悪いときは、業者に修理をお願いした方が良いでしょう。

4)裏打ちをする
パテだけの補修だと強度が劣るため、金属板で裏打ちをして補強します。金属板を瓦より少し小さめにカットして、瓦の山と谷の形に沿って曲げていきます。しっかり形が沿うように曲げないと、瓦が崩れてしまいますので、注意しましょう。

5)瓦を戻す
補修した瓦を元の位置に戻します。

監修者コメント
監修者画像

屋根は下地の傷みにもご注意を

雨漏りが生じたので、屋根を確認したところ屋根瓦の割れを発見。瓦を修理してみたけど、雨漏りがとまらない…。そんなときは、屋根の下地が傷んでいるのかもしれません。通常屋根は、屋根材と下地の防水材の二重の防水構造になっています。屋根瓦が割れても、下地の防水材が機能していれば、雨漏りは生じません。しかし防水材も経年劣化していきます。雨漏りが生じたら、早めにプロに見てもらい、原因を突き止めることが肝心です。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

修理にかかる費用

グラフ瓦の修理にかかる費用

自分で応急処置をした場合は、負担が材料代だけになるため、費用を節約することができます。上でご紹介した修理方法にかかる費用目安は下記の通りです。屋根に上るためのはしごやペンチ等の道具類の費用は含みません。

・補修テープで修理 389円~1,698円
・新しい瓦と交換する 400円~15,000円
・パテでの修理 522円~3,000円

修理方法まとめ

このようにいくつかの応急処置がありますが、一番やりやすいのは補修テープでの修理になるかと思います。補修の際は屋根に上ることになりますので、足元には要注意です。他の瓦を割らないように瓦の谷の部分を歩くと良いでしょう。

定期的な点検のすすめ

上記では応急処置の方法をご紹介しましたが、将来的には業者へ点検や修理を頼むことも検討しておくと良いでしょう。応急処置で対応したと思っても、実は雨漏りが直っていなかったり、下地の損傷を見逃している場合もあります。点検のタイミングとしては下記を参考にするとよいでしょう。

・5年ごと
・強い台風や大雪の後


屋根点検の費用は無料のところも多いですが、あまりお勧めできない場合もあります。日頃から雨漏りに困っているなど不安要素がある場合は有料の点検を受けてみるのも手です。また火災保険に加入していて「風災・雪災」補償の対象であれば、屋根の点検、修理が無料で受けられます。はじめに確認しておくと良いでしょう。

監修者コメント
監修者画像

瓦屋根にもメンテナンスは必要

陶器瓦はとても耐久性が高く、割れない限り末永く使い続けることができます。しかし何らかの衝撃で割れてしまうことはありますし、また、下地の防水材は陶器瓦ほどの寿命はありませんので、やはり定期的なメンテナンスは必要になります。下地を交換する場合は、屋根瓦を一旦下ろし、葺きなおすという作業が必要です。気になる方は是非一度信頼できるプロに相談し、現状を見てもらえるといいですね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

【保有資格】

【所属】

noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

編集者プロフィール
編集者画像

大永 和弘 (おおなが かずひろ)

WEBサイト


株式会社マッチングジャパン 代表取締役社長。

大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

退社後、株式会社マッチングジャパンを2006年に創業し、ハウスメーカーやリフォーム会社のWEBマーケティングを経験。
その他、内装材メーカーや建材メーカーにWEBプロモーションに関わるコンサルティングを提供。

同時にリフォーム業者検索サイト「家仲間コム」の運営責任者として、累計5千社を超える施工業者にサービスを提供。サイト規模は月間アクセス約360万PV、見積利用者数は年間約5万人までに成長。

自身も7度の引越しと2度の住宅購入を経験し、家のリフォームや修繕をユーザーの立場で多く経験。
その経験から、規模が小さくても優良なリフォーム業者を探せるサイトの必要性を強く感じ、サービスの利便性向上に注力している。

現在は、ウォールステッカーカーテンブラインドロールスクリーンなどのECも展開中。

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