瓦屋根とスレート屋根を徹底比較!それぞれの特徴やメンテナンスについても解説します

屋根

新築やリフォームを検討している時に迷うことの多い屋根材についてご紹介します。
屋根材の中でも今回は「瓦」「スレート」について、それぞれの特徴やメンテナンスの内容、また、屋根材を選ぶ際の優先順位別のおすすめについてもご紹介しますのでご参考になさってください。

瓦とスレートの特徴

屋根材には大きくわけて次の4種類があります。
・日本瓦
・セメント瓦
・スレート
・金属系(ガルバリウム鋼板)

金属系のガルバリウム鋼板屋根については別記事にまとめていますので、下記リンクをご参照ください。
参照:
ガルバリウムのメリット・デメリットとメンテナンス方法や気になる再塗装の価格相場
ガルバリウム鋼板の屋根が人気の理由を解説します!軽くて丈夫!でも価格は?

では、「日本瓦」「セメント瓦」「スレート」の屋根材についてそれぞれの特徴を見ていきましょう。

1. 日本瓦

日本瓦

「日本瓦」は昔からある日本の伝統的な屋根材で、粘土で作られています。
屋根材の中では高価ですが、日本瓦ならではの重厚な趣は今でも和風の住宅を建てる方に人気です。

日本瓦は強度があり、屋根材の中で最も耐久性に優れています。

重量があるため地震には弱く、万が一大きな地震が来ると落下してしまうことがあります。
参照:助成制度もある耐震工事について徹底調査しました!

1-1. 日本瓦の耐用年数と価格相場

・耐用年数:50年以上
・価格相場:5,500円〜11,000円/㎡

1-2. 日本瓦のメンテナンスと葺き替え

塗装の必要はありませんが、下地材や棟部のしっくい部分には定期的な点検が必要です。

部分的な交換はできますが、葺き替えの際は上から葺いていくカバー工法が使えませんので、既存の瓦屋根を撤去してすべて葺き替える必要があります。

2. セメント瓦

「セメント瓦」はセメントを成形して塗装しており、「日本瓦」と比べると一つ一つに均一性があります。
日本瓦よりは安価ですが、屋根材の中では高価です。

瓦屋根

日本瓦と比較すると少しは軽量になりますが、金属屋根と比べると重量があるため住宅全体に負担がかかる点がデメリットです。

セメント製のため強度があり耐久性に優れ、表面の塗装をすることで色やデザインのバリエーションが豊富な点がメリットです。
洋風デザインのものもあるので、様々な住宅デザインにも合います。

2-1. セメント瓦の耐用年数と価格相場

・耐用年数:30~40年以上
・価格相場:6,000円〜8,000円/㎡

2-2. セメント瓦のメンテナンスと葺き替え

下地材や棟部のしっくい部分には定期的な点検が必要であることと、15年を目安に再塗装メンテナンスが必要です。

日本瓦同様、部分的な交換はできますが、葺き替えの際は上から葺いていくカバー工法が使えませんので、既存の瓦屋根を撤去してすべて葺き替える必要があります。

3. スレート

「スレート」は、現在最も普及している屋根材で「コロニアル」や「カラーベスト」とも呼ばれます。
セメントに繊維を混ぜて形成して作られます。

屋根

安価である点がメリットですが耐用年数は短めで、定期的なメンテナンスが長持ちさせるポイントです。

瓦と比較すると軽量なため、施工しやすく地震に強い点がメリットです。

3-1. スレートの耐用年数と価格相場

・耐用年数:20年~30年
・価格相場:4,500円〜8,000円/㎡

3-2. スレートのメンテナンスと葺き替え

10年を目安に再塗装などのメンテナンスが必要になります。

スレートは薄いので、下地に不具合がなく雨漏りもない場合には既存のスレートの上から葺いていくカバー工法が使えます。

耐用年数が経過した後は、既存のスレート屋根を撤去してすべて葺き替える必要があります。

瓦とスレートの選び方

瓦とスレートのどちらを選べば良いか優先順位別にご紹介します。

1. 価格

初期費用の安さを優先したい方は、スレートがおすすめです。

スレートは耐用年数が短いので、10年を目安に再塗装メンテナンス、20~30年経過したら葺き替えが必要になります。
初期費用は安く抑えられますが、将来的にメンテナンス費用がかかってきますのでトータルコストを検討する必要があります。

2. 耐用年数

耐用年数を優先する場合は、瓦がおすすめです。
50年以上も耐用年数がありますし、メンテナンスの手間も費用もほぼ不要です。

下地材のメンテナンスや地震後の瓦のズレは確認しておく必要がありますが、割れやヒビが見つかった場合はその部分の瓦だけ交換することができるので、交換費用は安く済みます。

屋根に降る雨

台風の多い日本では雨漏り対策を事前にしておくことで、屋根材を長持ちさせることができます。
参照:【工法別の費用目安あり】屋根・屋上防水工事の基礎知識

3. 耐震性

地震

耐震性を優先する場合は、重さが瓦の1/3程度であるスレートがおすすめです。

震度6以上の大地震の際には、瓦屋根の住宅は瓦がたくさん落下してメンテナンス作業が大変な住宅が多くありました。

屋根の地震対策は下記リンクをご参考になさってください。
参照:屋根で地震対策も出来ます!屋根の葺き替え工事による地震対策と費用相場

4. メンテナンス性

屋根のメンテナンス

メンテナンス性を優先する場合は、瓦がおすすめです。
塗り替えの必要もなく、屋根材の中でも最も耐用年数が長いです。
衝撃で割れやズレが生じることがありますので、台風や大地震の際には確認するほうが安心です。

5. デザイン性

新築住宅

デザイン性に関しては、それぞれの良さがあるためお好みによります。

和風の住宅にはやはり日本瓦のほうが風情が出ますね。

日本瓦の場合は「瓦職人」と呼ばれる専門職の方がいらっしゃいますので、より美しい仕上がりを求める場合は瓦職人に依頼したほうが安心です。
参照:一般社団法人全日本瓦工事業連盟

セメント瓦には洋風デザインもありますので、洋風デザインの住宅にも合います。

シンプルでスタイリッシュな住宅にしたい場合は、スレート屋根がピッタリ合います。

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