キッチン照明の選び方|作業効率と最適な照明の種類とは

キッチン照明の選び方|作業効率と最適な照明の種類とは

家を建てる際に悩むのが照明です。今回は、キッチンの照明の選び方や筆者の周りで実際に聞いたキッチン照明のお悩みやどんな点を重視したのかなどを合わせてご紹介します。後ほど詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・キッチン照明に求められるポイントは、「手元を照らす作業のための照明」「全体を照らす照明」「インテリア性を高めるおしゃれな照明」の3つ
・手元を照らす作業のための照明には、「バーライト(ベースライト)」や「スポットライト」がおすすめで、全体を照らす照明には、「ダウンライト」や「スポットライト」がおすすめ
・インテリア性を高めるおしゃれな照明には、ペンダントライトが挙げられる

キッチン照明に求められるポイント

キッチン照明に求められるポイント

多くの作業が行われるキッチンですが、キッチン照明に求められるのはどのようなポイントでしょうか。間取り図を見ている段階では、どうしてもおしゃれな照明に目がいってしまいますが、その前に大切なポイントは手元を照らす照明です。ここを忘れてしまう人が筆者の周りにも何人かおりましたが、複数の照明を組み合わせることを提案して、新築後は快適に過ごしているそうです。

1. 手元を照らす作業のための照明

キッチンでは、刃物を使ったり細かい汚れを取り除くなど、手元がよく見えて作業に集中できる照明の色のほうが作業効率があがります。おしゃれな照明を優先してペンダントライトのみにした知り合いがいましたが、最終的にダクトレールを設置してスポットライトを取り付けていました。

手元が暗いと刃物で手を怪我してしまう危険性もありますので、明るい照明にしておくことをおすすめします。照明の種類としては下記が良いでしょう。

・バーライト(ベースライト)
・スポットライト

1-1. バーライト(ベースライト)

バーライトのあるキッチンバーライトのあるキッチン(※画像はイメージです)

バーライト(ベースライト)はバー状になった照明のことで、一本の横長で筒状の電球を使用するため広範囲にわたって手元を照らすことができます。特に洗い物などで集中力を高めたいシンクの上にはバーライトがあると、洗い物もよく見えて作業効率が上がります。

電球の色は、明るく集中力を高めてくれる「昼光色」がおすすめです。

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1-2. スポットライト

手元を照らすにはスポットライトも良いですね。天井にダクトレール(ライティングレール)を取り付けておけば好きな位置にスポットライトを移動できるので、模様替えをすることを考えると固定したスポットライトより可動式のほうが便利でしょう。

照明の色はオレンジ色の「電球色」よりは、自然な光の「昼白色」のほうが見やすくておすすめです。

2. 全体を照らす照明

キッチン全体を照らす照明は必要です。明るくしておくことで飛び散った油汚れなども見えやすくなりますし、お掃除がはかどります。照明の種類としては下記が良いでしょう。

・ダウンライト
・スポットライト

2-1. ダウンライト

ダウンライトのあるキッチンダウンライトのあるキッチン(※画像はイメージです)

ダウンライトは天井埋め込みタイプの照明で、事前に配線などを埋め込む工事が必要ですので、新築時か天井裏のリフォームの際に工事をすると良いでしょう。電気配線工事になりますので、有資格者でないと施工できませんのでDIYでの施工はしないでください。

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照明の色は自然な光の「昼白色」のほうが、キッチンでは見やすくておすすめです。

2-2. スポットライト

スポットライトも一つや二つでは明るさは不十分ですが、複数のスポットライトを設置しておけば明るさも十分になります。複数のスポットライトを設置しておくと、例えば壁におしゃれなポスターなどのインテリアを飾った時に照らすこともできて、キッチンのインテリア性アップにもつながります。

スポットライトの照明の色は照らす場所に合わせて、オレンジ色の「電球色」または自然な光の「昼白色」を組み合わせるのもおすすめです。

3. インテリア性を高めるおしゃれな照明はペンダントライト

ペンダントライトのあるキッチンペンダントライトのあるキッチン(※画像はイメージです)

キッチンは実用性も重要ですが、やはりおしゃれにしたいですよね。そんな時はキッチンカウンターにペンダントライトを設置してみてはいかがでしょうか。ペンダントライトは見た目にもおしゃれですし、光の当たり方でも雰囲気が出るので設置しておくと一気におしゃれになります。

インテリア性という位置づけのペンダントライトの照明の色は、オレンジ色の「電球色」のほうが暖かみのあるおしゃれな照明になります。特にアイランドキッチンやペニンシュラキッチンの場合は、ペンダントライトを設置しておくと、より高級感のあるキッチンになるでしょう。

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キッチン照明の選び方まとめ

照明にもいろんな種類がありますが、近年ではダウンライトとその他のペンダントライトやスポットライトとの組み合わせパターンが増えています。電球の色も照らす場所に合わせて変えてみることで、いろんなニュアンスが出せるのでおしゃれなキッチンを作るためには効果的です。

キッチンの照明の選び方を業者さんに相談してみる

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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