和式トイレを洋式トイレにリフォーム|お得にするコツとは?

和式トイレを洋式トイレにリフォーム|お得にするコツとは?

築年数の古い住宅や店舗では和式トイレのところもまだあるようですが、高齢になって和式トイレを使うのは大変ですよね。そこで、和式トイレを洋式トイレにリフォームしてみてはいかがですか?今回は、洋式トイレのメリット・デメリットやトイレのリフォームをお得にする方法などをご紹介します。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・洋式トイレのメリットは「使用するときの姿勢が楽」「節水効果が高い」「温水洗浄便座を取り付けられる」など
・和式トイレから洋式トイレにリフォームする場合の費用目安は25万円~50万円程度
・和式トイレから洋式トイレへのリフォームが、介護のためのバリアフリーリフォームを目的としている場合、お得にリフォームすることができる

洋式トイレのメリット

洋式トイレのメリット・デメリット

建物の近代化により、トイレも和式から洋式にリフォームされ、現在日本では約9割が洋式トイレに変わっているそうです。例えば、古い駅なども改修工事が行われると同時に、洋式トイレが設置され美しく広くなっているところも多いですね。では、洋式トイレにするメリットにはどんな点があるでしょうか?

1. 使用するときの姿勢が楽

洋式トイレ洋式トイレ(※画像はイメージです)

洋式トイレは、用を足す時に、椅子に座るのと同じ姿勢で使用できます。和式トイレの場合だと、しゃがまなくてはいけないので、ご高齢者の方や、足腰に持病がある方などにとっては、大変酷な姿勢ですよね。洋式トイレは、こういった方々でも楽に使用できる点で、和式トイレより使いやすいと言えます。

2. 節水効果が高い

和式トイレは昔の住宅や店舗で採用されていましたが、その当時の水の使用量は、約20リットルだったそうです。現在は、節水効果の高い洋式トイレが開発され、約3.2~3.8リットルで流すことができます。

トイレの使用回数の平均は一日7回程度ですので、例えば、4人家族が一日に使うトイレの水量は、和式トイレだと560リットルにもなります。一方、節水タイプの洋式トイレの場合は、89.6リットルですので、節水効果の差は歴然です。

3. 温水洗浄便座を取り付けられる

もはや、温水洗浄便座じゃないと用を足せない!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?外国人観光客が日本で購入する家電の一つにも挙げられる温水洗浄便座は、デリケートな部分をその場で快適な温度で洗浄でき、便座も快適な温度に設定出来るため、冬場にトイレを使う時にも、ひやっとすることがありません。

洋式トイレのデメリット

洋式トイレには、メリットしかないように感じますが、やはり多少のデメリットがあります。

1. 痔になりやすい

洋式トイレは、きれいで暖かく、座っていられるので居心地がよく長居してしまう人もいるようです。確かに、設置したばかりの洋式トイレは、広くて清潔で個室と錯覚してしまうほどの空間かもしれません。長居をする人達が洋式トイレで何をしているかというと、スマートフォンを操作したり、ゲームをしたり、中には食事をするというツワモノもいるとか!?

いくら洋式トイレが快適であっても、排泄をする場所であることに変わりはありませんので、清潔とはいいがたい場所です。快適に過ごせるからといって長居することが増えると、痔になりやすい、との警告もあるので、用が済んだらさっさと退室しましょう。

2. 公共の洋式トイレでは座るのが苦手な人も

便座クリーナー便座クリーナー(※画像はイメージです)

あるアンケートによると、ご家庭の洋式トイレでは問題ないけど、公共の場にある洋式トイレの便座に座れないという方が、約43.4%もいらっしゃるそうです。確かにどこの誰が座ったか分からない便座を共有するのは抵抗がありますね。

こういった方の意見を反映して、洋式トイレ内に、便座シートや便座クリーナーを設置してある洋式トイレも増えていますので、利用されるのもひとつの手です。ご家庭では、便座に座るのはご家族だけですし、平気だという方のほうが多いようです。

洋式トイレにリフォームする場合の費用目安

さて、洋式トイレのメリット・デメリットをご紹介しましたが、実際に洋式トイレにリフォームしようと思った場合、気になるのはその費用ですよね。

和式トイレから洋式トイレにリフォームする場合の費用目安は、おおよそ"25万円~50万円"程度かかります。

リフォーム費用に差がある理由として、下記のような現状と施工内容が影響しています。

●床に段差がある
段差を平らにし下地補強が必要
●床に段差がない
排水管を延長し下地補強が必要
●トイレ内にタイルが腰高まで貼ってある
タイル撤去し、壁の下地補強および壁材を張る
●トイレ内にタイルが全面に貼ってある
タイル撤去し、壁の下地補強および壁材を張る
●電源を取るためのコンセントがない
コンセント設置の電気工事が必要

リフォーム業者さんに依頼する前に、最も安く希望のリフォームにしてもらえるよう、何社かに見積もりをしてもらいましょう。洋式トイレや温水洗浄便座本体は、リフォーム工事と同時購入で、大幅に値引きしてもらえることも多いので、その辺りも聞いておくと良いでしょう。

和式トイレから洋式トイレのリフォームをお得にするには?

和式トイレから洋式トイレへのリフォームが、介護のためのバリアフリーリフォームを目的としている場合、介護保険が適用され、最大で18万円の助成金が支給されます。

支給条件は、
●要介護認定で「要支援」もしくは「要介護」の認定をされている
●福祉施設に入所していない
●入院していない
●改修する住宅の住所が被保険者証の住所と同一である
●本人が実際に居住している


和式トイレから洋式トイレへのリフォームや、温水洗浄便座へのリフォーム、洋式トイレのかさ上げや便座の高さの高い洋式トイレのリフォームなどが支給対象となります。

和式トイレから洋式トイレのリフォームをお得にするには?

バリアフリーのトイレバリアフリーのトイレ(※画像はイメージです)

和式トイレから洋式トイレへのリフォームが、介護のためのバリアフリーリフォームを目的としている場合、介護保険が適用され、最大で18万円の助成金が支給されます。

支給条件は、
●要介護認定で「要支援」もしくは「要介護」の認定をされている
●福祉施設に入所していない
●入院していない
●改修する住宅の住所が被保険者証の住所と同一である
●本人が実際に居住している


和式トイレから洋式トイレへのリフォームや、温水洗浄便座へのリフォーム、洋式トイレのかさ上げや便座の高さの高い洋式トイレのリフォームなどが支給対象となります。既存のトイレが古くなったためリフォームしたという場合は適用されませんので注意が必要です。あくまでも介護のためのリフォームであることが必須条件です。

■国税庁ホームページ:バリアフリーリフォームをした場合参照

まとめ

ご自宅のトイレが、まだ和式トイレだという方で、ご高齢者のご家族がいらっしゃる方はぜひ洋式トイレへのリフォームをご検討ください。助成金が支給され体への負担が減る可能性が大ですよ!

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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