車庫を有効活用するリフォームアイデアを目的別に紹介

車庫を有効活用するリフォームアイデアを目的別に紹介

車庫は天候の変化にさらされてサビが発生したり歪みが生じたりします。毎年のように発生する台風などによって車庫の一部に破損など見られませんか?今回は、古く劣化が見られるようになった車庫のリフォームと、車庫以外に活用するためのリフォームについて解説します。まずはこの記事のポイントを以下にまとめました。

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POINT この記事のポイント

・車庫の耐用年数10年を過ぎるころから補修リフォームをするのがおすすめ
・再塗装リフォームやパネルの補修、腐食部分の補修などがある
・車庫の防犯対策リフォームには人感センサーやカメラを取り付けると安心
・車庫が不要になったら他のスペースとして有効活用するリフォームがおすすめ

車庫の見た目に劣化が見られる場合のリフォーム

車庫の見た目に劣化が見られる場合のリフォーム

車庫の耐用年数は約10年程度ですので、このぐらいの年数が経過していると車庫に次のような劣化が見られます。

・サビ
・ひび
・パネルなどのはがれ
・部分的な腐食など

上記のような劣化は、まず高圧洗浄で掃除をして綺麗に汚れを落としてから部分補修リフォームをしていきます。

1. 再塗装リフォーム

塗料には耐候性・耐水性に優れたものが適しています。塗料は屋根材の再塗装に使われるものと同様の塗料が使われます。車庫の再塗装リフォームにかかる費用目安は、約1,500~3,000円/㎡です。

関連記事:ガルバリウムのメリット・デメリットとメンテナンス方法や気になる再塗装の価格相場

2. パネルの補修

車庫のパネルの部分補修をする場合の費用目安は、一枚あたり8,000円~15,000円です。補修するパネルの枚数によっては、全体的に新しくリフォームしたほうが費用を抑えられることがあります。

車一台分の車庫のパネルは約24枚ですので、これだけのパネルを補修する必要がある場合は、おおよそ19万円以上かかる計算になります。

3. 腐食部分の補修

車庫に腐食している部分がある場合は、部分補修では対応できないことのほうが多いです。腐食している部分は耐久性が落ちていますので、全体的な交換になる場合があります。部分的にリフォームする場合は、腐食した柱部分をカットして、新しい柱となるアルミなどの素材を溶接します。

・柱部分の腐食の場合のリフォーム費用目安:約3万円~

車庫を全体的に交換するリフォーム

ヨドガレージ ラヴィージュ|環境生活
出典:ヨドガレージ ラヴィージュ|環境生活
商品価格:30.5万円~

車庫全体に劣化が見られる場合は、大切な車を守るためにも車庫本体の交換が望ましいです。近年、毎年のように発生する浸水被害から愛車を守るために、止水板がついた車庫などもあります。

関連記事:災害に強い家づくり|浸水災害に備える3つの方法

車庫の防犯対策リフォーム

防犯カメラ防犯カメラ(※画像はイメージです)

車庫に置いてある車の盗難事件もあり、車庫にも防犯対策が必要になっています。防犯対策として有効なリフォームには、人感センサーの設置や防犯カメラの設置が挙げられます。防犯カメラの設置は、取り付け位置なども重要になりますのでホームセキュリティ会社と契約するほうが安心です。

・人感センサーの設置費用目安:約2万円~
・防犯カメラの設置費用目安:1.5万円~

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車庫を他のスペースとして活用するリフォーム

免許返納などで車庫を利用しなくなるケースもありますよね。車がなくなったのに車庫だけあってももったいないので、できれば他のスペースとして有効活用したいもの。車庫を他のスペースとして有効活用するリフォームの一例をご紹介します。

1. 車庫を土間リビングとしてリフォーム

車庫車庫(※画像はイメージです)

土間リビングは、屋内でアウトドア気分を味わえる空間として人気が出ています。もともとコンクリートの床である車庫はリビングを拡張した土間リビングにリフォームして活用してみてはいかがでしょうか。

コンクリート打ちっぱなしのようなスタイリッシュな内装はクールなインテリアにしたり、タイル床にしてお手入れしやすい内装にするのも良いですね。

関連記事:土間リビング設置に迷ったら?取り入れやすいプランニングアイデアや注意点を解説します

2. 車庫を居住スペースとしてリフォーム

断熱リフォーム断熱リフォーム(※画像はイメージです)

車庫スペースは普通自動車一台分のスペースの場合、約15㎡の広さがあります。畳に換算すると約8帖程度の広さになります。8帖分のスペースがあれば十分居住スペースとしても活用できますね。車庫を居住スペースとしてリフォームするには、断熱リフォームが最重要です。

断熱リフォームを施工した上で居住スペースとして内装を仕上げた場合、約100万円程度かかります。

3. 車庫を庭にリフォーム

庭のウッドデッキ庭のウッドデッキ(※画像はイメージです)

居住スペースを増やす必要もない場合は、広い庭として有効活用すると住宅のイメージがガラっと変わります。ガーデニングを楽しんだり庭に池を作ってみたり、ウッドデッキを設置してアウトドアを楽しんだりすることもできます。

車庫はコンクリートの基礎でできていますので、コンクリートを再利用しない場合は解体工事が必要になります。コンクリートの解体費用目安は約11.3万円~です。

関連記事:駐車場を花壇にしたい!コンクリートのまま花壇を造る方法と解体して造る方法

車庫リフォームまとめ

車庫は約10年ほど経つと目立つ劣化が見られるようになります。台風などの影響で破損してしまう場合もあり、このような時には補修リフォームをして車庫を直しましょう。

車を手放して車庫が不要になった場合には、空き家と同じく使わないとどんどん劣化が激しくなってきますので、他のスペースとして有効活用するリフォームがおすすめですよ。

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車庫のリフォーム費用見積もりを依頼する際は一括見積りが便利です。部分補修は簡単なリフォームで済みますが、車庫を他のスペースとして有効活用するリフォームの場合は大がかりな工事になってきます。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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