窓用エアコンのメリット・デメリット|電気代を抑えるポイントは?

サムネイル「窓用エアコンのメリット・デメリット|電気代を抑えるポイントは?」

窓用エアコンは、エアコンが設置されていない賃貸住宅や、壁に穴などを開けられない住宅にも設置ができて便利です。今回は、気になる窓用エアコンの電気代と、電気代を抑えるためのカーテン他ウィンドウトリートメントの使い方についてお伝えします。

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POINT この記事のポイント

・「窓用エアコン」とは、室外機とエアコン本体が一体化した、窓に取り付け可能なエアコンのこと
・窓用エアコンは取り付けが簡単で初期費用が安く、賃貸物件でも設置しやすいのがメリット
・壁掛けエアコンと比較すると電気代が高く、防犯面で不安が残る場合があるのがデメリット
・エアコン効率を高めるためには熱を遮るポイントを抑えておく必要がある

「窓用エアコン」とは、室外機とエアコン本体が一体化した、窓に取り付け可能なエアコンです。冷房のみの商品と、冷房除湿専用、冷暖房兼用などの商品があります。除湿機能がついていると、梅雨などの湿度が高い時期や、室内干しを早く乾燥させたい時にも使えて便利です。

エアコンを取り付けるには、エアコン本体の取り付けのためと室外機とつなぐ配管用のために、壁に穴を開ける必要がありますが、窓用エアコンは窓に直接取り付けをするため穴を開ける工事が不要です。窓用エアコンの具体的な取り付け方法は下記が参考になります。

参照:窓用エアコン(ウィンドウエアコン)の取り付け方|コロナ

窓用エアコンのメリット

グラフィック「窓用エアコンのメリット・デメリット」

窓用エアコンのメリットは下記の通りです。

1. 取り付け工事が不要

窓用エアコンは、取り付けのために壁に穴を開ける工事が不要です。ご購入後、ご自身でも取り付けができるので初期費用が安く済みます。窓用エアコンは、穴が開けられずエアコンがついていない賃貸住宅にとって便利な設備で、使用しない時期には取り外しも簡単です。

窓用エアコンは、一般的な壁掛けエアコンより本体価格が安価です。4万円程度から購入できます。窓用エアコンは窓があれば取り付け可能なので、簡易のエアコンが欲しい収納部屋などにも取り入れやすい価格ですね。

1. 広い部屋だと効きにくい

窓用エアコンは、一般的な壁掛けエアコンよりもサイズが小さくコンパクト設計になっているのでパワーが少ないです。最大で8畳程度のお部屋までしか対応していません。

対応畳数より広い部屋に窓用エアコンを取り付けると、エアコン効果が不十分なため強風運転などパワーを消費する使い方をしてしまうことになり、結果的に電気代が高くなってしまいます。十分なエアコン効果を発揮させるためにも、対応する畳数をあらかじめご確認ください。

また、窓用エアコンは本体と室外機が一体のため、壁掛けエアコンに比べて運転音が大きめとなっています。静穏タイプでも音量は「書店内」と同レベルの50dB前後あります。睡眠に影響を与えない騒音は35~40dBとされていますから、音に敏感な方は音量を確認後に購入した方が良いでしょう。

2. 電気代が一般エアコンよりも高い

窓用エアコンはコンパクトサイズで、かつパワーを最大限引き出さなければいけないため、消費電力が大きくなり電気代がかかります。下記は、一般的な壁掛けエアコンと窓用エアコンの電気代の比較表です。

エアコンの種類 一日の電気代目安
壁掛けエアコン 約94円
窓用エアコン 約131円


※6畳対応エアコンで比較
27円/1kWhあたり、一日8時間使用の場合

3. 防犯対策で不安な場合も

窓エアコンは窓枠に本体を常時設置しているため、エアコンが稼働している間は窓を閉めることができません。簡易的な鍵が取り付けられているため、簡単には外から窓を開けることはできませんが、補助錠を増やすなどの対策を考える必要があります。

窓用エアコンの電気代を抑える簡単な2つのポイント!

窓用エアコンの電気代を少しでも抑えるためには、下記のポイントに気を付けてみてください。

1. 窓からの熱を遮る

住宅に入り込む熱の約74%が窓などの開口部からなので、エアコン効率を高めて電気代を抑えるには、できるだけ窓からの熱を遮ることが大切です。窓用エアコンを使用する際は、まずは室内の空気を入れ替えた後カーテンを閉めて熱が入らないようにしてみましょう。

太陽光を遮るだけで、室温の上昇を抑えることができます。窓からの熱を遮る効果の高い「遮熱ブラインド」がおすすめです。

関連記事:マンションの窓にできる暑さ対策は、遮熱&風通しを意識するのがポイントです

2. 遮光・遮熱カーテンを取り付ける

遮光カーテン遮光カーテン(※画像はイメージです)

窓からの熱を遮るためにはカーテンを閉めておくだけでも効果がありますが、できれば遮光・遮熱機能がついたカーテンを取り付けておくと、より省エネになり電気代の節約につながります。

関連記事:窓の暑さ対策におすすめな「遮光」「遮熱」など、簡単にできる5つのポイントをご紹介

2-1. 横型ブラインドはサイズに注意

アルミブラインド 切欠きタイプ|TOSO画像提供:アルミブラインド 切欠きタイプ|TOSO


出典:アルミブラインド 切欠きタイプ|TOSO

ブラインドにも遮熱加工が施された商品がありますが、横型の場合は幅を窓用エアコンに合わせなければいけませんよね。

冬の間は窓用エアコンを取り外すという方は、夏用と冬用で幅の異なる2つのブラインドを付け替えている方もいらっしゃいますが、年中取り付けたままの場合は、窓用エアコンを取り付けてからサイズを測ってブラインドを購入するほうが安心です。

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「家仲間コム」での施工事例

 弊社「家仲間コム」の施工事例を紹介します。参考にされてください。

1.マイナスイオン付き窓用エアコン設置

image「エアコンがないため、窓用エアコンを設置してほしい」とのご要望にお応えいたしまして、取り付けさせていただきました

施工業者:株式会社ブライト
施工場所 :埼玉県 さいたま市
建物のタイプ:マンション
施工箇所:洋室
施工期間:半日

業者さんの投稿記事はこちら

2. 窓辺にコンセント新設後、エアコン設置

image「法人保有のワンルームマンションをリフォームしたい」とのご要望でした。窓辺にコンセントを新設した上でエアコンを取り付けさせていただきました

施工業者:まちや工務店
施工場所:東京都足立区
建物のタイプ:鉄筋コンクリート造
築年数:40年
施工箇所:エアコン交換
価格:7万円
施工期間:半日

業者さんの投稿記事はこちら

窓用エアコンの電気代を抑えるポイントまとめ

窓用エアコンは取り付けが簡単で初期費用が安いのが魅力ですが、壁掛けエアコンと比較すると電気代が高くなるのがデメリットです。できるだけ電気代を抑えてエアコン効率を高めるために、熱を遮る簡単な2つのポイントをぜひ試してみてくださいね。

日よけ対策に効果の高いブラインドを格安価格で販売している「ブラインド市場」で実売価格を確認してみましょう。

窓用エアコンの取り付け費用を一括見積り!

窓用エアコンの取り付け費用の見積もりを依頼する際は一括見積りが便利です。窓用エアコンの電気代を抑えるためには熱を遮る工夫が大切ですが、取り付けても隙間ができないよう窓のサイズを正確に測ってもらったり、エアコン効率を高めるカーテンの種類を比較検討するために、専門業者に無料で見積もり依頼をしてみましょう。

家仲間コムの見積もりサイトには約1000社の登録業者さんがいて、いろんな依頼に対応できるのが魅力です。また、匿名・無料で見積もり依頼ができるのでしつこい勧誘などもありません。


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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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