キッチンにおすすめ防炎加工ブラインド|おすすめ商品と選び方
キッチンにブラインドを取り付ける時は、火災対策のためにも防炎加工が施されているブラインドを選びましょう。住宅の中でも特にキッチンは防炎加工されているブラインドや、防炎に加えて耐水加工もされているブラインドを採用すると、安全でお手入れも楽になりますよ。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。
POINT この記事のポイント
・公共施設の布製ウィンドウトリートメントには、防炎加工の使用が義務付けられている。
・アルミブラインドや木製ブラインドは消防法による防炎加工の対象外。
・防炎/防炎・耐水タイプがあるTOTOの木目調ブラインドがおすすめ。
・木調ブラインドのカラーバリエーションは4色。
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防炎加工とは?
防炎加工とは火災を予防する手段の一つで、火を近づけても燃え広がらず、火を遠ざけるとすぐに消える性質をもたせる加工のことを言います。
公共施設のカーテンなどの布製ウィンドウトリートメントには、防炎加工のものを使用するよう義務付けられています。また、高層建築物や地下街は防炎物品を使用しなければならないと消防法で定められています。
参照:防炎物品の種類と防炎規制の対象となる防火対象物|日本防炎協会
布製以外のブラインドの防炎対策は?
布製ウィンドウトリートメントには防炎加工のものを使用するよう義務付けられていますが、布製ではないアルミブラインドや木製ブラインドは消防法による防炎加工の対象外となっています。
アルミブラインドでも木製ブラインドでもキッチンに取り付けることができますが、コンロのすぐそばにある窓には、やはり防炎タイプのブラインドを取り付けたほうがより安心です。
キッチンにおすすめ防炎加工ブラインド
TOSOの木調ブラインドには、「防炎/防炎・耐水」タイプの商品があります。キッチンに木製ブラインドをご検討されている方は、こちらの「防炎/防炎・耐水」タイプの木調ブラインドがおすすめです。
TOSO木調ブラインドの特徴
本物の木と遜色ないクオリティの木調ブラインドは、樹脂素材で作られています。TOSO木調ブラインドは、2015年に日本防炎協会より防炎製品の認定を受けた商品です。消防法で義務付けられている防炎対象物品である「布製ブラインド」と同等の防炎性能を持った製品として認められています。
1. 木調ブラインドのカラーバリエーション
木調ブラインドのカラーバリエーションは下記の4色です。
・オフホワイト
・ナチュラル
・ダークブラウン
・ディープブラウン
白を基調としたインテリアにはオフホワイトを、シックな落ち着いたインテリアにはダークブラウン、というように、お部屋のメインカラーに合わせて選ぶことができます。
2. 防炎タイプの木調ブラインド
スラットの開閉に使用するラダーは「ラダーコード」「ラダーテープ」のどちらも防炎加工が施されています。商品価格目安は、幅1,800mm×高さ1,800mmの場合で、79,600円です。防炎加工だけを施した木調ブラインドは、価格が抑えめなので取り入れやすいです。
3. 防炎・耐水タイプの木調ブラインド
防炎加工に耐水加工を付加した木調ブラインドです。耐水性があるので、キッチンだけでなく水廻りすべてに採用できます。浴室や洗面所などにも取り入れられますね。樹脂素材なので、40℃以上の高温になるお部屋には適していません。サウナがあるお宅は多くはないですが、サウナや温泉などの入浴施設がある公共施設の場合はご注意ください。
ラダー仕様は「ラダーコード」のみ防炎・耐水加工が施されています。耐水加工が付加されている分、防炎加工のみの商品より価格は上がります。商品価格目安は、幅1,800mm×高さ1,800mmの場合で、87,600円です。
防炎加工タイプのブラインドの注意点
防炎加工タイプのブラインドは、「燃えにくい」加工であって「燃えない」加工ではないので、できるだけ火のそばからは離すのが基本です。燃えない加工ではないですが、万が一ブラインドに火が移っても他の居室や隣家へ燃え広がらず火災を食い止めることができるので安心です。
キッチンブラインドにおすすめの防炎加工まとめ
防炎加工として認定を受けている木調ブラインドは、家族を守るためにも周囲の人達を守るためにも安心できるブラインドです。火を扱うキッチンでは、万が一の火災のことも意識してブラインドを選びましょう。他のウィンドウトリートメントについても、ご参考になさってください。
関連記事:プリーツスクリーンで和室がおしゃれに大変身!防火対策もできるプリーツスクリーンのバリエーションをご紹介します
防炎加工のブラインドをお得に取り付けるには?
防炎加工のブラインドをお得に取り付けるには一括見積りが便利です。防炎加工が施された木調ブラインドは、他のブラインドと比べると少し価格があがります。複数の業者に見積もり依頼をして、本体価格の割引率を比較検討するとお得に取り付けができます。
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
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