西向きの玄関のデメリットとは|5つの改善策で快適に過ごそう

西向きの玄関のデメリットとは|5つの改善策で快適に過ごそう

立地の関係で西向きの玄関になる場合がありますが、そこで気になるのが西日です。西向きの玄関は午後からは西日が差し込みますので、西日対策をしておくと出入りの際に快適です。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・西向き玄関のデメリットは、「午前中は暗い」「午後からの西日が強い」「西日で玄関ドアの劣化が早まる」など
・西向きの玄関を快適にする工夫は、「午前中の暗さは照明で補う」「ダブルエントランスで視線と日差しをシャットアウト」「高断熱玄関ドアで熱を室内に入れない」「日差しによる玄関ドアの劣化はオーニングやシェードで防ぐ」「西日が沈む方角にスクリーンを設置」「玄関ドアの色あせは塗装で補修」など

西向き玄関のデメリット

西向き玄関のデメリット

西向きに玄関があるデメリットは下記です。

・午前中は暗い
・午後からの西日が強い
・西日で玄関ドアの劣化が早まる


それぞれの改善策とともに見ていきましょう。

1. 午前中は暗い

西向きの玄関は、午前中は日が当たりませんのでどうしても暗くなってしまいます。西向きの玄関には窓は設置しない場合が多くわずかな日差しも入ってこないので、やはりここは照明を活用するしかないでしょう。

西向きの玄関は風水学では「金運」を司る場所とされていますので、明るく清潔な玄関にしておくことで運気アップにもつながります。明るい玄関照明を取り付けたり、吹き抜けにして開放的な玄関を造るのもおすすめです。

2. 午後からの西日が強い

午前中は暗い西向きの玄関ですが、午後からはだんだんと西日が差し込むようになり夕方には大変暑くまぶしくなります。太陽は一年の間で角度が変わりますので、年間を通して日よけができる対策をしておきましょう。

帰宅の際にはあまり気にならない西日ですが、夕方から出かける際は西日が入り込む玄関は大変まぶしく感じます。西向きの玄関には庇を取り付けておくことをおすすめします。

玄関はあまり長い時間を過ごす場所ではありませんので、まぶしさに関してはそこまで気にしなくても良いでしょう。もし、ご近所さんとお喋りする空間として玄関を使用する場合は、玄関ドアには窓ガラスなどがない商品を選び、西日が入り込まない工夫をしておくのがおすすめです。

2-1. ダブルエントランスがおすすめ

「ダブルエントランス」とは、玄関ドア前にもう一つの玄関のような空間を設ける設計アイデアで、玄関ドアの前にプライベート空間を作ることによって下記のようなメリットがあります。

・玄関に入る前に外部からの視線を遮ることができる
・日よけ対策になる
・ベビーカーや買い物カートなどの一時置きスペースになる


外構スタイルでいえば、ダブルエントランスはセミクローズ外構になりますので、オープン外構にしたくないけどある程度の目隠しをしたいという方にもおすすめのスタイルです。

2-2. 高断熱玄関ドア

西日がもたらす強い日差しは、玄関の内側の室温を上昇させる原因となります。高断熱玄関ドアは室外の温度を室内に入れません。夏の暑さも冬の寒さも玄関内に伝えないのでおすすめです。

3. 西日で玄関ドアの劣化が早まる

西日は強烈な日差しが降り注ぎますので、西日の当たる玄関ドアは日焼けや紫外線によって他の方角より劣化が早まってしまいます。さきほどご紹介したダブルエントランスも、直射日光が玄関ドアに当たるのを防ぐことができます。

また、玄関前にオーニングやシェードを設置しておくのも効果的です。劣化した場合にも、玄関ドアを交換するよりもオーニングやシェードの交換のほうが費用が安く収まりますよ。

3-1. 庇にスクリーンを取り付け

エクステリアを扱うメーカーでは、玄関庇や屋根にオプションでサイドスクリーンを取り付けることができます。ルシアス|YKKap

出典:ルシアス|YKKap

日が沈む方向にスクリーンを取り付けておけば、冬の低い位置に沈む西日対策に有効です。

3-2. 劣化した玄関ドアは塗装で補修

強い西日による日焼けで色あせしてしまったり劣化した玄関ドアは、玄関ドアそのものを交換したほうが良いですが、塗装で補修するという方法もあります。木製の玄関ドアは劣化しやすいので、定期的に塗装メンテナンスをすることをおすすめします。

・木製ドアの塗装メンテナンス費用:約5万円~
・金属製ドアの塗装メンテナンス費用:約7万円~

玄関ドアの塗装はまず下地を整え塗装を2~3回繰り返す作業が必要になり、狭い範囲とはいえ作業には手間がかかります。玄関ドアの塗装メンテナンスは意外と費用がかかりますので、できるだけ日焼けによる劣化をしないようにオーニングやシェードなどで日焼け防止対策をするのがおすすめ。

玄関ドアが日焼けによって劣化してしまう前に、外部で日よけ対策をしておきましょう。

西向きの玄関を快適にする工夫まとめ

西向きの玄関を快適にする工夫まとめ

西向きの玄関を快適にする工夫をまとめてみてみましょう。

・午前中の暗さは照明で補う
・ダブルエントランスで視線と日差しをシャットアウト
・高断熱玄関ドアで熱を室内に入れない
・日差しによる玄関ドアの劣化はオーニングやシェードで防ぐ
・西日が沈む方角にスクリーンを設置
・玄関ドアの色あせは塗装で補修


西向きの玄関と言っても、玄関自体は西向きではなく別の方角に造ることも可能ですので、新築の場合は設計士さんと相談して完全に西に向かないようなレイアウトを相談するのもおすすめです。すでに西向きに玄関ドアが設置されている場合は、やはり玄関の外側にスクリーンやダブルエントランス・オーニングなどを設置することで西日のデメリットを防ぐことができますよ!

西向きの玄関を快適にするには?

西向きの玄関を快適にするには、玄関の施工経験豊富な業者さんにアイデアをもらうのも一つの方法です。
依頼内容を入力すると業者から連絡が来て訪問見積りや電話見積もりをしてもらえますので、リフォームの場合は現地確認をしてもらって西日の角度などを確認してもらいましょう。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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