笠木の劣化は屋根の雨漏りの原因になる|メンテナンスの方法を解説

笠木の劣化は屋根の雨漏りの原因になる|メンテナンスの方法を解説

「笠木」は屋根などの仕上げ材のことですが、実は笠木が原因の雨漏りも多く、点検とメンテナンスが大切な建築部材です。今回は笠木の役割やメンテナンスについて解説します。雨の多い季節の前に点検をして、必要な箇所は事前のメンテナンスがおすすめです。まずはこの記事のポイントを以下にまとめました。

POINT この記事のポイント

・笠木とは屋根などの上部に取り付ける仕上げ材のこと
・笠木は防水性・デザイン性を高め、建材を守る役目がある
・笠木に使われる材質には和瓦、洋瓦、木製、金属製、モルタル製など
・笠木が劣化すると屋根の雨漏りの原因になり得る
・笠木のメンテナンス方法は再塗装、コーキング、交換の3つ
・笠木のメンテナンスにかかる費用目安は足場代を含めて約20万円~

「笠木(かさぎ)」とは?

「笠木」とは、屋根などの上部に取り付ける仕上げ材のことを言い、屋根だけではなく下記のような場所にも取り付けられます。

・ベランダ、バルコニー
・塀
・腰壁
・階段の手すり

これらの上部に最後に取り付ける部材が「笠木」です。

「笠木」の役割

笠木の役割

「笠木」には上記のような役割があります。順番に詳しく見ていきましょう。

1. 防水性を高める

笠木の大きな役割として、防水性を高めることが挙げられます。特に屋根・ベランダ・バルコニーに取り付けられる笠木は、雨漏りを防ぎ防水性を高める役割が大きいです。笠木は外側に向かって緩い勾配がつけられており、雨が内部に侵入しないように設計されています。

屋根の場合も屋根の上部に雨が溜まらないよう笠木を取り付けることで、雨が下に流れやすくなります。

2. 取り付け場所の建材を守る

笠木を取り付ける場所は屋外・室内と範囲が広いですが、取り付ける場所を雨から守ってくれる役割があります。室内の階段手すりなどはよく触れるため、笠木を取り付けることで手すり本体を守ります。

3. デザイン性を高める

塀瓦ニッポンスリム笠木|谷池健司製瓦所
出典:塀瓦ニッポンスリム笠木|谷池健司製瓦所

さきほどの2つは機能性の面での役割でしたが、笠木はデザイン性を高めるためにも取り付けられます。分かりやすいのは、屋根の笠木と塀の笠木です。


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笠木に使われる材質

瓦屋根の施工事例|一条工務店
出典:瓦屋根の施工事例|一条工務店

笠木に使われる材質は様々で、取り付ける場所と合わせて選ぶ場合が多いです。

・和瓦、洋瓦
・木製
・金属製(ガルバリウム鋼板、アルミ、ステンレス)
・モルタル製

和瓦・洋瓦・モルタルの笠木は、地震によってずれたりひび割れが起こる場合がありますので、大きな地震のあとは点検しておく方が安心です。木製の笠木はナチュラルテイストの住宅で人気がありますが、防蟻塗装を施しておかないとシロアリ被害に遭う可能性もあります。

​​​​​​​金属製の笠木は防水性が高いのですが、つなぎ目が錆びたりビスが緩むことによって劣化しますので、丁寧な施工が大切です。

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笠木の劣化が屋根の雨漏りの原因に?

笠木に見られる劣化症状

一般の方には「笠木」という名前はあまり知られていませんが、笠木に経年劣化が出始めると屋根からの雨漏りの原因となり、住宅にとってとても重要な建築部材です。笠木に見られる劣化には上記のような症状があります。

屋根の笠木は屋根の上に登らないと確認することができませんので、専門業者さんに依頼して定期的に屋根の点検とメンテナンスをしてもらいましょう。屋根・笠木点検は少なくとも約5年~10年の間に一度は行ってください。特に大型台風がやってきた後や地震後には屋根や笠木が破損してしまうことがあります。

そのタイミングで点検をすることと、経年している住宅の場合は梅雨の前に点検しておく方が安心です。

笠木のメンテナンス方法

笠木に劣化が見られた場合のメンテナンス方法をご紹介します。笠木のメンテナンスは主に下記の3種類があります。

・再塗装
・シーリング(コーキング)補修
・交換

1. 再塗装

笠木に色あせや塗料のはがれ・サビなどが発生している場合は、再塗装でメンテナンスを行います。再塗装で対応できるのは、笠木そのものに穴が開いたり歪みが出ていない軽度の劣化の場合です。笠木は紫外線でも劣化しますので、色あせなどで景観が損なわれている場合には再塗装をすることで美しくなります。

関連記事:屋根塗装の種類と費用

2. シーリング(コーキング)補修

笠木はいくつかをつなぎ合わせて施工されますが、そのつなぎ目の隙間を埋めるのがシーリング材です。シーリング材はコーキング材とも呼ばれ、意味合いは同じですが、住宅の様々な隙間を埋めるために使用されます。

笠木にひび割れが起こっていたりビスの穴が大きくなった場合などは、シーリング材で埋めていくことで対処します。

3. 交換

屋根の笠木交換屋根の笠木交換(※画像はイメージです)

笠木にいくつもの劣化が見られたり築年数が経過している住宅は、笠木をすべて交換したほうが良い場合が多いです。交換の際に下地の状態を確認して、必要であれば下地補修と防水シートの張り替えも行います。多くの場合、笠木の劣化が激しいと下地の状態も悪いため、防水シートの交換も必要です。

屋根全体のメンテナンスが必要になる場合もあり得ます。

関連記事:【工法別の費用目安あり】屋根・屋上防水工事の基礎知識

屋根の笠木のメンテナンスにかかる費用目安

屋根に取り付けられた笠木のメンテナンス費用は高額になることが多いです。笠木に限らず屋根や雨樋などのメンテナンスは高所での作業になり足場の設置が必要になるため、足場代がプラスされるからです。笠木だけのメンテナンスであれば約5万円~、足場代を含めて合計約20万円~程度かかります。

高所でのメンテナンス作業には足場の設置は必ず必要になりますので、定期的にまとめて点検およびメンテナンスをしてもらうことで、足場代の節約になってお得です。

関連記事:足場工事の見積書の見方を知ってトラブル回避!見積書の内容や足場工事費用の目安

屋根の笠木メンテナンスは信頼できる業者に依頼しよう!

屋根の笠木の劣化は素人では分かりにくく、業者さんに依頼して点検およびメンテナンスを行ってもらうことになります。その際、写真などで現状を詳しく説明してくれて、必要なメンテナンスの内容を分かりやすく丁寧に説明してくれる業者さんを選びましょう。

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編集者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)

WEBサイト


株式会社マッチングジャパン 代表取締役社長。

大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

退社後、株式会社マッチングジャパンを2006年に創業し、ハウスメーカーやリフォーム会社のWEBマーケティングを経験。
その他、内装材メーカーや建材メーカーにWEBプロモーションに関わるコンサルティングを提供。

同時にリフォーム業者検索サイト「家仲間コム」の運営責任者として、累計5千社を超える施工業者にサービスを提供。サイト規模は月間アクセス約360万PV、見積利用者数は年間約5万人までに成長。

自身も7度の引越しと2度の住宅購入を経験し、家のリフォームや修繕をユーザーの立場で多く経験。
その経験から、規模が小さくても優良なリフォーム業者を探せるサイトの必要性を強く感じ、サービスの利便性向上に注力している。

現在は、ウォールステッカーカーテンブラインドロールスクリーンなどのECも展開中。

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