ホームエレベーターで室内の移動と荷物の運搬をスムーズにしよう

ホームエレベーターで室内の移動と荷物の運搬をスムーズにしよう

商業施設、公共施設だけでなく、最近では自宅にエレベーターを付けるケースが増えてきています。移動に不便を感じるようになった高齢者の方だけでなく、将来を見越して設置する40代くらいの方も多いです。一生住み続けられる家にするためにも、ホームエレベーターはお勧めのリフォームです。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・ホームエレベーターを設置すると、「移動・荷物の運搬が楽になる」「上下の移動が楽になる」「安全に移動ができるようになる」「生活が楽になる」などのメリットがある
​​​​​・ホームエレベーターを設置する場合には、各種申請が必要
・ホームエレベーターを設置するためには十分な広さや工事期間を取ることが重要

フロアフリーで誰もが住みやすい家へ

「フロアフリー」という言葉は耳慣れないかもしれませんが、お年寄りの方や足腰が不自由な方にも住みやすい家を作るには欠かせないキーワードです。要はフロア間の行き来を楽にしようという発想です。

例えば物干し場や居室などが二階にあると、一日の間に何度か階段を上り下りすることになります。その際に足腰が不自由だったり、重い荷物を抱えていると階段の上り下りは大変ですし、足を滑らせて転倒の恐れもあります。これらの不便さを解消するためにホームエレベーターの設置を考える人が増えています。

一生住むつもりで購入した一軒家も年を取るにつれ不便になってきて辛い…。このような場合にもホームエレベーターを導入することで「フロアフリー」の一生住み続けられる家に変えることができます。

将来に備えて設置する人が半数以上

エレベーターを設置した理由

エレベーターを実際に設置した方の理由を聞いてみると大多数の方が「将来に備えて」を理由に挙げていることが分かります。将来必要になることを見越して早めに対策をしておくという先見性がうかがえます。早めに設置したからと言って無駄になることはなく、設置した人の90%近くが「荷物の運搬が楽になった」と回答しており、移動以外にも大きなメリットがあることが分かります。

実際に設置した人の声

ホームエレベーターを実際に設置した人たちの声を集めてみました。設置に満足している声が多く、機会があればほかの人にも薦めたいと考えている人も多いことが分かりました。

・荷物の運搬が楽になった
・上下の移動が楽になった
・安全に移動ができるようになった
・生活が楽になった
・家事が楽になった
・二世帯生活が円満になった
・希望の間取りが取れた
・家族の交流が増えた
・ゲストが喜んでくれる。
・両親、友人、親戚の子供に好評。
・大きな物、重い物を運ぶ場合、階段での危険を回避できたと思う。
・以前、階段生活で悪くした膝の痛みが消えた。
・部屋に閉じこもり気味だった母が、移動が楽になって元気になった。
・介護が楽になったきました。
・腰痛が治ってきました。
・風呂あがりにラフな姿でも、人目に触れずに移動できる。
・ケガをした時に階段が使えず、エレベーターがあって助かりました。
・両親だけでなく、自分の将来も安心。
・車いす生活者の行動範囲が広がった生活が安心で楽しくなった。(年を重ねるごとに実感)


日々の移動や家事を楽にするだけではなく、ゲストや家族の交流を増やしたりして生活の質の向上にも寄与していることがうかがえます。

エレベーター設置に必要な広さや工事期間など

ホームエレベーターに興味が出て来たけれど、簡単につけられるものなの?と具体的に考えれば考えるほど様々な疑問が浮かんでくるものです。エレベーター設置の為に必要となる条件や工事期間などをまとめてみました。

エレベーター設置に必要な広さ

エレベーターの大きさによって異なります。下記を参照にしてください。

・2人乗り:0.3~0.5坪
・3人乗り:0.6坪

工事期間

エレベーターを発注してから納品までに3週間程、設置には3~5日かかります。

設置できる建物の種類

木造、鉄骨造、RC造、混構造など建物の種類を選ばず設置することが可能です。また木造2階建ての場合はエレベーター単独での確認申請は不要の為、比較的容易に設置ができます。

エレベーターに必要な電源

エレベーターを動かすために必要な電源は家庭用の単相3線式200Vを利用することができます。その際にブレーカーはエレベーター専用として用意することが必要です。

地震、火事、停電…危険防止のための様々な機能

危険防止のための様々な機能

エレベーターというとまず安全性は確かなのかと考える方が多いようです。エレベーターを選ぶ際に重視する項目として「安全性」を重視する方は80%以上になります。毎日使うものですから、安全性はしっかりと確認しておきたいところです。

各メーカーも安全性には力を入れていて、たくさんの機能を備え付けてあります。そのうちの一部をご紹介していきます。

上記に上げたものは一部ですが、「災害時にエレベーターに取り残されない」という点を重視していることが分かります。また遠隔監視システムとして、非常時にはメンテナンス会社にすぐに通報できるので、安心感があります。

参照:三菱日立ホームエレベーターHP

エレベーターを設置する為の届け出

ホームエレベーターを設置する場合には各種申請が必要になります。新しくエレベーターを設置する場合、将来的に設置を予定している場合は下記の事を行うようにしてください。

1. 将来的にエレベーターの設置を予定している場合

将来エレベーターとして利用するまでの間は押し入れやクローゼットとして利用する場合もあります。その場合は建物の強度や構造はエレベーターの設置を踏まえたものとして、確認申請図面には「ホームエレベーター設置予定」と明記します。またエレベーター用電源や電話線も事前に用意しておくと将来の工事費用を節約することができます。

【必要なこと】
・建物の強度や構造はエレベーターの設置を踏まえたものにする
・建物の確認申請に「エレベーター設置予定」と明記
・建物の完了検査を必ず受ける

2. 新しくエレベーターを設置する場合

エレベーターは建築基準法に適合した建物にしか設置することができません。建物が建築基準法に適合していることを証明するために確認申請というものを提出します。また増改築で増築面積が10㎡以上や防火地域の場合は建物の確認申請も必要になってきます。まとめると下記のようになります。

【必要なこと】
・エレベーターの確認申請
・増築面積が10㎡以上や防火地域の場合は建物の確認申請


申請周りについては業者が精通していますので、分からない場合や不明点がある場合は確認しておきましょう。

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ホームエレベーター設置をご検討の方は、まず見積もりを依頼しましょう。でも、ホームエレベーター設置に対応している業者さんを探すのは意外と大変です。リフォーム一括見積もりの家仲間コムでは、希望する工事の内容を書き込むだけで、地域の業者さんから見積もりや提案がとどきます。匿名で利用できるので、後にしつこく営業される心配もありません。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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