寝室にコンセントを設置する|電化製品に合わせて高さを決めよう

寝室にコンセントを設置する|電化製品に合わせて高さを決めよう

寝室は電化製品を使う機会が多く、コンセントが足りないと不便な場所でもあります。今回は、寝室で快適に電化製品を使うためのコンセントの高さや配置などについて調べてみました。寝室におすすめのコンセントも紹介します。まずはこの記事のポイントをまとめました。

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POINT この記事のポイント

・寝室は電化製品を使う頻度が高い場所
・寝室にコンセントを増設する際には押さえておくべきポイントがある
・コンセントの高さ目安は使う電化製品によって異なる
・寝室には「人感センサー付きコンセント」や「USBコンセント」がおすすめ

枕もと足元その他
スマートフォンや携帯電話の充電器
ゲームの充電器
電気スタンド
布団乾燥機
電気毛布
扇風機
暖房器具
空気清浄機
加湿器
布団クリーナー
掃除機
TV・オーディオ機器
パソコン

場所によって使う電化製品が異なるということは、コンセントの位置やコンセントが持つ機能などを考慮したリフォーム計画を立てることが大切です。

寝室にコンセントを増設する際の3つのポイント

寝室にコンセントを増設する際の3つのポイント

リフォームの場合は新築と違って、使う家具や電化製品がすでにある程度決まっていることが多いので必要な場所や数が把握しやすいのがメリットです。

1. 大型家具は先に位置を決める

ベッドなどの大型家具は、いったん置いてしまったらあまり動かすことは少ないでしょう。大型家具はできるだけ先にどこに置くかレイアウトを決めておくと、その周辺に最適なコンセントを増設できます。

2. 高齢者の寝室には全体的に少し高めに

高齢になるとかがむ動作が負担になってきます。基本的なコンセントの高さを床面から400mm~500mmに設定することで、電源コードの抜き差しが楽になります。

3. 迷ったら4隅にコンセントを設置

コンセントを増設したいけれど高さも位置も決められない場合は、寝室の4隅にコンセントを設置しておくとどこからでも電化製品を使いやすくオールマイティーなコンセントの配置となります。その際のコンセントの高さは、200mm~400mmの間で最も使いやすい高さに設定すると良いでしょう。

監修者コメント
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コンセントが必要な場所はどこか?

家電製品の種類は増える一方なので、コンセントが足りない!とお悩みの方は本当に多くいらっしゃると思います。昔は掃除機や扇風機・暖房機など、床置きの家電製品が多かったため、コンセントは床に近い場所に設定されるのが標準的でした。しかし最近は充電式のモバイル製品も多いため、卓上でのコンセント需要が増えています。家具配置と一緒に充電スタンドの場所も併せて計画し、コンセントの位置を決められるといいですね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

寝室のコンセントの高さ目安は?

寝室のコンセントの高さ目安

コンセントは一般的に床から200mm~300mmの高さに設置することが多いですが、使う電化製品が決まっているのであれば、一般的な高さにこだわらず使いやすい高さにコンセントを設置してもよいのです。動線や使い勝手を考えて最適なコンセントの高さを見つけましょう。

ベッド周りや掃除機用コンセントは少し高めの300~400mm

平均的なベッドの高さは床面からマットレスの表面までが400mm~450mmです。この周辺にスマートフォンや携帯電話・ゲームなどの充電用コンセントを設置するのであれば、床面から200mm~300mmでは低く感じるでしょう。

掃除機も同様で、あまり低い位置にコンセントがあると移動のたびに腰をかがめてコンセントの抜き差しをする必要があり、特に高齢になってからは腰に負担がかかってしまいます。このようにベッド周りや掃除機に使うコンセントは、床面から300mm~400mmの高さに設置すると使いやすくなります。

床に置いて使う電化製品用コンセントは200~300mm

床に置いて抜き差しもあまり頻繁ではない電化製品を使うためのコンセントは、一般的な200mm〜300mmの高さで良いでしょう。あまり高い位置にコンセントがあると、壁面がコンセントだらけになって見た目も良くありませんし、万が一電源コードに引っかかった場合に思わぬ事故につながります。

デスク付近のコンセントは高めの700~900mm

寝室にデスクを置いている方も多いでしょう。デスクではスタンドライトやパソコンを使うこともあるため、床面から700mm~900mmの高さにコンセントを設置すると使い勝手が良くなります。

寝室におすすめのコンセント

使う電化製品や場所に合わせた機能を持つコンセントが販売されていますので、コンセント増設リフォームの際に取り入れると便利です。

ベッドの足元におすすめ「人感センサー付きコンセント」

夜トイレに起きた時に、電気をつけると家族が目を覚ましてしまうからと電気を付けずにトイレまで歩いていく方もいらっしゃるでしょう。足元が暗いと転倒の危険性もありますので人感センサー付きコンセントを採用すると安心です。

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出典:かってにナイトライト|Panasonic
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人や明るさに反応して自動で点灯・消灯します。

ベッド周辺におすすめ「USBコンセント」

スマートフォンやタブレットなどを電源アダプタなしで直接充電ができる「USBコンセント」と普通の電源コンセントを組み合わせたコンセントがおすすめです。

関連記事:ベッド周辺におすすめ「USBコンセント」|家仲間コム

監修者コメント
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コンセントのリフォームと一緒にやりたい工事

コンセントの位置を変更したり増設したりするには、壁の中に隠れている電気配線も変更する必要があります。そのために壁を一旦剥がしてまた元に戻すため、壁紙の貼り替え工事も発生します。ということは、コンセントの変更は壁紙の貼り替えとタイミングを合わせれば、無駄なく工事を行えるということですね。照明やスイッチの位置の変更、エアコンの交換なども、まとめてできるといいですね。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

【保有資格】

【所属】

noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

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編集責任者

家仲間コム編集部

プロフィール


利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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