洗面台交換・取り付けの際に知っておきたい基礎知識と価格相場

洗面台交換・取り付けの際に知っておきたい基礎知識と価格相場

洗面台は家の中にある他の設備や家具と同じように、長く使い続けることで劣化していくので、場合によっては交換を行う必要があります。今回は、そんな洗面台について、交換や取り付けの際に知っておきたい基礎知識のほか、工事にかかる価格相場などを紹介します。まずはこの記事のポイントを以下にまとめました。

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POINT この記事のポイント

・ユニットタイプの洗面台のサイズは600mm、700mm、900mmが多い
・化粧台の高さは80センチが主流
・ミラーキャビネットは主に三面鏡、一面鏡の2種類
・洗面台交換・取り付けにかかる費用の価格相場は約10万円〜

洗面台の大きさについて

洗面台洗面台(※画像はイメージです)

一般的に家庭に流通している洗面台は、そのサイズによって5種類に分類できます。それぞれ600mm、750mm、900mm、1000mm、1200mmとなっており、間口(横幅)の大きさを指します。

このなかでも、ユニットタイプの洗面台の多くは600mm、700mm、900mmとなっており、その中でも600mm、700mmのものが広く流通しています。間口のサイズが合わないと、洗面台がそのスペースに入りきらなかったりと、諸問題も出てきますので、サイズをきちんと測ったうえで購入するようにしましょう。

また、間口だけでなく、奥行きや高さも重要です。基本的に化粧台の高さは80センチが主流ですが、身長によって洗面台を使いやすい高さは異なるので、ショールームなどで試してから検討すると良いでしょう。

ちなみに身長155センチの人の場合、高さは750mmの洗面台が最も使いやすいといわれていますし、身長165センチの方ならば高さが800mmのものが、そして身長170センチならば高さは850mmのものが勧められています。

今使っている洗面台を、もっと大きなものに交換する場合には、洗面台が入るスペースだけでなく、洗面所の入り口の大きさも確認しておく必要があります。そのほか、洗面台を置きたい場所に梁がないかを確認しておくことも大切です。

洗面台のキャビネットは2種類から選べます!

洗面台洗面台(※画像はイメージです)

特に女性の場合、化粧やお肌のケアなど、洗面台の前で行うことは多くあります。その際、メイク道具や化粧品を収納するべきスペースも必要になりますよね。

そこで続いては、洗面台に必要不可欠なキャビネットについて、その種類と特色を紹介していきましょう。洗面台におけるキャビネットは、その形状から2つに分類することができます。

ミラーキャビネット

洗面台に大きな鏡はつきものですよね。そんな鏡に関係したキャビネットのことを、「ミラーキャビネット」と呼びます。ミラーキャビネットは、さらに2種類に分類することができるのです。

三面鏡タイプ

洗面台とセットになっている鏡といっても、さまざまな形のものがありますよね。そのなかでも、鏡を三面に取り付けているものを三面鏡と呼びます。

そして洗面台で三面鏡になっているものの多くはミラーキャビネットとなっており、鏡の部分をあけるとキャビネットになっています。鏡の大きさの、3つの収納スペースを確保できるので、いろいろな小物を分けて収納することができます。

一面鏡タイプ

鏡が一面のみ取り付けられているタイプの洗面台です。この場合、鏡のサイドに収納できる棚が設置されているものが多くあります。三面鏡のものと比べて、1つの鏡で見やすいことはメリットとして挙げられますが、収納の少なさはデメリットとして挙げられます。

ベースキャビネット

洗面台の下の部分に設置されている収納スペースのことを「ベースキャビネット」とよびます。それぞれ扉の形状で区分されており「開き戸タイプ」「スライドタイプ」「引き出しタイプ」に分類することができます。

そのほか、洗面台によっては下の部分が踏み台として使えるものや、座りながら作業ができるものもありますので、ぜひ用途に合わせて検討してみてください。

自分でできる?洗面台の取り付け方法について

洗面台は業者の方に依頼して設置してもらうこともできますし、実は自分でも簡単に交換・取り付けができるものでもあります。必要な工具や準備しておくこと、そして取り付け方法を紹介していきましょう。

あらかじめしておくことと必要な工具

洗面台を取り付ける前に、あらかじめしておくこともあります。例えば洗面台を設置する予定の場所の壁面はビスがさせるものなのか、そして化粧台の取り付け予定の位置から1メートル以内に電源コンセントがあるかなどを確認しておきましょう。

ちなみに、設置に伴い用意しておく工具は「モンキーレンチ」「立水栓取り付けレン」「ベンリー管」「プラス・マイナスドライバー」「引き回し鋸」などがあります。

洗面台の取り付け方法とは

サイズが合っている洗面台を購入したら、さっそく取り付けていきましょう。具体的な方法は以下の通りです。

1.給水・給湯管の位置、設置場所を確認する
2.蛇口の水栓金具を組み立てておく
3.洗面台を壁に設置する(床は水平になるようにする、もし水平でない場合はあて木を行う)
4.連絡管を取り付ける(止水管と洗面台本体との距離を確認して、少し長めのベンリー管を取り付ける)
5.洗面台にある排水口と排水管の間にトラップを取り付ける
6.水漏れがないかチェックする
7.化粧鏡を洗面台に仮合わせする
8.仮合わせしOKならば、本体付属のねじで化粧鏡を化粧台に固定する
9.コンセントを電源に差し込み、照明がつくかチェックする

洗面台交換・取り付けにかかる費用の価格相場

それでは最後に、洗面台の交換・取り付けにかかかる費用の価格相場を紹介していきましょう。洗面台の交換・取り付けは、サイズが600mm、700mmのものの場合、よほどのことがない限り工事費用はほとんど同じとなります。具体的には、洗面台交換・取り付けの場合、10万円以下が価格相場だといえます。

また、交換・取り付け費用の内訳としては、既存の洗面台の処分、そして新規洗面台の設置費用です。このほか、洗面台の交換以外に内装を変えたり、洗濯機バンを設置する場合はさらに費用がかかります。

その場合、20万~30万円かかることもあるので、まずは業者の方に見積もりを依頼することをおすすめします。

まとめ

洗面台は毎日使う場所だからこそ、きれいに清潔に保ちたいですよね。長年使い続けてるならば特に、ぜひ交換・取り付けを検討してみてください。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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