網戸張り替えの基礎知識|押さえておきたい網戸選びのポイントは2つ

網戸張り替えの基礎知識|押さえておきたい網戸選びのポイントは2つ

網戸は、暖かい季節になってくると窓を開ける機会が増えるので特に必要になります。網目状のメッシュがあることで虫やゴミの侵入を防いでいますが、もし破れてしまったり壊れた場合はどうすればよいのでしょうか。今回は、網戸張替えの基礎知識をお伝えします。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・網戸張替えのタイミングは「網戸に穴が開いている」「網目が破れている」「網がたるんでいる 」などの症状が出たとき
・網戸を選ぶポイントは「網戸の素材」と「網戸のメッシュの大きさ」である
・網戸張替えを業者に依頼した場合の張替え費用目安は網戸1枚あたり1000円~2500円程度

網戸張替えのタイミング

破れた網戸破れた網戸(※画像はイメージです)

網戸は毎日紫外線や風雨にさらされているため耐用年数は約3年~5年と短く、張替えのタイミングが何度もやってきます。

耐用年数が経っていなくても、下記のような症状があれば張替えのタイミングです。

・網戸に穴が開いている
・網目が破れている
・網がたるんでいる 


上記のような症状があると虫やゴミが入ってきて網戸の役割を果たしませんので、早めに網戸の張り替えをご検討ください。

網戸を選ぶポイントはたったの2つ!

網戸張替えの際、網戸を選ぶポイントは主に下記の2点を抑えておけば選びやすくなります。

1. 網戸の素材
2. 網戸のメッシュの大きさ

1. 網戸の素材

網戸網戸(※画像はイメージです)

網戸には一般的に以下の4つの素材が使われます。

・ポリプロピレン
・ポリエステル
・グラスファイバー
・ステンレス


最も安価なポリプロピレン製の網戸は0.5万円~1万円程度、最も高価なステンレス製網戸であれば3万円~10万円程度が素材の価格相場です。

商品価格だけで網戸を選んでしまうのではなく、耐用年数や素材の特徴によって長い目で見てどの素材が適切かを判断して検討しましょう。また、キッチンなど火気を扱う場所では耐熱性・耐火性を重視して安全性を考慮した素材を選択することも大切です。

素材別網戸の特徴

では、4つの素材の主な特徴などを一覧にしましたので網戸を選ぶ際のご参考になさってください。
 

網戸の素材 耐用年数目安 特徴 こんなお部屋におすすめ
ポリプロピレン 5~10年程度 ・軽量で、耐熱性、耐薬品性に優れている
・安価
・とにかく安く張り替えたい
ポリエステル 10年程度 ・ポリプロピレンよりも強度がある ・ペットがいるご家庭
グラスファイバー 10年程度 ・耐熱性に優れている
・ポリプロピレンの約2倍の強度
・日差しの強い部屋
・キッチン周り
ステンレス 15~20年 ・耐久性、耐候性に優れている
・防犯性が高い
・高価
・ペットがいるご家庭
・防犯性を高めたい場所


※耐用年数は、網戸を設置するお部屋の環境や受ける天候状況によって変わります。

2. 網戸のメッシュの大きさ

網戸メッシュサイズ表

網戸に使用される網は「メッシュ」という単位で表記されており、このメッシュの大きさが虫対策や部屋の明るさ、網戸の耐久性に大きく関わってきます。

メッシュの大きさは18メッシュから40メッシュまであり、それぞれの目の大きさは表の通りです。

虫対策で網戸を選ぶなら?

一般的な虫の大きさは、蚊で2~5mm、ハエで5mm~10mmと言われていますので、18メッシュであればこれらの虫の侵入は防げることになります。ただし、ノミやダニなどのより小さな虫や小さなほこりなどの侵入は許してしまいますので、虫は絶対に入れたくないという場合はメッシュの目が細かいものを選ぶと良いでしょう。

明るさ対策で網戸を選ぶなら?

メッシュの目が細かくなるほど室内は暗くなり風通しも悪くなりますので、メッシュの目が大きなものを選ぶと良いでしょう。

網戸の張り替えはDIYでも可能?

網戸の張り替えは道具さえあれば簡単で、DIYで張替え作業をされる方も多いです。ホームセンターなどで2千円程度で網戸張替え用の工具キットが販売されていますので、網戸と同時に購入してDIYにチャレンジしてみても良いでしょう。

関連記事:DIYでもできる!網戸の張替え方

網戸張り替えの注意点

網戸を張り替える際の注意点は2つあります。

1. シワやたるみが出ないようにする

せっかく網戸を新調しても、網戸にシワやたるみがあると網戸の性能が十分発揮できず、虫やゴミの侵入を許してしまいます。また、だらしない印象を与えることでその家に隙があると思われ、防犯上も好ましくありません。

2. 二人以上で作業すること

網戸は背丈以上の高さのものもあり、また複数枚の張替えを行うのは重労働で一人でのDIY作業は危険を伴います。安全のためにも二人以上で作業をしてください。

業者に張替えを依頼する必要のある網戸の種類

網戸には種類があり「アコーディオンタイプ」「ロールタイプ」の2つは構造が複雑なため素人でDIYでは難易度が高くなりますので、業者に依頼することをおすすめします。



出典:アコーディオン網戸2|三協アルミ



出典:上げ下げロール網戸 XMW|YKKap

網戸張替えを業者に依頼した場合の費用目安は?

網戸張替えを業者に依頼した場合の張替え費用目安は下記をご参考になさってください。
 

網戸の大きさ 費用目安(1枚あたり)
150cm×95cmまで 約1,000~1,500円
190cm×95cmまで 約1,500~2,000円
210cm×135cmまで 約2,000~2,500円


上記以外にかかる費用としては下記内容があります。

・網戸本体代:5,000円~
・既存の網戸の処分費用:1,000円~2,000円程度

網戸張替えリフォーム費用をお得に依頼するには?

網戸張替えリフォーム費用をお得に依頼するには一括見積りが便利です。依頼内容を入力すると業者から連絡が来て、訪問見積りや電話見積もりをしてもらえます。張替えリフォームと網戸の同時購入で大幅割引があることも多くお得にリフォームができます。また、専門業者に依頼することで仕上がりの完成度も高く作業時間も短く済むので手間暇のかかるDIYとは比較になりません。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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