門扉のハンドル不具合は早めの修理を｜修理費用の目安を紹介

門扉は一日に何度も出入りするため消耗しやすい場所です。特にハンドル部分は出入りのたびに使用するので破損や劣化で使えなくなることもあります。今回は、門扉のハンドル部分の交換や、合わせて点検しておきたい門扉の不具合について解説します。まずはこの記事のポイントを以下にまとめました。

POINT この記事のポイント

門扉の種類

住宅の外を囲む塀などの一部に出入りするために門を設置することがありますが、その門に取り付ける扉のことを門扉と言います。門扉には上記の3種類かあります。

1. 両開き門扉

画像提供：形材門扉　有磯｜三協アルミ

出典：形材門扉　有磯｜三協アルミ
商品価格：8万円～

扉が2枚あり、それぞれにハンドルがついています。門の設置スペースが広い場合は両開き門扉にすることが多いです。通常の出入りは片方だけを利用することが多いので、片方のハンドルのみ使用頻度が高くなり消耗して不具合が発生することが多いです。

2. 片開き門扉

片開き門扉は扉が一枚で、正面玄関に取り付けるよりかは簡易の出入り口に使用されることが多いです。間口の狭いスペースにも設置可能で、勝手口や裏口に取り付けておくと防犯対策としても有効です。

3. 引き戸門扉

画像提供：伸縮門扉　エアリーナ2｜三協アルミ

出典：画像提供：伸縮門扉　エアリーナ2｜三協アルミ
商品価格：10.5万～

引き戸タイプの門扉は一般住宅用はアコーディオン扉タイプが多く、伸縮するので狭い場所への設置もできる点が特徴です。施設用などでは大きな格子状のタイプが多いですが、門扉が重いためハンドルではなく門扉本体を持って開閉します。

門扉に多い不具合

門扉に多い不具合は上記の通りです。門扉は外部にあるため天候の影響を受けやすく、塗装のはがれによるサビの発生などは多いです。また地震などでビスが緩んでくることもあり、ビスの緩みは扉のがたつきにもつながります。ハンドルも使用頻度が高いために不具合が起こりやすい箇所です。

1. 塗装のはがれ

画像提供：鋳物門扉　プロヴァン｜三協アルミ

出典：鋳物門扉　プロヴァン｜三協アルミ
商品価格：9.58万円～

門扉によく使用される材質として、アルミ製やステンレス製があります。日差しによる劣化や、物がぶつかって塗装がはがれてくることもありますが、門扉は家の顔とも言える場所なのでそのままにしておくと印象が良くありません。門扉の塗装のはがれは、耐久性の高い塗料で再塗装をしておきましょう。

・門扉の再塗装費用目安：約7,000円～（扉一枚あたり）

塗料を購入してDIYで再塗装も可能ですが、門扉には細かい部分が多いのできちんと養生をすることがDIY成功のポイントです。塗りムラがあると意外と目立ちますので、家の顔であることを意識して丁寧に塗っていきましょう。

関連記事：バルコニー・ベランダリフォーム|バルコニー・ベランダのメンテナンスやリフォーム内容・費用

2. ハンドルの不具合

出典：門扉 シンプレオ シリーズ｜YKKap
商品価格：5,700円～（ハンドル部分のみ）

出入りのたびに使用する門扉のハンドルは、動きが悪くなったり、レバーが元に戻らないなどの不具合が出ることがあります。不具合の原因としては下記が考えられます。

・ハンドル取り付けビスの緩み
・ハンドル内部のサビ
・ハンドル部分の割れ

明らかなサビや割れなどの破損が見られない場合は、まずはドライバーでビスを締め直してみましょう。ビスの調節だけで改善することもあります。ビスの緩み調節でも改善しなければ、門扉のハンドルだけの部分交換が可能です。

・鍵無しハンドルの本体価格：約6,000円～
・鍵付きハンドルの本体価格：約11,000円～

現状のハンドルを取り外して新しいものをビスで固定するだけなので、ご自身でDIYでの取り付けも可能です。

・門扉のハンドルの交換を業者に依頼した場合の費用目安：約7,000円～+ハンドル本体価格

業者さんに依頼する場合は、せっかく来てもらうので他にも不具合箇所がないか点検してもらい、修理できるところは一緒に直してもらうと一度で済みお得です。

3. 鍵の不具合

画像提供： プレミエス門扉｜LIXIL

出典： プレミエス門扉｜LIXIL

鍵の不具合には、下記の症状があります。

・鍵穴に鍵が入らない
・鍵を挿しても回らない
・鍵穴に何か異物が詰まっている

ほこりやゴミの付着が最も考えられる原因なので、エアダスターで中のほこりやゴミを吹き飛ばしてみると改善されるケースが多いです。エアダスターで改善されない場合は、サビや腐食が考えられます。部品用の潤滑油を挿すことでスムーズに使えるようになることもあります。

・エアダスターの本体価格：約500円～
・潤滑油の本体価格：約1,000円～

鍵穴は普段は中まで見ることがないため気づきにくいのですが、中にサビが発生したり腐食していることもあります。サビや腐食が原因の場合は、鍵の交換をします。鍵はハンドル部分にありますので、ハンドルごと交換になります。

・鍵付きハンドルの本体価格：約11,000円～
・鍵の交換を業者に依頼した場合の費用目安：約18,000円～（本体価格込み）

4. 門扉のがたつき・閉まりにくい

画像提供： プログコート門扉｜LIXIL

出典：プログコート門扉｜LIXIL

門扉のがたつきがあったり閉まりにくい場合は、蝶番（ヒンジともいう）の緩みや破損が考えられます。ドライバーで蝶番のビスを締め直すことで改善するケースが多いです。蝶番自体に劣化が見られる場合は、部品交換をします。

・蝶番の本体価格目安：約3,000円～
・蝶番の交換を業者に依頼した場合の費用目安：約1万円～

蝶番はDIYでも交換可能ですが、蝶番を外した時に門扉をしっかり支えておくよう気をつけてください。重量があるので、落下してしまうと怪我の危険性もあります。安全のため最低でも2人で作業を行いましょう。

上下の蝶番の取り付け位置やビスの締め具合によって、扉にズレが生じることがあります。きちんと水平器で測っておくことをおすすめします。

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※1．見積内容によって異なるケースがあります。
※2．業者様と直接ご連絡いただく際にはお名前・ご住所などの情報が必要となります。

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門扉全体を取り替えたい場合は？

フェンスや庭などのエクステリア工事の際に、テイストを合わせた門扉に交換すると統一感が出て家の雰囲気が一新されます。

電気錠タイプの門扉

画像提供：電気錠付き門扉　エクモアＸ｜三協アルミ

出典：画像提供：電気錠付き門扉　エクモアＸ｜三協アルミ
商品価格：26.2万円～

門扉全体を交換するなら、最新式の電気錠タイプがおすすめです。鍵付き門扉を取り付けていらっしゃるご家庭は多いですが、出入りの多い日中は鍵を閉めていない方も多く防犯面に不安が残ります。電気錠付き門扉は中に入ると自動で施錠され、外部から無断で開けて侵入することはできません。

鍵のタイプも、タッチするだけで開錠できるものからピッキングされにくいディンブルキータイプまで選択可能です。

門扉の修理まとめ

門扉は耐用年数が20年ほどと長いですが、環境によって劣化が早いこともあり、特に沿岸地域にお住まいの方は塩害で傷みが早くなります。門扉の中でもハンドル部分の不具合は開閉に影響し、出入りの妨げになりますので、早めに修理しておくことをおすすめします。

門扉の修理や交換を依頼するなら？

門扉の修理や交換を依頼するなら一括見積りが便利です。依頼内容を入力すると業者から連絡が来て、訪問見積りや電話見積もりをしてもらえます。門扉の交換をする場合は、業者によっては本体価格も値引きしてくれるところもありますので、複数見積もりをとって比較検討してみてくださいね。

家仲間コムの見積もりサイトには約1000社の登録業者さんがいて、いろんな依頼に対応できるのが魅力です。また、匿名・無料で見積もり依頼ができるのでしつこい勧誘などもありません。

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