リビングのカーテンレールの選び方|種類や違いを徹底解説
リビングにカーテンレールを取り付けたい場合の選び方をお伝えします。リビングに合ったカーテンレールの選び方、カーテンレールの種類、カーテンレールの取り付け方法、採寸方法、取り付け費用など、ご参考になさってください。まずはこの記事のポイントをまとめました。
POINT この記事のポイント
・カーテンレールには3つの種類がある
・賃貸住宅にはダブルレールのカーテンレールが多い
・新築住宅には「天井埋め込みタイプ」、リフォームには「天井直付けタイプ」がおすすめ
・カーテンレールの相場は1万円程度
基本的にはリビングのインテリアテイストに合わせて選ぶ方が多いですが、機能にも注意して選ぶと、よりカーテンレールの性能を活かすことができます。
1. 機能性カーテンレール|シングルレール
機能性カーテンレールとは、カーテンを開閉するという機能だけを求めたカーテンレールです。商品価格も安価なので、特に装飾性にこだわらずシンプルなカーテンレールで良い、という方におすすめです。シングルレールは、カーテンを取り付けるレールが1本だけなので、カーテンを一重にする方向けのカーテンレールです。
具体的には、下記のようなご家庭にはシングルレールのカーテンレールで良いでしょう。
・外からの視線が気にならないのでレースカーテンだけで良い
・日中はカーテンを閉める必要性がないので、夜だけドレープカーテンを使う
・ブラインドやロールスクリーンと併用している
2. 機能性カーテンレール|ダブルレール
ダブルレールは、カーテンを取り付けるレールが2本あり、カーテンを二重にする方向けのカーテンレールです。賃貸住宅の場合は、ダブルレールのカーテンレールが多いですね。具体的には、下記のようなご家庭にはダブルレールのカーテンレールが良いでしょう。
・レースカーテンとドレープカーテンを併用したい
・カーテンの二重使いでインテリア性をアップさせたい
・遮光性や断熱性を高めたい
3. 装飾カーテンレール
装飾カーテンレールは、カーテンレールに装飾性を持たせたカーテンレールです。ダブルレールもありますが、シングルレールのほうがよりおしゃれでインテリア性の高いデザインが豊富です。リビングのインテリアに合わせて、エレガントなデザインからスタイリッシュ・和風・ナチュラルなど、お好みのテイストでコーディネートすることができます。
リビングのカーテンレールに欲しい機能
リビングは、最も人が集まる空間でお客様を招く場所でもあります。リビングに取り付けるカーテンレールには下記のような機能があると、使い心地が良くなります。
1. 操作性
リビングには掃き出し窓がある場合も多く、頻繁に開け閉めをする機会があります。カーテンレールがスムーズに動くことはもちろん、静かである点も重要です。カーテンレールを開け閉めする時の「シャーッシャーッ」という音は気になりだすと耳につくものです。
出典:機能性カーテンレール ネクスティ|TOSO
開閉時に音がするのは、カーテンを引っかけるランナーというパーツに原因があるのですが、TOSOのカーテンレールは「静音車式ランナー」というパーツを採用しているため、一般的なカーテンレールに比べてとても静かです。
2. インテリア性
機能性カーテンレールを取り付けるなら、少しデザインや素材にこだわったものを選んだり、装飾カーテンレールのようにデザイン性の高いカーテンレールを選んだりするとおしゃれなインテリアになります。
デザイン性・操作性・施工性にこだわった機能性カーテンレール「ネクスティ」シリーズなら、シンプルなデザインの機能性カーテンレールの中でもインテリア性が高いです。
装飾カーテンレール「グレイス」シリーズは、こだわりのあるリングランナーが自由に回転するので、カーテンのひだが前を向きカーテンの美しいシルエットを活かすことができます。
3. 遮光性・断熱性
遮光性・断熱性は、カーテンレール本体ではなくオプションをつけることによって高めることができます。カーテンカバー(カーテンボックスとも言われます)を取り付けると、カーテンレールの上部からの光漏れを抑えたり、熱の逃げ道を塞ぐことができます。
カーテンカバー(カーテンボックス)は床や家具の色と合わせると、おしゃれにコーディネートできますよ。
参照:カーテンレールカバーで遮光・断熱効果がアップ!棚板としてディスプレイもできるおすすめ商品もご紹介
カーテンレールの採寸方法
カーテンレールの採寸方法をご紹介します。ご自身で採寸される場合は、まっすぐ測れるスチール製のメジャーと脚立のようなしっかりした足場をご用意ください。
必ず水平・垂直に測ることと、何度か採寸して正しいサイズであるかを確認するのも、採寸ミスを減らすコツです。
1. 機能性カーテンレール(天井付け)の採寸方法
天井付けは、窓枠の内側にカーテンレールを取り付ける方法です。窓枠の内側幅を測り、そこから1cm引いた幅がカーテンレールの長さになります。左右それぞれ0.5cmずつ差し引いた長さです。
2. 機能性カーテンレール(正面付け)の採寸方法
正面付けは、窓枠の外側に取り付ける方法です。窓枠の外側幅を測り、それに10~20cmプラスした幅がカーテンレールの長さになります。左右それぞれ5~10cmずつ長めにすることで、窓枠全体を覆います。
取り付ける高さも5~10cmほど上にすると、窓枠からの光漏れも抑えることができておすすめです。大開口窓のリビングには、天井付近にカーテンレールを取り付けて空間をより高く広く見せる視覚効果を狙うのもおすすめです。
新築住宅の場合は「天井埋め込みタイプ」、リフォームの場合は「天井直付けタイプ」がおすすめです。
3. 装飾性カーテンレール(正面付け)の採寸方法
装飾性カーテンレールは装飾を見せるため、一般的には正面付けのみです。窓枠の外側幅を測り、それに20~40cmプラスした幅が装飾カーテンレールの長さになります。左右それぞれ10~20cmずつ長めにすることで、カーテンと装飾カーテンレールをどちらも美しく見せることができます。
装飾カーテンレールの取り付け高さは、機能性レールよりも高めで10~20cmほど上に設定します。窓をより大きく見せ、装飾カーテンレール上部からの光漏れも抑えられます。
リビングへのカーテンレールの取り付け費用
リビングへカーテンレールを取り付ける際の費用目安は、約1万円が相場です。取り付けは下地を探してブラケットを取り付け、カーテンレールをはめ込むだけなので、作業工程としては簡単です。DIYでも可能ですが、取り付け位置をまっすぐに測ったり、下地の強度がある場所を探すのは、やはり熟練の技術が必要です。
人が集まるリビングのカーテンレールは、プロの専門業者にきっちり採寸して丁寧に取り付けてもらうことで、よりカーテンの美しさが映えて高級感がアップしますよ!
カーテンレールの取り付け費用を一括見積り!
カーテンレールの取り付け費用の見積もりを依頼する際は一括見積りが便利です。窓枠の採寸や取り付けなどをDIYでおこない、失敗してしまった例も多くあります。サイズが合わなかったり取り付け位置の歪みやバランスが悪いと、せっかく選んだカーテンやカーテンレールの美しさも台無しです。
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
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