機能性カーテンレールの取り付け方法|寸法の目安や注意点を解説
機能性カーテンレールは一般的に最も普及しているカーテンレールで、装飾性よりも機能性に特化しているため、シンプルで見た目もすっきりとしてどんな住宅にも合わせやすくなっています。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。
POINT この記事のポイント
・機能性カーテンレールは、賃貸住宅などで最初から取り付けられていることの多いカーテンレール
・機能性カーテンレールの取り付けには「正面付け」と「天井付け」の2種類
・石膏ボードの下地に機能性カーテンレールを取り付ける場合は、石膏ボード用アンカーを使用して取り付けることがポイント
目次 [ 非表示 ]
機能性カーテンレールの特徴
機能性カーテンレールは、賃貸住宅などで最初から取り付けられていることの多いカーテンレールで、カーテンの開閉機能に特化したシンプルな造りになっています。シンプルなデザインなので、こだわりのウィンドウインテリアを造りたい方には物足りないこともありますが、どんな窓やカーテンにも合わせやすい点が魅力で広く普及しています。
機能性カーテンレールは、ほとんどの窓にDIYでも簡単に取り付けできますし、大量生産ができるため機能性カーテンレール本体も安く購入することができます。
レールが1本の「シングルレール」、レールが2本の「ダブルレール」がありますので、レースカーテンとドレープカーテンのどちらか又はどちらも取り付けたい方は、お好みに合わせてカーテンレールの種類を選べます。
出典:機能性カーテンレール・ネクスティ シングルレール|TOSO
1. 静音車式ランナー付き機能性カーテンレール
機能性カーテンレールには「ランナー」と呼ばれるカーテンを引っかけて開閉できるようにするためのパーツがついています。カーテンの開閉時に「シャーッ」という音がしますが、意外と大きい音なので気になりだすとご近所迷惑になることもあります。
例えば、TOSOの機能性カーテンレールは「静音車式ランナー」が採用されており、開閉時の音を減少させる工夫がされています。
出典:静音車式ランナー|TOSO
2. 光漏れを抑えるカバートップ
機能性カーテンレールを正面付けした場合、上部から光漏れが起こることがあります。機能性カーテンレールにカバートップを取り付けることで、カーテンの遮光性をより高めることができます。
機能性カーテンレールの取り付け方法は2種類
機能性カーテンレールの取り付けには「正面付け」と「天井付け」の2種類があります。
1. 正面付け
「正面付け」とは、窓枠の外側にカーテンレールを取り付ける方法です。窓全体を覆うようにカーテンを取り付けられるので、光漏れを抑え断熱効果も高くなります。
ダブルレールの場合は、レースカーテンにはAフックを、ドレープカーテンにはBフックを採用するとカーテンレールを隠すことができ、見た目がすっきりします。
カーテンフック | 特徴 |
---|---|
Aフック | カーテンレールが見えるタイプ |
Bフック | カーテンレールが隠れるタイプ |
1-1. カーテンレールを正面付けする場合の測り方
カーテンレールを正面付けする場合は、窓枠の横幅を測り、5~10cm(左右合わせて10~20cm)足した寸法がカーテンレールの長さになります。カーテンレールの取り付け位置は、窓枠より10cm程度上部が目安です。これぐらいの位置の方が、カーテンのひだの隙間からの光漏れも抑えることができます。
2. 天井付け
「天井付け」とは、窓枠の内側にカーテンレールを取り付ける方法です。カーテンが窓枠の内側に収まるので、見た目がよりスッキリします。天井付けの場合はカーテンフックはAフックしか取り付けられませんが、もともと窓枠の内側にカーテンレール自体が収まっているので、見た目はスッキリしています。
2-1. カーテンレールを天井付けする場合の測り方
カーテンレールを天井付けする場合は、窓枠の内側を測り、0.5cm(左右合わせて1cm)短い長さがカーテンレールの長さになります。
機能性カーテンレール取り付け時の注意点
機能性カーテンレールを取り付ける際には、下地に注意が必要です。一般的に窓枠の周囲には下地があり、機能性カーテンレールとカーテンの重量に耐えられるように設計されていますが、なかには下地がなく石膏ボードの壁もあります。
石膏ボードにはビスが刺さりませんので、機能性カーテンレールを取り付けることができません。石膏ボードの下地に機能性カーテンレールを取り付ける場合は、石膏ボード用アンカーを使用して取り付けましょう。
関連記事:カーテンレール取り付け・交換・設置の際には下地が大切です
機能性カーテンレールの取り付けを業者に依頼するには?
機能性カーテンレールの取り付け費用の見積もりを依頼する際は一括見積りが便利です。依頼内容を入力すると業者から連絡が来て、訪問見積りや電話見積もりをしてもらえます。機能性カーテンレールは下地のあるところに取り付けることができれば、DIYでも簡単に取り付け可能ですが、慣れていない人では失敗してしまうこともあります。
家仲間コムの見積もりサイトには約1000社の登録業者さんがいて、訪問見積りも無料でしてくれるので安心です。また、匿名・無料で見積もり依頼ができるのでしつこい勧誘などもありません。
機能性カーテンレールの取り付け費用見積もりを無料でしてみる
完全無料で利用できるので、お気軽にご利用ください。
家仲間コムなら
\業者の手数料が無料だから安くなるかも!/
一般的に業者さんがサイトに支払う成約手数料
(売上の約10〜20%)が家仲間コムではかかりません。
業者さんを匿名で探してみる
利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。
大永 和弘 (おおなが かずひろ)
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
関連するテーマの見積もり依頼
新築4LDKの網戸、カーテンレール、アンテナ工事 | ¥350,000 ~ ¥400,000 |
---|---|
カーテンレールの外れ修理 | ¥10,000 ~ ¥20,000 |
カーテンレールを設置したい(和室) | ¥7,000 ~ ¥60,000 |
吹き抜けに紐ひき式の天幕カーテンを設置したい | ¥150,000 ~ ¥319,000 |
カーテンレールの取り付け(150㎝巾二枚分の掃き出し窓) | ¥5,000 ~ ¥18,000 |
※価格はこの依頼での一般的な価格相場です。