カーペットの張り替えリフォームが気になる|種類と価格相場は?

カーペットの張り替えリフォームが気になる|種類と価格相場は?

フカフカで気持ちが良いカーペット・・・のはずが、よく見るとシミがついていたりぺちゃんこになっていたりといったことは珍しくはないようです。そんな時おすすめしたいのが、「カーペット張替え」リフォームです。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・カーペットのメリットは、「防音性が高い」「クッション性が高い」「断熱性がある」「インテリアとしても最適」など
・カーペットの張り替えリフォーム工法は、主に「フェルトグリッパー工法」「モノボンド工法」「直貼り工法」の3つ
・カーペットの張り替えリフォームにかかる費用の価格相場は、3~7万円

カーペットってどんなもの?

カーペットと一概に言ってもさまざまな種類のものがあります。例えば素材ひとつとっても特徴やさわり心地などは異なりますし、ましてや同じ素材のカーペットでも色や模様は多種多様なラインナップとなっているようです。そこでまずは、素材別にカーペットの特徴を見ていきましょう。ここでは、天然繊維と化学繊維の素材に分けて特徴を紹介していきます。

天然繊維(ウールやコットン)のカーペットについて

カーペットの素材として使用されることが多い天然繊維としては、ウール(羊毛)やコットン(綿)、木綿、麻、シルク、さらには畳として使用されているい草なども天然繊維に分類されます。この中でもカーペットの素材として最もメジャーなものでもあるウールはその名通り羊の毛から作られているもので、カーペットのほかにもセーターやマフラーなどとして活用されています。

また、ウールは柔らかな手触りが魅力ではあるほか、調湿性や撥水性、保温性といった機能性に優れた素材でもあるので、カーペットとしてとても優秀な素材であると言えます。

コットン製のカーペットも広く流通しているようですが、こちらは吸水性に優れていることからバスマットとして使用されることが多いようです。コットン製のカーペットは手触りも柔らかいほか、静電気も起きにくく、季節を選ばずに使用できるのも大きな魅力と言えるでしょう。

化学繊維(レーヨンやナイロン)のカーペットって?

化学繊維が使用されているカーペットも広く流通しているようです。例えばセルロース系の化学繊維に分類されているレーヨン(再生繊維)は絹に似せて作られた素材であり、少し前まではカーペットの素材として使用されることも多かったようですが、最近は機能性の面からあまり活用されなくなったと言われています。

そしてその代わりにカーペットの素材として使用されることが多くなった化学繊維が合成繊維に分類されるナイロンやアクリル、ポリエステルです。

ナイロンやアクリル、ポリエステルはすべて石油や石炭を材料として作られた合成繊維ですが、それぞれ特徴は異なります。例えばナイロンは耐久性と耐摩擦性に優れているので強度は高いですが、静電気が起こりやすいためカーペットに使われる際は制電加工がされているそうです。

また、アクリルは保湿性が高いほか、染めるときれいに発色するという特徴を持っていますし、ポリエステルは耐久性と耐摩擦性が高いことから衣服としても活用されているという特色があります。

カーペットのメリット・デメリット

カーペットのメリット・デメリット

カーペットを床材として使用する場合は、以下のようなメリット・デメリットが考えられます。

メリット

カーペットはフローリングなどと比べて防音性が高いので、小さな子供が走る足音や何かを落とした時の音などを軽減する効果が期待できます。また、クッション性も高いことから、万が一転倒してしまったときの被害を抑えることができるであろうこともメリットの一つと言えるでしょう。

デメリット

カーペットは繊維質の素材で構成されていますので、コーヒーや赤ワインなど色が濃いものをこぼしてしまうと汚れがつきやすく、お手入れも手間がかかることがデメリットとして考えられます。また、中には防虫加工、防カビ加工されているものもありますが、基本的にカーペットは高温・高湿度の部屋の場合は特にダニが発生しやすく、さらに匂いも付きやすいと言われています。

カーペットの張り替えは工法もいろいろ!

カーペットの張り替えリフォームを行う場合、主に「フェルトグリッパー工法」「モノボンド工法」「直貼り工法」といった3つの工法が活用されています。それぞれの特徴は以下の通りです。

フェルトグリッパー工法

カーペットの下にフェルトを敷き、カーペットを伸ばして金具で固定する方法のことで、断熱性や防音性に優れており、施工も容易であるようです。

モノボンド工法

モノスラブ(天然ゴム片面ガラス繊維パッキン)という素材をカーペットの下に敷き、モノボンド接着剤で固定する方法のことで、施工後は耐久性が高くなり、フラットに仕上がるのでしわやたるみもほとんどないようです。

直貼り工法

カーペットに接着剤をつけて床に張り付けていく方法のことで、施工後は耐久性が高くなるほか、しわやたるみもほとんどなく、つなぎ目もきれいに仕上がります。

3つのうち「フェルトグリッパー工法」がもっとも主流な工法であるようですが、水分が含むとカーペットにしわができやすいというデメリットもあるそうです。また、床に接着剤で貼り付ける「モノボンド工法」や「直貼り工法」は安全性は高いと言われていますが、施工するのに手間がかかるようです。

カーペット張替えリフォームの価格相場

カーペットの張り替えリフォームにかかる費用の価格相場は、およそ3~7万円と言えるでしょう。しかし張替えたい部屋の広さやカーペットの種類によって費用に差は出てきますので、まずは業者の方に見積もりを出してもらうことをおすすめします。ちなみに張替えではなく新規でカーペットを設置する際も費用が違ってくるようです。

まとめ

いかがでしたか?カーペットの張り替えリフォームは基本的には5~6年を目途に行う必要があるようです。しかし年月以外にも、カーペットの色褪せや剥がれ、ほつれが見られたり、歩いても弾力感が無かったり床鳴りが目立つ場合には張替えを検討した方が良いかもしれません。ぜひ参考にしてください。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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